富津市のラーメン店8選|竹岡式ラーメン発祥の地、梅乃家・鈴屋から辛麺まで

千葉県三大ご当地ラーメンの1つ「竹岡式ラーメン」は、富津市竹岡が発祥の地です。チャーシューを煮込んだ醤油ダレをお湯で割るだけという独特の製法は、この地区の2軒の店から始まりました。この記事では、竹岡式ラーメン発祥の2店を含む、富津市内で実際に営業しているラーメン店8軒を、住所・営業時間・定休日・価格帯とともに紹介します(2026年8月20日確認)。

この記事の内容

  1. 竹岡式ラーメンはここから始まった
  2. 富津市のラーメン店8軒 比較表
  3. 各店の詳細
  4. 竹岡式ラーメンを食べ比べるなら
  5. 竹岡式以外を食べるなら
  6. よくある質問
目次

竹岡式ラーメンはここから始まった

竹岡式ラーメンは、富津市竹岡にある2軒の店に由来するとされています。創業が古いのは「鈴屋」ですが、「梅乃家」が発端となって竹岡式ラーメンが広く普及したという説が有力です(Wikipedia「竹岡ラーメン」の項目より)。梅乃家は1954年(昭和29年)創業、70年以上にわたって竹岡の地で営業を続けてきました。竹岡式最大の特徴は、動物系・魚介系のだしを別に炊くのではなく、チャーシューを煮込んだ濃口醤油ダレに、麺を茹でたお湯(または沸かしただけのお湯)を注いでスープにするという製法です。梅乃家では、都一製の乾麺を使い、七輪で小鍋を使って麺を茹でるという昔ながらのスタイルを守っています。角切りの玉ねぎ、大ぶりのチャーシュー、メンマ、海苔というシンプルな具材構成も特徴です。竹岡地区は東京湾に面した港町で、古くから漁業と海上交通を中心に発展してきました。早朝から漁に出る漁師や港湾労働者が、昼前後に短時間で食事を済ませられるようにという実用的な理由から、この簡略化されたスープの作り方が生まれたとされています。「竹岡式ラーメン」という呼び名自体も、店側が公式に名付けたものではなく、ファンやメディアの間で自然発生的に定着した名称で、統一団体や公式な定義があるわけではありません。そのため店によって呼び方が微妙に異なることもあります。

醤油ベースの黒いスープに玉ねぎがたっぷり乗った竹岡式ラーメンのイメージ

竹岡式ラーメンは富津市竹岡が発祥の地です(画像はイメージです)

竹岡式ラーメンはなぜ全国に広がったのか

竹岡式ラーメンは、もともとは竹岡地区という限られたエリアの郷土料理でした。しかし1954年創業の梅乃家を中心に評判が広がり、木更津市・市原市をはじめとする房総エリア全域、さらには東京都・神奈川県にも専門店が続々と誕生しています。実際にジモはるでも、市原市の竹岡式ラーメン10選袖ケ浦市のラーメン店で、竹岡式を扱う店を紹介してきました。今ではチェーン展開する店も現れるほど全国区の知名度を得ていますが、その源流は今回紹介する富津市竹岡の数軒に集約されています。発祥の地を訪れることで、房総各地で食べてきた竹岡式ラーメンの「原点」を確認できるはずです。

富津市のラーメン店8軒 比較表

店名ジャンルエリア定休日
梅乃家竹岡式・発祥店竹岡火曜・水曜
鈴屋竹岡式・発祥店(創業はより古い)竹岡水曜・木曜・金曜
木琴堂竹岡式・完全予約制鶴岡日〜水曜
ラーメン屋 らぁさん竹岡式岩瀬(大貫駅徒歩約6分)水曜
福富ラーメン竹岡式亀沢水曜
ニコニコドライブイン竹岡式・昭和レトロ食堂竹岡水曜・木曜
らーめんDININGすどらぁ国産素材の豚骨系(竹岡式ではない)大堀火曜・第1月曜
からめんやMaru宮崎名物・辛麺小久保火曜
環家直系 麺家たまき家系ラーメン・2025年開業青木(イオンモール富津1F)水曜

各店の詳細

梅乃家(竹岡式ラーメン発祥店)

所在地千葉県富津市竹岡401
電話番号0439-67-0920
営業時間10:00〜18:00(チャーシューがなくなり次第終了)
定休日火曜日・水曜日
創業1954年(昭和29年)

竹岡式ラーメンの代表格として知られる、1954年創業の老舗です。「梅乃家がなければ竹岡式ラーメンはここまで広がらなかった」とも言われるほど、このジャンルの普及に大きな役割を果たしてきました。都一製の乾麺、七輪での小鍋調理という昔ながらの製法を守り続けています。チャーシューがなくなり次第終了という営業スタイルのため、遅い時間の来店には注意が必要です。

チャーシューメンには複数枚のチャーシューがたっぷり乗ることで知られていますが、訪問者のレポートによると、以前と比べて枚数や価格が変わってきているという声もあります。物価上昇の影響もあってか、前年までと比べて提供内容が変化している可能性があるため、正確な現在の価格・枚数は来店時にご確認ください。物価や仕入れ状況によって内容が変わるのは、個人経営の飲食店では珍しいことではありません。

鈴屋(竹岡式ラーメン発祥店)

所在地千葉県富津市竹岡92
電話番号0439-67-8207
営業時間10:30〜14:00
定休日水曜日・木曜日・金曜日

梅乃家と並ぶ竹岡式ラーメンの発祥店で、創業自体は梅乃家より古いとされています。営業時間が10:30〜14:00と短く、定休日も週3日と梅乃家より休みが多いため、訪問前の確認が特に重要な店です。

木琴堂(もっきんどう)

所在地千葉県富津市鶴岡901-2
営業時間11:00〜15:00(完全予約制)
定休日日曜日・月曜日・火曜日・水曜日

完全予約制という珍しいスタイルの竹岡式ラーメン店です。営業日は木曜〜土曜の週3日のみで、予約なしでのふらっと来店はできません。「隠れ家」と紹介されることもある、知る人ぞ知る一軒です。

ラーメン屋 らぁさん

所在地千葉県富津市岩瀬1165-1-1
電話番号0439-65-4603
営業時間11:00〜15:00
定休日水曜日
アクセス大貫駅から徒歩約6分

大貫駅から徒歩圏内という、公共交通機関でもアクセスしやすい竹岡式ラーメン店です。

昭和レトロな食堂の店内のイメージ

竹岡エリアには昭和の雰囲気を残す食堂も残っています(画像はイメージです)

福富ラーメン

所在地千葉県富津市亀沢3
電話番号0439-66-1668
営業時間11:00〜18:30
定休日水曜日

11:00〜18:30という、今回紹介した竹岡式ラーメン店の中では比較的遅くまで営業している一軒です。夕方に食べたくなった時の選択肢になります。

ニコニコドライブイン

所在地千葉県富津市竹岡106
電話番号0439-67-8120
営業時間9:00〜16:00
定休日水曜日・木曜日
価格帯平均予算1,500円程度

昭和レトロな雰囲気が残るドライブインで、竹岡式ラーメンだけでなく、煮魚・焼き魚・刺身といった一品料理も豊富に揃っています。黒板に書かれた「今日のおすすめ」が日替わりで変わるのも魅力です。電子マネー・クレジットカードは使用できないため、現金を用意して訪れてください。

らーめんDININGすどらぁ

所在地千葉県富津市大堀1560-5
電話番号0439-73-2312
営業時間ランチ11:30〜14:00、ディナー17:30〜21:30(スープ終了次第閉店の場合あり)
定休日火曜日・第1月曜日

竹岡式ではなく、国産素材にこだわった豚骨系ラーメンの専門店です。看板メニューの「濃厚煮干豚骨ラーメン」のほか、「特製とんこつラーメン」「赤いラーメン」に加え、季節限定で「富津名物のりラーメン」も提供しています。富津市は海苔の産地としても知られており、地元の食材を活かしたメニュー展開をしている店です。

からめんやMaru

所在地千葉県富津市小久保2678-1
電話番号0439-27-1585
営業時間11:00〜20:30
定休日火曜日

宮崎名物の「辛麺」を扱う専門店です。鶏ガラと牛すじ、唐辛子を使ったスープが特徴で、竹岡式とはまったく異なる系統のラーメンを楽しめます。大貫中央海水浴場から大貫漁港方面へ向かった先という、海沿いの立地です。8軒の中で最も遅くまで(20:30まで)営業している点も特徴です。

辛い唐辛子スープの麺料理のイメージ

竹岡式以外にも、宮崎の辛麺など多様なラーメンが富津市にはあります(画像はイメージです)
ラーメン店のカウンター席のイメージ

竹岡地区には昔ながらのカウンター席の店が今も残っています(画像はイメージです)

梅乃家と鈴屋、どちらが「元祖」なのか

竹岡式ラーメンの発祥を語るとき、必ず話題になるのが「梅乃家と鈴屋、どちらが元祖なのか」という点です。各種情報源を照合すると、創業年そのものは鈴屋の方が古いとされています。しかし、竹岡式という調理法・スタイルが地域を超えて広く知られるようになったきっかけは、梅乃家が果たした役割が大きいという評価が一般的です。つまり「最初に始めたのは鈴屋、広めたのは梅乃家」という、2軒がそれぞれ違う形で発祥に貢献してきたという理解が実情に近いようです。どちらが正しい「元祖」かを一概に決めるのではなく、2軒とも訪れてそれぞれの違いを味わうのが、このジャンルを深く知る一番の近道と言えるでしょう。

初めて竹岡式ラーメンを食べる人へ

竹岡式ラーメンは、一般的なラーメンとは見た目からして違います。スープは動物系・魚介系の透明感のあるものではなく、チャーシューの煮汁をそのまま使った真っ黒な色合いです。初めて見ると「これは醤油そのものではないか」と驚く人もいますが、実際に食べてみると、見た目ほどの塩辛さはなく、チャーシューの旨味が溶け込んだ独特の味わいがあります。麺は生麺ではなく乾麺を使う店が多く、コシのあるもちもちとした食感というよりは、あっさりとした喉越しが特徴です。玉ねぎのシャキシャキとした食感と甘みが、濃いスープの良いアクセントになります。「見た目ほど塩辛くない」というのが、初めて食べた人の感想として多く聞かれる声です。先入観を持たずに、まずは一口食べてみることをおすすめします。

予算感で選ぶ

今回確認できた具体的な価格は限られていますが、梅乃家のチャーシューメンが情報源によって800円〜1,100円程度、ニコニコドライブインの平均予算が1,500円程度という数字が確認できました。竹岡式ラーメン自体は、一般的なラーメン店と比べて価格が突出して高いジャンルではなく、地元の食堂らしい手頃な価格帯が多いとみられます。正確な価格は店舗ごとに異なり、この記事では確認しきれなかった店も多いため、予算を気にする場合は来店前に電話などで確認しておくと安心です。地元の食堂らしい価格帯を維持している店が多いという印象です。

竹岡式ラーメンを食べ比べるなら

竹岡式ラーメンの発祥店を食べ比べるなら、まず梅乃家と鈴屋の2軒は外せません。どちらも竹岡地区にあり、徒歩で移動できる距離です。梅乃家は10:00〜18:00と営業時間が長く、鈴屋は10:30〜14:00と短いため、先に鈴屋、その後に梅乃家という順番で訪れると、両方とも営業時間内に収まりやすくなります。木琴堂は完全予約制のため、事前に電話予約をしたうえで計画全体に無理なく組み込む必要があります。ニコニコドライブインは竹岡式ラーメン以外のメニューも楽しめるため、複数人で訪れて色々な料理をシェアするのにも向いています。

富津市はどんな街か

富津市は千葉県の内房エリア南部に位置し、東京湾に面した港町から、鹿野山を含む山あいの地域まで、地形の幅が広い自治体です。竹岡地区はその中でも最も東京湾に近い沿岸部にあり、古くから漁業と海運の拠点として栄えてきました。市内には「マザー牧場」など房総を代表する観光施設もありますが、竹岡式ラーメンという食文化もまた、富津市を象徴するコンテンツの1つと言えます。市原市・木更津市・袖ケ浦市といった内房エリアの他の自治体と比べても、竹岡式ラーメンという単一ジャンルでこれだけ濃密に店が集まっているのは富津市ならではの特徴です。

竹岡駅周辺の雰囲気

JR内房線・竹岡駅は君津駅管理の無人駅で、東京湾を見下ろす立地から「房総半島でも屈指の眺望」と紹介されることもあります。天候に恵まれれば、海越しに富士山が見えることもあるといいます。駅前には昔ながらの漁村の風景が広がっています。梅乃家・鈴屋・ニコニコドライブインはいずれもこの駅から徒歩圏内にあり、電車を降りてすぐに竹岡式ラーメンの食べ比べができる立地です。ただし内房線は昼間の時間帯、1時間に1本程度しか列車が来ない区間もあるため、時刻表を事前に確認したうえで、滞在時間に余裕を持った計画を立てることをおすすめします。海を眺めながらの食べ歩きは、車で訪れるのとはまた違った旅情を味わえます。

富津市へのアクセス目安(市原市方面から)

市原市中心部(五井・八幡宿方面)から富津市竹岡地区までは、内房線沿いに南下するルートが一般的です。車の場合、館山自動車道・国道127号を経由すると、出発地にもよりますが1時間前後の距離になります。道路状況によっては前後することもあるため、余裕を持った出発をおすすめします。JR内房線を使う場合、竹岡駅・上総湊駅が最寄りで、梅乃家・鈴屋・ニコニコドライブインは竹岡駅からのアクセスも視野に入ります。ただし内房線は本数が少ない区間もあるため、事前に時刻表を確認しておくことをおすすめします。乗り遅れると次の列車まで長く待つことになりかねません。日帰りでのドライブがてら、竹岡式ラーメンの発祥店を巡るというプランも組みやすいエリアです。

雨の日・荒天時の注意点

竹岡地区は東京湾に面した沿岸部にあり、台風や大雨の際は内房線が運休したり、国道127号沿いで通行に注意が必要な区間が出たりすることがあります。今回紹介した店舗の多くは個人経営の小規模店のため、荒天時の臨時休業について公式に案内している店は確認できませんでした。悪天候が予想される日に訪れる場合は、事前に電話で営業しているかを確認しておくと、遠方から訪れて無駄足になる事態を防げます。特に木琴堂のような完全予約制の店は、荒天による予約変更の可能性もあるため、当日の朝に一度連絡を入れておくと安心です。

写真映え・SNS映えする一杯

竹岡式ラーメンは、真っ黒なスープの上に真っ白な玉ねぎが山盛りに乗るというビジュアルのインパクトが強く、SNSでも「初めて見ると驚く」といった投稿がよく見られます。ホワイトガウラーメン(袖ケ浦市)のような真っ白な見た目とは対照的に、竹岡式は黒と白のコントラストが際立つ一杯です。スープの色と玉ねぎの白さのコントラストを写真に撮ってから食べるという楽しみ方をする人も多く、初めて訪れる人はスマートフォンのカメラを準備しておくとよいでしょう。竹岡駅のホームから見える東京湾の景色とあわせて撮影すれば、旅の記録としても印象的な1枚になります。ただし、狭い店内では他のお客さんの迷惑にならないよう、手早く撮影を済ませる配慮も忘れないようにしましょう。

周辺の観光スポットと組み合わせる

富津市には竹岡式ラーメン以外にも、「マザー牧場」をはじめとする観光施設や、東京湾を望む海岸線など、立ち寄りスポットが点在しています。竹岡エリアで発祥店を巡ったあと、少し足を延ばして観光施設を訪れる、あるいは海沿いをドライブしながら景色を楽しむといった組み合わせ方ができます。富津岬周辺まで足を延ばせば、東京湾を横断する形で対岸の神奈川県を望むこともできます。天候の良い日には、海越しに房総半島とは違った景色が広がるはずです。ラーメンだけを目的にするのではなく、内房エリアの観光と合わせて1日プランを組むと、より充実した富津市巡りになるはずです。

竹岡式以外を食べるなら

富津市は竹岡式ラーメンのイメージが強いエリアですが、らーめんDININGすどらぁの国産素材豚骨系、からめんやMaruの宮崎辛麺、そして環家直系 麺家たまきの家系ラーメンと、まったく違う系統のラーメンも楽しめます。竹岡式に飽きたら、この3軒で気分を変えるのもおすすめです。特にからめんやMaruは辛い物好きの人に、すどらぁは濃厚な豚骨スープが好きな人に、麺家たまきはこってり濃厚な家系ラーメンが好きな人に向いています。家族や友人と複数人で訪れる場合、竹岡式が苦手な人がいても、この3軒があれば選択肢に困ることはないでしょう。

環家直系 麺家たまき(家系ラーメン・2025年開業)

所在地千葉県富津市青木1-5-1 イオンモール富津1F
電話番号0439-29-7786
営業時間11:00〜15:00(LO14:45)・17:00〜20:00(LO19:45、休憩15:00〜17:00)
定休日水曜日

隣接する君津市で2022年10月に開業した家系ラーメン「王道家直系 環家」の、初の直系姉妹店として2025年11月7日にイオンモール富津にオープンした店です。店主は家系ラーメンの総本山とされる「吉村家」で6年間修行したとされ、濃厚な醤油とんこつスープに中太麺を合わせるスタイルを受け継いでいます。竹岡式ラーメンとは対照的に、白濁したこってり系のスープが特徴で、イオンモール内という立地のため買い物のついでに立ち寄りやすく、駐車場もモール共用の大型駐車場を利用できます。竹岡式・豚骨系・辛麺に続く、富津市の4つ目のラーメンジャンルとして注目の店です。

よくある質問

Q. 竹岡式ラーメンの発祥店はどこですか?
A. 梅乃家と鈴屋の2軒とされています。創業は鈴屋の方が古いですが、梅乃家が発端となって竹岡式ラーメンが普及したという説が有力です。
Q. 予約が必要な店はありますか?
A. 木琴堂が完全予約制です。それ以外の店舗は予約不要とみられますが、混雑状況によっては待ち時間が発生する可能性があります。
Q. クレジットカードは使えますか?
A. ニコニコドライブインは電子マネー・クレジットカード非対応と確認できています。それ以外の店舗のキャッシュレス対応状況は、この記事では確認できていません。現金を用意しておくと安心です。
Q. 竹岡式以外のラーメンはありますか?
A. らーめんDININGすどらぁ(豚骨系)とからめんやMaru(宮崎辛麺)の2軒があります。
Q. 電車で行ける店はどれですか?
A. ラーメン屋らぁさんが大貫駅から徒歩約6分です。梅乃家・鈴屋・ニコニコドライブインも竹岡駅から徒歩圏内にあります。それ以外の店舗は車での来店が基本になります。
Q. お土産として買って帰れるものはありますか?
A. 店舗によっては限定商品を扱っている場合がありますが、この記事で確認できた範囲では、店頭でのお土産販売の詳細は分かりませんでした。代わりに、ヤマダイの「凄麺 千葉竹岡式らーめん」や、サンヨー食品とヤックスが共同開発した袋麺など、通販やドラッグストアで購入できる商品があります。
Q. 富津市で竹岡式ラーメン以外の名物はありますか?
A. 富津市は海苔の産地としても知られています。らーめんDININGすどらぁの季節限定「富津名物のりラーメン」のように、竹岡式以外の店でも地元の食材を取り入れたメニューが見られます。
Q. 竹岡式ラーメンは辛いですか?
A. いいえ、竹岡式ラーメンの基本は醤油ベースで、辛さはありません。辛い物が食べたい場合は、からめんやMaruの宮崎辛麺を選ぶとよいでしょう。
Q. 家系ラーメンが食べられる店はありますか?
A. イオンモール富津1Fの「環家直系 麺家たまき」があります。隣接する君津市の家系ラーメン「環家」の直系姉妹店として2025年11月にオープンしました。

お店に行けない人へ:袋麺・レトルトでも味わえる

現地まで足を運べない場合や、旅の予定が合わなかった場合でも、竹岡式ラーメンは家庭で味わう方法があります。大手製麺メーカーのヤマダイが「凄麺 千葉竹岡式らーめん」というカップ麺・レトルト商品を全国展開しており、通販サイトでも購入できます。また、サンヨー食品(サッポロ一番でおなじみ)とドラッグストアのヤックスが共同開発した竹岡式ラーメンの袋麺もあり、こちらはヤックスでしか購入できない限定商品です。玉ねぎのトッピング、乾麺、チャーシューの煮汁を活かした醤油ベースという、現地の味の特徴を再現しようとした商品とされています。お土産として買って帰ったり、遠方の友人に贈ったりするのにも使えます。現地で食べた味を自宅で再現しながら思い出すという楽しみ方もできるでしょう。

※以下はプロモーションを含みます

ヤックス限定の袋麺は現地の店でしか買えませんが、ヤマダイの「凄麺 千葉竹岡式らーめん」は通販で扱いがあります。12個入りのセット販売が中心で、2026年9月時点では3,000円台から4,000円台で出ています。単品で試したい場合は、コンビニやスーパーの店頭を探すほうが早いです。下のリンクは楽天市場の検索結果につながります。扱いのある店と価格はその時々で変わります。

楽天市場で「竹岡式ラーメン」を探す

営業時間の傾向(短時間営業の店が多い理由)

今回紹介した竹岡式ラーメンの店の多くは、営業時間が短いという共通点があります。梅乃家は10:00〜18:00と比較的長めですが、鈴屋は10:30〜14:00、木琴堂は11:00〜15:00(完全予約制)、らぁさんも11:00〜15:00です。これは「材料がなくなり次第終了」という個人商店らしい営業スタイルによるもので、チェーン店のように在庫を大量に抱えて長時間営業する形とは対照的です。訪問する場合は、できるだけ早めの時間、遅くとも14時頃までには店に到着することをおすすめします。すどらぁ・からめんやMaruは比較的長い営業時間を確保しており、遅めのランチや夕食にも対応できます。

竹岡地区とそれ以外のエリアの違い

今回紹介した8軒のうち、梅乃家・鈴屋・木琴堂・ニコニコドライブインの4軒は竹岡・鶴岡という竹岡式ラーメン発祥の中心エリアに集中しています。一方、らぁさん(岩瀬)・福富ラーメン(亀沢)は少し離れた場所にあり、すどらぁ(大堀)・からめんやMaru(小久保)はさらに南、大貫エリアに位置しています。竹岡エリアに集中する4軒は「発祥の地」としての濃密さを味わえる一方、営業時間が短く定休日も多いという共通の弱点があります。大貫エリアの2軒は竹岡式にとらわれない多様なラーメンを提供しており、営業時間も比較的長いため、計画を柔軟に立てやすいという特徴があります。1日で竹岡エリアと大貫エリアの両方を回るなら、午前中に竹岡エリアの発祥店を、午後から夕方にかけて大貫エリアの店を訪れるという順番がおすすめです。移動時間も考慮しながら、無理のないスケジュールを組んでください。

座席数・団体利用について

竹岡式ラーメンの発祥店の多くは、昔ながらの小さな食堂のような造りで、席数もそれほど多くありません。梅乃家・鈴屋のような有名店は、休日や観光シーズンには行列ができることも珍しくないとされています。団体での訪問を考えている場合は、事前に電話で座席状況を確認しておくと安心です。木琴堂は完全予約制のため、あらかじめ人数を伝えておく必要があります。少人数での訪問であれば、比較的スムーズに案内してもらえる可能性が高いでしょう。大人数での訪問を予定している場合は、複数の店に分かれて入るという選択肢も検討してみてください。それぞれの店の味を分担して食べ比べる楽しみ方もできます。

確認できていないこと

以下は2026年8月20日時点で確認できていません。分かり次第追記します。

  • 梅乃家・鈴屋・木琴堂・らぁさん・すどらぁ・からめんやMaruの駐車場台数
  • 各店のラーメンの具体的な価格(ニコニコドライブインの平均予算以外)
  • 木琴堂の予約方法・電話番号
  • 各店のキャッシュレス決済への対応状況(ニコニコドライブイン以外)
  • 梅乃家・鈴屋以外の店舗の座席数・団体利用の可否
  • 荒天時の各店の臨時休業に関する公式な案内の有無
温泉施設の食事処のイメージ

富津市には海沿いのドライブがてら立ち寄れる店も多くあります(画像はイメージです)

この記事の調べ方

この記事は、Wikipedia「竹岡ラーメン」の項目・千葉県公式観光サイト「ちば観光ナビ」・房総タウン.com・きさらづプライムといった情報源を軸に、各店の公式サイトがある場合はそちらを優先して作成しました。梅乃家のチャーシューの枚数や価格のように、訪問時期によって情報源同士で食い違いが見られた項目は、正直に「変化している可能性がある」と明記し、断定を避けています。また、価格情報が確認できなかった店については、無理に推測で埋めることをせず「確認できていないこと」として明記しました。ラーメン店は個人経営が多く、メニューや価格の変更が頻繁に起こりうるジャンルです。この記事の情報を鵜呑みにせず、来店前には可能な範囲で最新情報を確認することをおすすめします。特に個人経営の小さな店ほど、営業時間や定休日が急に変わることもあるため、遠方から訪れる場合は事前の電話確認を強くおすすめします。

この記事のまとめ

富津市竹岡は、千葉県三大ご当地ラーメンの1つ「竹岡式ラーメン」が生まれた場所です。梅乃家・鈴屋という発祥の2店を筆頭に、木琴堂・らぁさん・福富ラーメン・ニコニコドライブインと、狭いエリアに複数の竹岡式の名店が集まっています。一方で、すどらぁの豚骨系、からめんやMaruの宮崎辛麺、そして2025年11月にイオンモール富津へ出店した環家直系 麺家たまきの家系ラーメンのように、竹岡式にとらわれない多様なラーメンも育っているのが、今回の調査で見えてきた富津市の姿でした。房総エリアの竹岡式ラーメンは市原市・袖ケ浦市・木更津市など各地に広がっていますが、その源流をたどれば必ずこの富津市竹岡に行き着きます。竹岡駅から歩いて回れる範囲に発祥店が集まっているため、電車を使った食べ歩きも可能です。今後も新しい情報が入り次第、随時この記事を更新していく予定です。

あわせて読みたい

情報源(2026年8月20日確認)

補足:営業時間・定休日・価格は変更される場合があります。お出かけ前に各店へ直接ご確認ください。環家直系 麺家たまきの情報は2026年8月26日に追記しました。

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