富津市の獣害対策相談会は9/10・申込不要|防護柵の補助は上限5万円、10アール120mが条件

富津市の獣害対策相談会(画像はイメージ)

富津市が9月10日(木)に獣害対策相談会を開きます。事前の申込は要りません。当日、会場へ行けば専門家に相談できます。

相談料は無料です。市内在住・在勤なら誰でも参加できます。午前と午後で会場が違うので、行きやすい方を選んでください。

この記事は2026年8月24日時点で、富津市の公式発表から確認できた内容です。

【2026年9月9日追記】富津市の公式サイトを再確認しました。相談日・時間・会場・申込不要・相談員とも変更はなく、明日9月10日(木)に予定どおり開催されます。

目次

9/10(木) 獣害対策相談会|申込不要・午前と午後で会場が違う

項目内容
相談日2026年9月10日(木曜日)
午前の部9:30〜11:30富津市民会館 2階 研修室(富津市湊765-1)
午後の部13:00〜15:00竹岡コミュニティセンター 集会室(富津市竹岡473-1)
申込事前申込は不要。当日、直接会場へ
対象市内在住・在勤の方
相談員合同会社AMAC(エーマック)
主催富津市有害鳥獣対策協議会
問い合わせ富津市役所 建設経済部 鳥獣対策室
0439-80-1284

相談に応じるのは「農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー」です。市の説明では、個人からの相談も集落単位の相談も受けて、具体的な防除方法の助言・提案を行うとされています。

午前は湊、午後は竹岡。市内でも距離があります。富津市民会館から竹岡コミュニティセンターまでは南へ約10km。近い方の会場を選んでください。

持っていくと話が早いもの

公式に持ち物の指定はありません。ただし「具体的な防除方法の助言」を受ける場なので、現場の情報があるほど具体的な話になります。

  • 被害を受けている場所の写真(食害の跡・侵入口・足跡)
  • 農地の広さと、囲いたい範囲のおおよその長さ(後述の補助金は面積と延長で条件が決まります)
  • いつ・どの時間帯に出るか。目撃した獣の種類
  • 今どんな対策をしていて、何が効かなかったか
富津市の獣害対策相談会(画像はイメージ)
補助は資材費の1/2・上限5万円。ただし10アール以上・120メートル以上が条件(画像はイメージです)

防護柵の補助金がある|上限5万円・条件が細かい

富津市は防護柵の資材費を補助しています。令和8年度の「有害獣防護柵設置事業補助金(市単独事業)」です。

項目内容
補助額資材費の2分の1以内・上限5万円
※1,000円未満の端数は切り捨て
対象市内に住所がある農業者(前年の農業所得がある個人・団体・法人)で市税の滞納がない方
対象の柵電気柵・ワイヤーメッシュ柵(国の補助事業の対象外=受益戸数2戸以下等のもの)
申請期限令和9年2月26日(金曜日)
予算額に達した場合は期限前でも受付終了
窓口農林水産課 鳥獣対策室(市役所4階42番窓口)

満たさないといけない条件が7つあります

ここが厳しいので、先に自分が当てはまるか確認してください。公式には次の全てに該当することとされています。

  1. 防護柵の設置箇所と受益農地が市内にあること
  2. 受益農地の全部または一部を所有または借用し、かつ耕作されていること
  3. 受益農地の面積が10アール以上であること
  4. 防護柵の設置延長が120メートル以上であること
  5. 法定耐用年数が電気柵8年・ワイヤーメッシュ柵14年で、侵入を防ぐと認められる構造であること
  6. 近隣の設置状況や地形により、3戸以上での共同設置ができないもの
  7. 過去に同種の補助金を受けていないこと(受けた柵が耐用年数を過ぎている場合は除く)

「10アール以上」「120メートル以上」という条件が実質的な線引きです。家庭菜園の規模では対象になりません。

申請には事業計画書・設置場所一覧表・位置図・資材費の見積書の写し・前年の農業販売収入がわかる書類・市税の納税状況確認同意書が要ります。見積書が必要なので、業者に見積もりを取ってから申請する順番になります。

サルは猟銃によるパトロールが実施されています

富津市では、猟友会による「猟銃による駆除を伴うサルパトロール」が行われています。大佐和地区と天羽地区が対象です。

項目内容
実施時間午前6時〜午前9時※終了が早まる場合あり
区域大佐和地区・天羽地区
雨天中止

公表されている実施日は令和8年7月30日・8月6日・8月20日・8月27日で、2026年8月24日時点では9月以降の日程は発表されていません。

市は「駆除実施者を見かけた際には不用意に近づかないよう」呼びかけています。早朝に散歩や農作業をする地区の方は、時間帯を頭に入れておいてください。

サルの出没状況によっては、公表日以外に緊急出動することもあると案内されています。

屋根裏の獣害は市の枠外(画像はイメージ)
天井裏の被害は農作物対策の枠に入らない。封鎖と清掃は自分で手配することになる(画像はイメージです)

相談会の前に、自分の状況がどれに当たるか決めておく

獣害と一口に言っても、使える制度がまったく違います。9/10に行く前に、自分がどれなのかをはっきりさせておくと、相談時間が無駄になりません。

状況使えるもの急ぐ度合い
農地の作物が食べられている
(10アール以上)
9/10の相談会+防護柵の補助金(上限5万円)申請期限は令和9年2月26日
家庭菜園が荒らされている
(10アール未満)
9/10の相談会で防除方法の助言
※補助金は面積要件を満たしません
自費で対策する前提
家の天井裏で音がする・臭う市の農作物被害対策の枠外
建物側の封鎖と清掃が要る
早いほど被害が小さい
サルの群れが出る(大佐和・天羽)猟友会のパトロール
市の鳥獣対策室へ通報
早朝6〜9時に実施

いちばん判断を間違えやすいのが3行目です。「獣が出た=市に相談」と考えて相談会に行っても、屋根裏の問題は農作物被害対策の枠に入っていません。

屋根裏の被害が、待つほど高くつく理由

糞尿は断熱材と天井板に染み込みます。初期なら追い出しと封鎖で済んだものが、放置すると天井板の張り替えまで必要になります。

  • 臭いが下の階まで届くようになると、断熱材の交換が要ることが多い
  • ダニやノミが室内に降りてくる ― 巣ができてからだと駆除の範囲が広がります
  • 繁殖期に入ると子どもが動けず、封鎖してしまうと中で死ぬ ― 結果として天井を開けることになります
  • ハクビシン・アライグマは同じ場所に戻る習性があり、追い出しただけでは再発します

「音がするだけ」の段階と「シミが出ている」段階では、必要な工事が変わります。相談会に行くにしても、並行して現状を見てもらうと、9/10に「補助が使えるのか、自費なのか」まで含めて相談できます。

補助金を使うなら、9/10より前に見積もりを取っておく

防護柵の補助金には「資材費の見積書の写し」が必要です。つまり見積もりを取ってからでないと申請できません。

申請に要る書類をもう一度並べます。

  1. 有害獣防護柵設置事業補助金交付申請書
  2. 事業計画書
  3. 設置場所一覧表
  4. 位置図
  5. 資材費の見積書の写し ← これが先に要ります
  6. 前年の農業による販売収入額がわかる書類(申告書の写し等)
  7. 市税の納税状況確認同意書

様式は鳥獣対策室の窓口で受け取れます。市役所4階42番窓口です。9/10の相談会で「どの柵が向いているか」を聞いてから見積もりを取る、という順番でも間に合います(期限は令和9年2月26日)。

電気柵とワイヤーメッシュ柵では耐用年数が違います。電気柵8年、ワイヤーメッシュ柵14年。補助は同種のものを重ねて受けられないので、耐用年数が長い方を選ぶと次の補助まで期間が空きます。この判断こそ相談会で聞くべきところです。

9月の富津市はほかにも相談窓口が開きます

富津市は9月に複数の無料相談を予定しています。市のイベントカレンダーから確認できるものを挙げます。

  • 結婚相談(月内に複数回)
  • 消費生活相談
  • 栄養相談
  • 離乳食教室
  • フレイルチェック講座
  • スポーツ教室
  • アユ釣り解禁(期間中)

いずれも日程と会場は富津市の公式サイトで確認してください。この記事で日時まで裏を取ったのは獣害対策相談会(9/10)だけです。

周辺市のおでかけ情報

富津から足を延ばすなら、9月は房総の各所でイベントが重なります。

市の枠組みで解決できることと、できないこと

ここまでが富津市の公的な支援です。整理すると、市が扱うのは次の範囲になります。

  • 相談 ― 9/10の相談会。無料・申込不要
  • 柵の費用 ― 上限5万円。ただし10アール以上・120メートル以上の農地が条件
  • サルの駆除 ― 猟友会によるパトロール。地区と時間が決まっている

逆に、市の枠組みに入っていないものがあります。

  • 住宅の屋根裏に入られた場合の追い出しと清掃 ― 農作物被害の対策とは別です
  • 侵入口の封鎖 ― 建物側の工事は自分で手配することになります
  • 糞尿による天井のシミ・臭い・ダニの処理
  • 家庭菜園規模の柵 ― 補助金の面積要件を満たしません

農地の被害なら市の相談会と補助金がそのまま使えます。まず9/10に行ってください。ただし「家の天井裏で音がする」「糞の臭いがする」という段階なら、話が変わります。それは市の農作物被害対策の枠外で、待っていても順番は回ってきません。

清掃と封鎖は、どのみち自分で手配することになります。相談だけなら無料で受けてくれる業者があるので、市の相談会と並行して見積もりを取っておくと、9/10の相談で「業者に頼むといくらか」まで含めて判断できます。

※以下はプロモーションを含みます

関東の害獣駆除【ハウスガード24】に無料で相談する

※依頼する前に「捕獲だけか、封鎖・清掃まで含むか」「再発したときの保証があるか」「追加費用が出る条件」を確認してください。見積もりを取っただけで契約する義務はありません。

市原市で同じ状況になったら

市原市には富津市のような獣害相談会の定期開催が確認できていません。市原市でアライグマ・ハクビシン・イノシシの被害に遭った場合の窓口と、役所に早く動いてもらう伝え方は市原市でアライグマ・ハクビシン・イノシシが出たらにまとめています。

市原市は市の窓口(0436-36-4187)に加えて、町会経由の仕組みとわなの貸与があります。自治体によって使える制度が違うので、住んでいる市のものを確認してください。

この記事で確認できていないこと

  • 相談会の定員 ― 公式に記載がありません(申込不要のため先着かどうかも不明)
  • 9月以降のサルパトロールの日程 ― 2026年8月24日時点で未発表です
  • 相談会の駐車場 ― 両会場とも台数の記載がありません
  • 補助金の現在の予算消化状況・残額 ― 公式は「予算額に達した場合は期限前でも受付終了」と案内していますが、今どれくらい残っているかまでは公表されていません
  • 富津市の有害鳥獣の捕獲実績 ― この記事では扱っていません

確認先

※この記事は2026年8月24日時点で富津市の公式発表から確認できた内容です。日程・補助内容は変更される場合があります。参加や申請の前に富津市へ確認してください。

富津市の獣害対策相談会(画像はイメージ)

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