千葉市美浜区高浜にある千葉市地方卸売市場で、2026年9月12日(土)に「市民感謝デー」が開かれます。毎月第2・第4土曜日だけの開催で、9月は12日と26日の2回。12日が今月最初の開催です。
この日の何が特別かというと、ふだんは一般の人が入れない水産棟で買い物ができます。通常の営業日に入れるのは関連棟だけで、水産棟は業者向けの区画です。月に2回だけ扉が開く、という理解が正確です。朝7時から始まり、車で行くならゲートでの手続きがあります。順に書きます。

千葉市地方卸売市場の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 千葉市地方卸売市場(水産棟・関連棟・青果棟) |
| 住所 | 〒261-0003 千葉市美浜区高浜2丁目2番1号 |
| 市民感謝デー | 毎月第2・第4土曜日(2026年9月は12日・26日) |
| 営業時間(感謝デー) | 水産棟 午前7時〜/関連棟 午前10時〜正午頃 |
| 営業時間(通常日) | 関連棟 午前10時頃〜正午頃。水産棟は一般客不可 |
| 定休日 | 市場の休市日。具体的な曜日は市の案内で確認できず |
| 駐車場 | 無料(台数の記載なし)。Aゲートまたは Cゲートから入場 |
| アクセス | JR稲毛駅西口からバス「高浜車庫」下車 徒歩約5分 |
| ペット | 同伴不可 |
ここから、当日つまずきやすい順に説明します。(2026年9月8日時点の情報です)
ふだん入れる棟と、感謝デーだけ入れる棟が違う
千葉市地方卸売市場は3つの棟に分かれていて、一般の人が入れる範囲が棟ごとに決まっています。
| 棟 | 通常の営業日 | 市民感謝デー | 扱うもの |
|---|---|---|---|
| 関連棟(黄色の建物) | ◯ 入れる | ◯ 入れる | 肉、青果、加工品、冷凍品、海苔、漬物、豆腐ほか |
| 水産棟 | × 入れない | ◯ 入れる | 鮮魚・干物などの水産物 |
| 青果棟 | × 立ち入り不可 | × 立ち入り不可 | ― |
魚を買いに行くなら、市民感謝デーでなければ意味がありません。通常の営業日に行っても水産棟には入れず、関連棟で肉や海苔、加工品を買うことになります。青果棟は感謝デーでも立ち入りできません。
通常営業日に関連棟へ行く場合は、入場ゲートで「関連棟に買い物・食事に来た」と申し出る決まりです。市場は業者が働いている場所なので、勝手に入ってよい施設ではありません。

朝7時開始。ただし水産棟の終了時刻は情報が食い違っている
ここは正直に書きます。水産棟が何時に終わるのかについて、公式の情報源どうしで記述が食い違っています。
| 情報源 | 水産棟の時間 |
|---|---|
| 千葉市(市民感謝デーの案内ページ) | 午前7時から正午頃まで(10時頃までとの記載もあり) |
| 千葉水産物仲卸協同組合 | 午前7時頃から9時30分頃まで |
関連棟については、どちらも午前10時から正午頃までで一致しています。
この食い違いをどう扱うかですが、早い時間に行くのが唯一の安全策です。市の案内にも「店舗により閉店時刻が異なりますのでご注意ください。なるべく早い時間のご来場をおすすめします」と書かれています。9時30分で閉まる店があると考えて動けば、どの情報が正しくても困りません。
逆に、10時半に着くつもりで出ると、水産棟が終わっている可能性があります。魚が目的なら、7時台から8時台に着く計画にしてください。
| 時間帯 | できること |
|---|---|
| 7:00〜9:30 | 水産棟で魚を買う(確実に開いている時間帯) |
| 9:30〜10:00 | 水産棟は店じまいが始まっている可能性 |
| 10:00〜12:00頃 | 関連棟で肉・海苔・加工品。食事もこの時間帯 |
車で行くなら、ゲートで臨時入場許可証を受け取る
ここが他の商業施設と大きく違う点です。駐車場に入る前に、ゲートでの手続きがあります。
入場できるのは次の2つのゲートです。
- Aゲート ― 南東側(千葉陸運支局側)
- Cゲート ― 南西側(稲毛海浜公園側)
手順は、ゲートで一時停止して来場の旨を申し出ると、臨時入場許可証が渡されます。これをフロントガラスに掲示して駐車し、退場するときに返却します。返却を忘れるとゲートで止まることになるので、車内の見やすい場所に置いておくのが無難です。
駐車場は無料です。ただし台数は千葉市の案内では確認できませんでした。市民感謝デーは月2回しかない日なので、朝の時間帯は混むと見ておいたほうがいいでしょう。
電車とバスで行く場合の乗り場
バスは京成バス千葉セントラル(旧・千葉海浜交通)が運行しています。経路は3通りあります。
| 出発駅 | 乗り場 | 行き先 | 下車 | 徒歩 |
|---|---|---|---|---|
| JR総武線 稲毛駅 | 西口 2番乗り場 | 「高浜車庫」/「花の美術館・稲毛海浜公園プール」 | 高浜車庫 | 約5分 |
| JR京葉線 稲毛海岸駅 | 南口 2番乗り場 | 「海浜公園入口」 | 海浜公園入口 | 約5分 |
| JR京葉線 稲毛海岸駅 | 南口 3番乗り場 | 「稲毛駅」 | 稲毛高校 | 約8分 |
市原方面から電車で行く場合は、内房線で千葉駅へ出て総武線に乗り換え、稲毛駅からバスという経路が分かりやすい形です。朝7時台に着くには、かなり早い時間に出ることになります。水産棟を狙うなら車のほうが現実的でしょう。
何が買えるのか
棟によって扱うものが分かれています。
水産棟では、新鮮な魚を中心とした水産物が並びます。関連棟では、肉、青果、加工品、冷凍品、海苔、漬物、豆腐などが扱われています。鰹節を扱う店もあります。
買い物のほかに食事もできます。市の案内には「市場ならではのお食事をお楽しみいただけます」とあります。市場の食堂は朝が早いので、買い物のあとに朝食という使い方ができます。
価格帯については、市の案内にも組合の案内にも記載を確認できませんでした。卸売市場だから必ず安い、と断定できる材料はありません。仲卸が一般向けに販売する形なので、量や品によって条件が変わると考えるのが妥当です。この記事では価格を書きません。
行く前に知っておくこと
千葉市の案内に明記されている注意事項です。
- ペットの同伴はできません
- 手洗い、および各所に設置された消毒液での手指の消毒を求められます
- 発熱・風邪症状など体調がすぐれない場合は入場を控えるよう案内されています
- 青果棟には立ち入れません
- 店舗により閉店時刻が異なります
市場は業者が仕事をしている場所です。フォークリフトやターレ(運搬車)が動いている区画があるため、子どもから目を離さないこと、通路の真ん中で立ち止まらないことが実際には重要になります。保冷バッグを持っていくと、魚を買ったあとの移動が楽になります。
9月12日に特別企画はあるのか
市民感謝デーでは、回によって起震車の体験会などの特別企画が組まれることがあります(2026年8月8日の回で実施例あり)。
9月12日の特別企画については、2026年9月8日時点で告知を確認できませんでした。企画があることを前提に行くのではなく、水産棟での買い物を目的に行くのが確実です。
次はいつ開かれるのか
市民感謝デーは毎月第2・第4土曜日です。この規則から、今後の開催日は次のようになります。
| 月 | 第2土曜 | 第4土曜 |
|---|---|---|
| 2026年9月 | 9月12日 | 9月26日 |
| 2026年10月 | 10月10日 | 10月24日 |
| 2026年11月 | 11月14日 | 11月28日 |
9月以降の日付は「毎月第2・第4土曜日」という規則から計算したもので、千葉市が個別に告知した日程ではありません。祝日や市場の休市日と重なった場合に変更される可能性があるため、直前に千葉市の案内ページで確認してください。
なお、市場が休業する日(休市日)については、市の案内で確認できませんでした。卸売市場は水曜や日曜、祝日が休業になることが多い業態ですが、千葉市の案内でその曜日を確認できていないため、この記事では断定しません。通常営業日に関連棟だけを目的に行く場合は、事前に確認しておくほうが安全です。
現時点で確認できていないこと
買い物の計画に関わる項目なので、確認が取れなかったものを明記します(2026年9月8日時点)。
- 水産棟の正確な終了時刻 ― 千葉市と仲卸協同組合で記述が食い違っている(9時30分頃/10時頃/正午頃)
- 駐車場の収容台数 ― 「無料駐車場をご用意」との記載のみ
- 支払い方法 ― 現金のみか、カードやQR決済が使えるかの記載なし
- 価格帯 ― 記載なし
- 8月22日の特別企画の有無 ― 告知を確認できず
- 市場の休市日 ― 記載を確認できず
- 荒天時の中止・順延 ― 千葉市の案内・千葉水産物仲卸協同組合のいずれにも記載がありません(2026年9月12日確認)。水産棟・関連棟とも屋内施設のため、雨天が理由で中止となる性質のイベントではないとみられます。
確実にしたい場合は、千葉市経済農政局の市場関連の窓口へ直接確認してください。
同じ9月12日、千葉市内でほかにできること
市民感謝デーは正午には終わります。同じ土曜の午後から、千葉市内には別の選択肢があります。
市場のある美浜区は稲毛海浜公園にも近く、買い物のあとに海沿いまで足を延ばすこともできます。すぐそばの稲毛海浜公園プールは9月の平日は休業ですが、市民感謝デーと同じ土曜なら営業日と重なる日もあります。海側でもう少し足を延ばすなら、いなげの浜まで歩いて行くこともできます。この記事の内容は2026年9月8日時点のものです。
まとめ
千葉市地方卸売市場の市民感謝デーは、2026年9月12日(土)が今月最初の開催です。押さえておきたいのは次の4点です。
- 水産棟に入れるのは感謝デーだけ。通常営業日は関連棟のみで、青果棟はいつも立ち入り不可
- 朝7時開始。9時30分で閉まる店があると考えて動く。終了時刻は情報源で食い違っているため、早い時間が唯一の安全策
- 車はAゲートかCゲートから。臨時入場許可証をフロントガラスに掲示し、退場時に返却する。駐車場は無料
- ペット同伴不可。業者が働いている場所なので、通路での立ち止まりにも注意
情報源は千葉市「毎月第2・第4土曜日に地方卸売市場で市民感謝デーを開催します」、千葉市「一般個人の方へ」、千葉市「アクセス方法」、千葉水産物仲卸協同組合です。
市原・木更津から千葉市へ行くなら、まとめも用意しています。9月の行き先15か所を、料金と駐車場を並べて比べられるようにしました。



