芝山町芝山にある「芝山町立芝山古墳・はにわ博物館」は、芝山古墳群から出土したはにわを中心に展示する町立の考古博物館です。開館時間は午前9時から午後4時30分、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始、入館料は大人200円・小中学生100円です。2026年9月1日から12月27日まで、芝山町・横芝光町に住む・勤める・通う人は入館無料になる記念企画も実施中です。
目次
開館時間・休館日
芝山町公式サイトおよび博物館公式サイトによると、開館時間は午前9時から午後4時30分です。休館日は毎週月曜日と祝日の翌日(月曜日が祝日のときはその翌日)、年末年始です。
博物館公式サイトのトップページでは、毎月の実際の休館日が個別に告知されています。2026年9月は7日・14日・24日(木)・28日、10月は5日・13日(火)・19日・26日が休館日となっていました。24日(木)は祝日「秋分の日」(9月23日)の翌日、13日(火)は祝日「スポーツの日」(10月12日)の翌日にあたり、どちらも「祝日の翌日」という通常の休館日ルールどおりの休館日です。平日に訪れる場合も、念のためその月の告知を確認したほうが確実です。
入館料
博物館公式サイトの料金案内によると、一般料金は大人200円・小人(小中学生)100円です。団体料金(20名以上)は大人150円・小人70円、65歳以上の方は140円、障がい者とその介護者は手帳提示で無料です。
アクセス
所在地は千葉県山武郡芝山町芝山438-1、電話は0479-77-1828です。博物館公式サイトのアクセスマップによると、電車・バスの場合は芝山鉄道「芝山千代田駅」から芝山ふれあいバスで24分、JR総武本線「松尾駅」からは20分、いずれも「芝山仁王尊」バス停で降ります。運賃は大人(中学生以上)200円・小人(小学生)100円で、身体障害者手帳所持者と未就学児童(保護者同伴)は無料です。芝山ふれあいバスは日曜日・祝日・年末年始(12月29日から1月3日まで)は運休となるため注意してください。バス停「芝山仁王尊」は、隣接する観音教寺への参拝にも使える共通の停留所です。車の場合は圏央道・松尾横芝ICから成田方面に約4km、東関東自動車道・富里ICから三里塚十字路を九十九里海岸方面に約8kmです。博物館は15万平方メートルある芝山公園の北側にあり、隣接して芝山仁王尊・観音教寺もあります。車であれば、同じ芝山町内のひこうきの丘や航空科学博物館と合わせて1日でまわることもできます。博物館公式サイトによると、芝山公園内には休憩施設やミニスポーツ施設もあり、家族連れが博物館見学以外の時間も過ごせる作りになっています。
展示内容・見どころ

昭和63年(1988)に開館し、「房総の古墳とはにわ」をテーマに、芝山町から横芝光町にかけて広がる芝山古墳群(古墳時代後期・6世紀後半から7世紀)の出土品を展示しています。なお、芝山仁王尊・観音教寺の境内にも、本堂隣接地に平成8年(1996)新設の「芝山はにわ博物館」がかつてありましたが、雨漏り・経年劣化のため令和3年(2021)1月1日に閉館し、収蔵していた埴輪等はこの町立の博物館へ貸し出されました。昭和31年(1956)の殿塚古墳・姫塚古墳の発掘調査で多数の形象埴輪が出土し、これらを中心に修復・展示しているのが館の特色です。

人物や馬、家形など多様な埴輪があり、入り口近くには古代人の服装を試着できるコーナーも設けられています。
展示の中心となっている殿塚古墳・姫塚古墳は、博物館がある芝山町ではなく、隣接する横芝光町中台にあります。国指定史跡「芝山古墳群」を構成する前方後円墳で、6世紀後半の築造と考えられています。後円部南側にある殿塚は長さ約88m・高さ約13mで山武地方最大級、前方側面南側に位置する姫塚は長さ約58.5m・高さ約6mです。昭和31年(1956)、観音教寺と早稲田大学による学術調査でこの2つの古墳から多数の形象埴輪が出土し、現在はその多くが芝山町立芝山古墳・はにわ博物館に寄託・展示されています。古墳そのものを見学する場合は、博物館のある芝山町ではなく横芝光町まで足を延ばす必要があります。
国重要文化財指定と記念企画
芝山町公式サイトによると、殿塚古墳・姫塚古墳から出土した埴輪のうち48点が、2025年に国の重要文化財に指定されました。大型で精巧な造形と、出土状況から当時の祭祀のあり方が分かる点が評価されたとされています。指定対象は、本記事でも紹介した殿塚古墳・姫塚古墳から出土した埴輪48点一括です。
博物館公式サイトによると、これを記念して殿塚古墳・姫塚古墳の発掘70周年にあたる2026年9月1日から12月27日まで、芝山町・横芝光町に在住・在勤・在学の方は入館料が無料になります。対象の方は受付でその旨を申し出る必要があります。
秋のイベント・芝山はにわ祭
博物館公式サイトによると、2026年10月18日(日)には芝山公園周辺(芝山仁王尊・旧薮家住宅・はにわ博物館)で「芝山、まるごと秋日和」が開催されます。博物館は当日入館無料で、はにわ・土偶マグネットの色ぬりワークショップや、キッチンカーの出店もあります。
2026年11月8日(日)には「第41回芝山はにわ祭」が開催されます。公式サイトは「当日は大変混雑が予想される為、なるべく公共の交通機関をご利用下さい」と案内しています。例年、地元の小中学生などが古墳時代の衣装を着て「降臨の儀」「行列の儀」といった儀式を行う祭りで、館内ではこの様子を撮影した映像も見られます。
見学の流れ
博物館公式サイトや口コミから分かる範囲で、見学の大まかな流れをまとめます。まず入り口で入館料(大人200円・小中学生100円、2026年9/1-12/27は対象者無料)を支払います。入り口近くには古代人の服装を試着できるコーナーがあります。展示室では、殿塚古墳・姫塚古墳などから出土した人物・動物・家形の埴輪が、修復された状態でまとまって展示されています。「芝山はにわ祭」の様子を撮影した映像も館内で見られます。不明な点があれば、受付または芝山町教育委員会生涯学習課(電話0479-77-1828)の窓口に確認してください。博物館公式サイトのお知らせ欄では、来館記念になるミュージアムグッズや刊行物(図録など)の在庫状況も随時更新されており、来館前に確認することができます。
隣接する旧藪家住宅
博物館公式サイトによると、博物館のある芝山公園内には、江戸時代中期(17世紀末から18世紀初頭)に建てられた「旧藪家住宅」(千葉県指定有形文化財)も移築・公開されています。芝山町公式サイトによると、現在の山武市板川にあった住宅を昭和62〜63年(1987〜1988年)に芝山公園内へ移築したもので、江戸時代に代々名主を務めた藪家の住まいだったといいます。間口10間・奥行5間の茅葺寄棟造で、17畳半の「チャノマ」、10畳の「ザシキ」、床の間を設けた「オクノマ」など5室で構成されています。昭和49年(1974)3月19日に県の有形文化財に指定されました。
公開時間は3月から11月が午前9時頃から午後4時頃、12月から2月は午前9時頃から午後3時30分頃までで、風雨の強い日は戸を閉めるため見学できません。令和3〜4年度には千葉県の補助金を受けて保存修理工事が行われ、屋根の葺き替えや土間の復旧などが行われています。問い合わせ先は博物館とは別の窓口で、芝山町教育委員会生涯学習課文化振興係(文化センター内、電話0479-77-1861)です。
訪れた人の声
Googleマップの口コミ(2026年10月1日時点、4.0・463件)から、2026年に入ってから投稿された内容を紹介します。ローカルガイド「椎茸」さん(4か月前)は「芝山はにわ祭」で小中学生が古墳時代の衣装を着て「降臨の儀」「行列の儀」を行う様子を撮影した映像が館内で見られると紹介しています。「かおり」さん(2か月前)は「入場料200円でリーズナブルだし、週末ですが空いているのでゆっくり見る事ができました。入り口近くに古代人の格好ができるお洋服の試着コーナーがあります」「駐車場は無料で台数もあるので停めやすいです」と、空いている時間帯や駐車場の様子を伝えています。ローカルガイド「たびこたびお」さん(3か月前)は「小規模ながらも古代のロマンがぎゅっと詰まった、非常に見応えのあるミュージアムです」としたうえで、「一番の見どころは、国重要文化財にも指定されている殿塚・姫塚古墳出土の埴輪群。山高帽に立派なあご髭を蓄えた『背の高い男』など、表情豊かでユニークな人物埴輪がずらりと並ぶ光景は圧巻」「館内には実際に入れる竪穴住居の復元模型もあり、当時の暮らしを多角的に体感できる」と、具体的な展示物を挙げて評価しています。
確認できていないこと
以下は、公式サイト・Googleマップの口コミを確認したうえで、2026年10月1日時点でなお確認できていない点です。分かり次第この記事に追記していきます。
- 無料駐車場の正確な台数
- 「芝山、まるごと秋日和」「芝山はにわ祭」それぞれの開催時間・雨天時の扱い
- 館内のバリアフリー対応状況
- 御朱印・御城印のような記念品の授与の有無
- ミュージアムショップの具体的な品揃え・価格帯
- 竪穴住居の復元模型に実際に入れる時間帯・制限の有無







