21世紀の森と広場の運営、指定管理者や新ゲートの提案を市が事業者に聞く調査を10/1発表|対話は12/23・24、結果は2027年3月末

松戸市立博物館(21世紀の森と広場内)
松戸市立博物館(21世紀の森と広場内)
21世紀の森と広場の中にある松戸市立博物館。写真: Higa4/Wikimedia Commons(CC0)

松戸市は2026年10月1日、「21世紀の森と広場」と常盤平駅周辺の公園に民間事業者の力を入れる案について、事業者の提案を聞く調査(サウンディング調査)を行うと発表しました。事業者との対話は12月23日・24日(予備日25日)、結果の公表は2027年3月末です。調査は事業者の意見を聞く段階で、公園の運営者や料金が決まったという発表ではありません。いまの21世紀の森と広場は市が管理していて、2026年11月1日から2月末までの開園時間は9時から16時30分です。松戸市の公式サイトと実施要領で確かめた内容です(2026年10月2日確認)。

目次

何が決まっていて、何が決まっていない?

市の実施要領(2026年10月)には、調査の目的として「次年度以降の事業者公募に向けた検討の具体化につなげること」と書かれています。決まっているのは、事業者と対話する日程です。民間事業者が公園を運営することになった、料金が変わる、休園する、といった内容は、市の公式ページにも実施要領にも書かれていません。

項目日程(令和8年)
調査実施の公表10月1日(木)
現地見学会・説明会の参加申込10月1日(木)〜14日(水)
現地見学会・説明会10月27日(火)・28日(水)、予備日29日(木)。森のホール21 3階
質問の受付/回答10月27日〜11月4日/11月19日
サウンディングの参加申込11月19日(木)〜27日(金)
サウンディング(個別対話)12月23日(水)・24日(木)、予備日25日(金)
調査結果(概要)の公表令和9年(2027年)3月末

対象は「事業主体として関心と意欲を有する民間事業者等」(法人またはそのグループ)で、個人は対象ではありません。問い合わせは、街づくり部 常盤平駅周辺まちづくり推進課(松戸市根本387番地の5 新館8階、電話047-710-5523)です。

市が考えている事業は? 公園の運営・拠点施設・新ゲート

実施要領の「現在想定している事業方式」には、次の3つが書かれています。

方式期間・対象提案を求める内容
P-PFI(公募設置管理制度)期間20年を想定。21世紀の森と広場、または常盤平駅周辺の公園(複数も可)公園の活性化に役立つ拠点施設の整備と運営
指定管理者制度期間4年を想定(期間は事業者の提案を聞く)。対象は6パターン(21世紀の森と広場の全部・一部、常盤平駅周辺の主要な公園・全公園との組み合わせなど)公園全体の維持管理・運営、樹木管理の計画づくり
DB(設計施工一体型)21世紀の森と広場の新ゲート常盤平からのアクセス向上のために検討中の新ゲートの整備

常盤平駅周辺の公園は、実施要領の一覧に17公園が載っています。いちばん広いのは金ケ作公園(4.05ha、地区公園、1962年8月開園、駐車場あり)です。常盤平駅へ電車で行く人は「常盤平駅・五香駅の終電|松戸方面は常盤平0:28・五香0:26発、京成津田沼方面は0時台くぬぎ山止まり」、八柱駅の近くに車で行く人は「松戸駅・八柱駅の駐車場|キテミテ466台と市営134台は30分200円、八柱ヨーカドーは当日最大700円」を参考にしてください。

松戸市立博物館の入口(21世紀の森と広場内)
松戸市立博物館の入口。博物館や森のホール21は、21世紀の森と広場の中にあります。写真: Higa4/Wikimedia Commons(CC0)

21世紀の森と広場は、いまどんな公園?

実施要領には、21世紀の森と広場の概要が次のとおり書かれています。

所在地松戸市千駄堀269
面積・種別50.5ha、総合公園(東京ドーム約11個分)
開園1993年4月。年間約60万人が訪れる
管理主体松戸市
開園時間9:00〜17:00(7月21日〜8月20日は7:00〜18:30、8月21日〜31日は7:00〜17:00、11月1日〜2月末日は9:00〜16:30)。休園日は12月30日・31日、1月1日
駐車場4か所、計710台
主な施設パークセンター、カフェテラス、アウトドアセンター、自然観察舎、里の茶屋、森の工芸館、森のホール21、松戸市立博物館(隣接:県立西部図書館)

駐車場の料金や、11月1日から閉園が16時30分になることは「21世紀の森と広場の駐車場は4か所710台|東・北は1回500円、西・南は1時間100円、11/1から閉園16時30分」にまとめています。

2021年の調査と比べると:4社が提案、全社が指定管理者制度を提案

市は2021年にも、21世紀の森と広場を対象に同じ形の調査をしています。市の結果概要(2021年10月29日)によると、現地見学会に参加したのは4社、提案書を出したのは4社、個別対話に参加したのは3社でした。全ての提案者が指定管理者制度を提案し、公園と、園内の公共施設(森のホール21、松戸市立博物館など)を一体で管理するのは難しい、という提案もありました。市はこの結果を受けて、「引き続き本公園での民間活力の導入を検討していきます」としていました。

ジモはるが2021年と2026年の市の公式ページを開いて並べて確認すると、対象が広がっています。2021年は21世紀の森と広場の1か所でしたが、2026年は常盤平駅周辺の公園(17公園)を加え、P-PFIと新ゲートのDBも想定に入っています。調査の担当課も、2021年は公園緑地課の21世紀の森と広場管理事務所、2026年は常盤平駅周辺まちづくり推進課です。2026年の調査は、UR都市機構の常盤平団地の再生と連動した「常盤平地域のまちづくり」の一部として位置づけられています。

この記事で確認できていないこと

以下は2026年10月2日時点で確認できていません。

  • 事業者の公募が始まる時期(「次年度以降」とだけ書かれています)
  • 事業者が決まった場合の、利用料金・開園時間・駐車場の変更の有無
  • 新ゲートを設ける場所と開通の時期(「検討中」とだけ書かれています)
  • 今回の調査に参加する事業者の数や名前(結果の公表は2027年3月末の予定です)

出典

※この記事はジモはるが2026年10月2日14時時点で確認できた内容です。

松戸市立博物館(21世紀の森と広場内)

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