【2026年9月9日追記】小湊鐵道は一部が運休中です。列車で行く場合は要注意
8月の豪雨と9月6日〜7日の大雨の影響で、小湊鐵道は現在(9月8日〜9日)五井駅〜里見駅間のみ運転しており、里見駅〜上総中野駅間は運休・バス代行輸送です。養老渓谷駅はこの運休区間にあります。9月10日(木)からは運転区間が里見駅〜月崎駅間まで延びますが、月崎駅から先(養老渓谷・上総中野方面)は引き続き代行バスです。
10月以降は全線で終日運行の予定と公表されているため、紅葉の見頃(11月下旬〜12月上旬)には間に合う見込みです。ただし天候しだいで計画が変わる可能性があります。最新の段階は小湊鐵道、9/10から運転区間が里見→月崎に拡大|いすみ鉄道は上総中野で接続なしにまとめました。列車で行くつもりなら、出かける直前にもう一度確認してください。
上総中野でいすみ鉄道に乗り継いで房総を横断する行き方は、いすみ鉄道側が脱線事故(2024年10月4日発生)の影響で全線運休中のため、当分できません。いすみ鉄道は大原駅〜大多喜駅間は令和9年(2027年)秋頃までの運行再開を目指すとしていますが、小湊鐵道と接続する大多喜駅〜上総中野駅間は復旧の費用・時期とも2026年9月時点で未定(調査中)です。
市原市とその周辺(房総半島南部)で楽しめる紅葉スポットをまとめました(最終確認日:2026年7月30日)。房総の紅葉は都心より色づきが遅く、養老渓谷・梅ヶ瀬渓谷は関東でも見頃の遅いスポットとして知られています。見頃の目安、アクセス、ライトアップ情報を場所ごとに整理しました。2026年の具体的な見頃予報は気象協会や観光サイトが9月頃から発表を始めるため、2026年7月30日時点ではまだ出ていません。発表が出次第、このページに追記します。
【2026年9月3日 追記】もみじロードは全線通行止めです
富津市の「もみじロード」(県道182号上畑湊線)が、2026年8月6日から全線で通行止めになっています。富津市志駒で道路が陥没したためで、規制区間は約17.5km。この路線の総延長17.517kmとほぼ同じで、実質的に全線が通れません。
千葉県の発表は「復旧が完了するまでの間」とあるだけで、完了の時期は2026年9月3日時点で公表されていません。もみじロードのもみじの見ごろは例年11月下旬から12月上旬です。今年の紅葉の時期に通れるかどうかは、現時点では分かりません。
この記事で紹介している養老渓谷・大福山・梅ヶ瀬渓谷は、この規制の対象ではありません。ただし、もみじロードへ行くつもりだった人は行き先を変える必要があります。
もみじロードは全線17.5km通行止め中|2026年8/6から復旧完了まで、迂回は国道465号経由
房総の紅葉はいつが見頃?
房総半島の紅葉は都心部より色づきが遅く、見頃の期間が比較的長いのが特徴です。過去の実績によると、養老渓谷・梅ヶ瀬渓谷は例年11月中旬に色づき始め、見頃のピークは11月下旬〜12月上旬です。梅ヶ瀬渓谷は「関東で一番遅い紅葉名所」ともいわれ、12月に入っても楽しめることがあります。

養老渓谷|市原市・大多喜町
養老渓谷は大多喜町から市原市にかけて養老川が刻んだ渓谷で、県内屈指の紅葉スポットです。100mの「粟又の滝」、養老川沿い約1.2kmの「中瀬遊歩道」、川回し工事の跡地「弘文洞跡」が定番の見どころです。駐車場の料金・台数、ライトアップの実績など詳しい情報は個別記事にまとめています。
大福山展望台|市原市最高峰から紅葉を一望
大福山は標高292mの市原市最高峰で、山頂東側約200mの地点にある大福山展望台からは、養老渓谷方面に連なる山々の紅葉を一望できます。麓から展望台までは登山道を歩く必要があり、ハイキングの装備で向かうのが安心です。11月下旬〜12月上旬にかけて、周辺でライトアップが行われることもあります。
| 標高 | 292m(市原市最高峰) |
|---|---|
| 見どころ | 展望台からの紅葉の眺望 |
| アクセス | 養老渓谷駅・上総中野駅方面から。登山道を歩く区間があります |
| 問い合わせ | 養老渓谷観光協会 |
駐車場・アクセス・ハイキングコースの詳細は「梅ヶ瀬渓谷・大福山展望台の紅葉2026」にまとめています。
梅ヶ瀬渓谷|関東で一番遅い紅葉名所
梅ヶ瀬渓谷は大多喜町から市原市にかけて流れる養老川が形成した渓谷で、「関東で一番遅い紅葉名所」として紹介されることがあります。養老渓谷駅から徒歩約10分の入口から、足場の悪い道を含む本格的なハイキングコースが続き、往復2km・1時間以上かかります。歩きやすい靴と装備での来訪をおすすめします。遊歩道は基本的に24時間出入り自由で定休日はありませんが、夜間は照明がないため日没前の来訪をおすすめします。開場時間や案内所の営業時間については、養老渓谷観光案内所(9:00〜17:00、貸自転車の最終貸出15:30)が目安になります。
| アクセス | 小湊鐵道・養老渓谷駅から徒歩約10分(入口まで) |
|---|---|
| コース | 往復約2km、1時間以上。足場の悪い区間あり |
| 駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
| 問い合わせ | 大多喜町公式サイト/養老渓谷観光案内所 0436-96-0055 |
濃溝の滝・亀岩の洞窟|君津市(通年の人気スポット)
濃溝の滝・亀岩の洞窟(清水渓流広場)は君津市にある景勝地で、川廻し工事で作られた洞窟から差し込む光が水面に映る様子がSNSで話題になり、通年で人気のスポットです。ハート形に見える光が撮影できるのは3月・9月の彼岸前後の早朝とされ、紅葉シーズンそのものの名所ではありませんが、養老渓谷方面から車で移動できる距離にあり、房総ドライブの立ち寄り先として組み合わせやすいスポットです。
| 所在地 | 君津市笹(清水渓流広場) |
|---|---|
| アクセス | アクアライン・君津ICから房総スカイライン経由 |
| 問い合わせ | 君津市経済振興課観光振興係 0439-56-1325 |

結局どこがおすすめ?スポット比較と回り方
それぞれのスポットは歩きやすさや混雑状況がかなり違います。目的別に整理しました。
| スポット | 見頃の目安 | 歩きやすさ | 子連れ | 駐車場 |
|---|---|---|---|---|
| 養老渓谷(粟又の滝・中瀬遊歩道) | 11月下旬〜12月上旬 | 遊歩道が整備済みで歩きやすい | ◎ | 500円×2箇所(計約85台)+無料1箇所(約20台) |
| 梅ヶ瀬渓谷 | 11月下旬〜12月(関東で一番遅い) | 遊歩道なし・渡渉あり、防水シューズ推奨 | △(本格的な装備が必要) | 500円/日・約100台 |
| 大福山展望台 | 11月下旬〜12月上旬 | 梅ヶ瀬渓谷駐車場から登山道、健脚向け | △〜× | 専用駐車場は確認できず(梅ヶ瀬渓谷駐車場を利用) |
| 濃溝の滝・亀岩の洞窟 | 紅葉名所ではなく通年人気 | 遊歩道あり、歩きやすい | ◎ | 公式情報を確認中 |
歩きやすさ・子連れを優先するなら養老渓谷(粟又の滝・中瀬遊歩道)がおすすめです。遊歩道が整備されており、駐車場も選択肢が複数あります。
人が少ない穴場や、一番遅くまで紅葉を楽しみたい場合は梅ヶ瀬渓谷が候補になりますが、遊歩道のない本格的なハイキングになるため、防水シューズなど装備を整えてから向かってください。
眺望を楽しみたい・体力に自信がある場合は大福山展望台まで足を延ばす価値があります。
1日で複数スポットを回る場合、養老渓谷(粟又の滝・中瀬遊歩道)は遊歩道が整備されているため午前中に無理なく歩けますが、梅ヶ瀬渓谷・大福山展望台は駐車場が別で本格的なハイキングになるため、同じ日に両方歩く場合は体力に余裕を持ったスケジュールがおすすめです。養老渓谷駅エリア内で車移動は可能ですが、正確な所要時間は公式情報で確認できていません。
よくある質問
Q. 2026年の紅葉はいつ見頃ですか?
A. 2026年7月30日時点で2026年の見頃予報はまだ発表されていません。例年、養老渓谷・梅ヶ瀬渓谷は11月中旬に色づき始め、11月下旬〜12月上旬がピークです。
Q. 一番遅くまで紅葉が楽しめる場所はどこですか?
A. 梅ヶ瀬渓谷は「関東で一番遅い紅葉名所」として紹介されることがあり、12月に入っても楽しめる場合があります。
Q. 大福山展望台へのアクセスは大変ですか?
A. 展望台までは登山道を歩く区間があります。ハイキングの装備での来訪をおすすめします。
Q. 濃溝の滝は紅葉スポットですか?
A. 濃溝の滝・亀岩の洞窟は通年の人気スポットで、紅葉そのものの名所ではありません。養老渓谷方面からのドライブと組み合わせる立ち寄り先として紹介しています。
まとめ
市原市とその周辺の紅葉は、養老渓谷・大福山展望台・梅ヶ瀬渓谷が中心で、例年11月中旬から色づき始め、11月下旬〜12月上旬が見頃です。梅ヶ瀬渓谷は関東でも見頃の遅いスポットとして知られています。2026年の見頃予報・ライトアップの詳細は、発表され次第このページを更新していきます。
市原市内の他の秋イベントは「2026年秋のおでかけまとめ」でもチェックできます。
今年の紅葉、行く前に確かめること
房総の紅葉は全国的に見て遅く、11月下旬から12月上旬が中心です。年によっては12月に入ってから色づきます。「11月の三連休に行けば見ごろ」とは限りません。
1|道路が通れるか
2026年は、富津市のもみじロード(県道182号上畑湊線)が8月6日から全線通行止めです。道路陥没によるもので、復旧の時期は2026年9月3日時点で公表されていません。
房総の紅葉スポットは山あいにあり、道が1本しかない場所が多くあります。1本止まると迂回が大回りになります。出かける前に、千葉県の「県管理道路通行規制情報」を見ておくと確実です。
2|駐車場が何台あるか
紅葉の時期は、ふだんは空いている駐車場が埋まります。養老渓谷は見ごろの週末に周辺道路が渋滞します。朝の早い時間に着くか、平日にずらすかで、かかる時間がまったく変わります。
3|電車で行くなら、鉄道の運行状況
養老渓谷へ小湊鐵道で行く場合は、運行状況の確認が要ります。2026年9月5日から月崎まで運転していますが、トロッコ列車は10月8日まで運休で、代行バスの乗り場も加茂郵便局前に変わっています。
小湊鐵道、9/10から運転区間が里見→月崎に拡大|いすみ鉄道は上総中野で接続なし(脱線事故で全線運休中)
4|日没の早さ
11月下旬の房総は、16時半には暗くなり始めます。山あいの渓谷はさらに早く陰ります。紅葉を撮るなら午前中から昼過ぎまでが実質的な時間です。
帰りの山道は、街灯のない区間があります。暗くなってからの運転を避けたいなら、15時には動き出すつもりで組んでください。
内房で紅葉と一緒に回れる場所
紅葉だけを見て帰るには、房総の山あいは遠すぎます。同じ方面で組み合わせられる場所を挙げます。
| 場所 | 市 | 紅葉との組み合わせ |
|---|---|---|
| 鹿野山 九十九谷 | 君津市 | 雲海が出るのは秋冬の早朝。駐車場10台、君津ICから25分 |
| 濃溝の滝・亀岩の洞窟 | 君津市 | 駐車場130台が無料。養老渓谷と同じ方面 |
| 養老渓谷駅の周辺 | 市原市 | 滝・温泉・足湯まで歩いて行けます |
| マメノキドッグパーク | 富津市 | もみじロード沿い。2026年は前面の県道が通行止め |
鹿野山の九十九谷は、紅葉そのものより「雲海が出る条件」で行く日を選ぶ場所です。秋から冬の早朝、放射冷却が効いた日に出ます。紅葉を見てから帰るのではなく、朝いちばんに寄ってから紅葉へ回る順番になります。
鹿野山九十九谷の雲海は秋冬の早朝|駐車場10台、君津ICから25分
濃溝の滝は9月のお彼岸が狙い目|日の出は5時25分ごろ、5連休は早朝から混みます。駐車場130台無料
養老渓谷駅から歩いて行ける場所|滝・温泉・足湯までの時間と次の列車までの過ごし方
房総の紅葉が遅い理由
紅葉は最低気温が8℃くらいまで下がると始まり、5〜6℃で一気に進むとされています。房総半島は三方を海に囲まれていて、海水が冷えにくいぶん気温が下がりにくくなります。
同じ千葉県でも、内陸の養老渓谷と海沿いでは時期がずれます。標高が高いところ、谷の奥から先に色づきます。「県内で一斉に見ごろになる」ということは起きません。
これは行く側にとっては有利に働きます。関東の他の紅葉地が終わったあとに、房総はまだ残っていることがあります。12月の第1週に行ける場所が近くにある、というのは他の地域にはない条件です。
色づきの情報はどこで見るか
- 各施設・自治体の公式サイト ― 「紅葉状況」を写真つきで出す施設があります
- 市の観光協会の公式SNS ― 更新がいちばん早いことが多いです
- 紅葉情報サイト ― 目安にはなりますが、更新が遅れることがあります
見ごろの判断は、日付ではなく実際の色づきで決めてください。「例年11月下旬」は平均であって、その年の答えではありません。
3か所は性格が違います
養老渓谷・大福山・梅ヶ瀬渓谷は、同じ市原市の南部にありますが、行き方も歩く量も違います。「近いからまとめて回れる」と考えると、時間が足りなくなります。
| 養老渓谷 | 大福山展望台 | 梅ヶ瀬渓谷 | |
|---|---|---|---|
| 歩く量 | 少ない。駅から歩ける範囲に滝と温泉 | 少ない。展望台まで車で上がれます | 多い。渓谷を歩くコース |
| 靴 | ふつうの靴で大丈夫 | ふつうの靴で大丈夫 | 歩ける靴が要ります |
| 電車 | 小湊鐵道 養老渓谷駅 | 駅から遠い | 駅から遠い |
| 向いている人 | 電車で行きたい・温泉に入りたい | 景色を見て帰りたい | 歩きたい・写真を撮りたい |
梅ヶ瀬渓谷は川沿いを歩くコースで、途中に渡渉(川を渡る場所)があります。雨のあとは水量が増えます。紅葉の写真を撮る目的ならここですが、小さい子ども連れや、時間に余裕がない日には向きません。
電車で行くなら養老渓谷です。駅から歩いて滝・温泉・足湯まで行けるので、車がなくても成立します。大福山と梅ヶ瀬渓谷は車が前提です。
1日で回るなら、この順番
- 朝いちばんに鹿野山の九十九谷(雲海が出る条件の日だけ)
- 午前に大福山展望台。上まで車で行けるので時間がかかりません
- 昼に養老渓谷。食事と温泉はここ
- 歩く体力が残っていれば梅ヶ瀬渓谷。ただし日没に注意
4つ全部は、11月下旬の日照時間では厳しくなります。16時半には暗くなり始めるので、実質的に動けるのは9時から15時までの6時間です。2か所か3か所に絞るほうが、それぞれをちゃんと見られます。
紅葉の時期は、食事の場所を先に決めておく
山あいは飲食店の数が限られます。紅葉の週末は昼どきに待ちが出ます。先に食べるか、時間をずらすか、持っていくかを決めておくと、そこで1時間を失わずに済みます。
この記事で確認していないこと
- 2026年の各スポットの色づき状況 ― 9月3日時点ではまだ始まっていません
- 各スポットの2026年の駐車場料金(改定されている可能性があります)
- もみじロードの復旧時期 ― 千葉県は「復旧が完了するまで」としか発表していません
- 紅葉まつり・ライトアップの2026年の実施の有無
見ごろの時期が近づいたら、各施設・自治体の発表で最新の状況をご確認ください。



