市原青年会議所は2026年8月29日(土)、やわたパレット(市原市八幡総合市民センター)で「いちはらキッズチャレンジ!!~パラスポーツから学ぶ『向き合う勇気』と『思いやり』~」を開催します。パラトライアスロンで3大会連続パラリンピック出場の秦由加子選手と、シッティングバレーボールでパラリンピック出場経験を持つ田澤隼選手を講師に迎え、講演会とシッティングバレーボール体験会を行う小学4年生〜高校生向けのイベントです。参加費は無料。この記事では、日程・会場・参加費・駐車場・申込方法をまとめます(2026年8月12日確認)。
- 開催概要
- 講師の秦由加子選手・田澤隼選手はどんな人?
- プログラムの内容
- 参加費・持ち物・服装
- 会場・駐車場・アクセス
- 申込方法
開催概要
| イベント名 | いちはらキッズチャレンジ!!~パラスポーツから学ぶ「向き合う勇気」と「思いやり」~ |
|---|---|
| 日程 | 2026年8月29日(土) |
| 会場 | やわたパレット(市原市八幡総合市民センター) |
| 対象 | 小学4年生〜6年生、中学生、高校生 |
| 定員 | 120名 |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | 一般社団法人 市原青年会議所(JC) |
| 後援 | 市原市、市原市教育委員会(後援団体として名を連ねています) |
保護者の見学も歓迎とのことです。定員120名に対して申込制のため、参加を希望する場合は早めの申込がおすすめです。過去にこの規模のパラスポーツ体験イベントが市原市内で開催された記録は、2026年8月20日時点でこの記事では確認できておらず、地域としても新しい試みである可能性があります。
講師の秦由加子選手・田澤隼選手はどんな人?
講師を務める秦由加子選手は、パラトライアスロン女子(PTS2クラス)の選手です。13歳のときに骨肉腫を発症し右脚を切断、2013年からトライアスロンに転向しました。2016年リオデジャネイロ大会・2020年東京大会・2024年パリ大会と3大会連続でパラリンピックに出場しており、東京大会までは2大会連続で6位入賞を果たしています。現在は「いちはらスポーツアンバサダー」としても活動しています。所属はCanon。

秦選手は千葉市出身で、3歳から水泳を始め10歳まで水泳クラブに通っていました。13歳での骨肉腫発症・右脚切断後、大学卒業後の2004年にキヤノンマーケティングジャパンへ入社し、26歳のときにパラ水泳のクラブチームへ加入して競泳を再開しています。2010年のアジアパラ大会には日本代表として出場しましたが、2012年ロンドンパラリンピックへの出場は叶わず、2013年に稲毛インターのコーチからの誘いでトライアスロンへ転向しました。パラトライアスロンは水泳750m・自転車20km・ラン5kmを連続して行う競技で、障害の種類・程度によってPT1からPT5までの5クラスに分かれます。今回のイベントでは、こうした挫折と転向を経てきた秦選手自身の経験が、子どもたちへのメッセージの軸になると考えられます。
田澤隼選手は、シッティングバレーボール(座位バレーボール)の選手です。19歳のときに事故で右脚を切断し、2016年にシッティングバレーボールと出会いました。千葉パイレーツでのプレー経験があり、2020年東京パラリンピック日本代表として出場しています。

田澤選手は高校時代、バレーボールの強豪校で全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)にも出場した経験を持つ選手でした。事故による右脚切断後、シッティングバレーボールを始めてから約1年という短期間で日本代表に選出され、以来チームの中心選手として活躍しています。シッティングバレーボールは、床に座った姿勢のまま移動しながらプレーする競技で、健常者のバレーボールとは異なる腕力・体幹の使い方が求められます。立位のバレーボール経験者だけでなく、様々な背景を持つ選手が集まる競技として知られています。
市原青年会議所とは・なぜこのイベントを開くのか
主催の一般社団法人市原青年会議所(JC)は、市原市内で地域振興・青少年育成などの社会活動を行う経済団体です。青年会議所は全国各地に組織があり、それぞれの地域で独自の事業を展開していますが、市原青年会議所は青少年委員会が中心となって、子どもたちの成長を支える事業に力を入れています。今回のイベントタイトルにある「向き合う勇気」と「思いやり」は、パラリンピック選手が困難と向き合ってきた経験を通じて、子どもたちに他者への理解と自分自身の課題への向き合い方を学んでもらう狙いがあると考えられます。単なるスポーツ体験にとどまらず、多様性への理解を深める教育的な側面が強いプログラムです。
プログラムの内容
プログラムは2部構成です。
| プログラム① | 講演会(受付9:30〜、10:00〜12:00)+グループディスカッション |
|---|---|
| プログラム② | シッティングバレーボール体験会(13:00〜15:45)+グループディスカッション |
午前は秦由加子選手による講演会、午後は田澤隼選手とともにシッティングバレーボールを実際に体験するプログラムで、それぞれの後にグループディスカッションの時間が設けられています。参加者にはグッズのプレゼントとお弁当が用意されています。午前の講演会は10時〜12時、午後の体験会は13時〜15時45分というスケジュールで、受付は9時30分から始まります。丸一日を使ったプログラムのため、参加する子どもたちは昼食(お弁当支給)を挟んで、講演とスポーツ体験の両方をじっくり体験できる構成になっています。グループディスカッションでは、選手の話を聞いて感じたことや、体験してみて分かったことを、参加者同士で共有する時間が設けられていると考えられます。
参加費・持ち物・服装
参加費は無料です。持ち物・服装について、公式の案内では次のように指定されています。
| 持ち物 | 筆記用具(メモ用) |
|---|---|
| 服装 | 長袖・長ズボン推奨(シッティングバレーボール体験のため、床を移動する動きが多くなります) |
会場・駐車場・アクセス
会場のやわたパレット(市原市八幡総合市民センター)は、2026年3月に八幡宿駅西口にオープンした複合施設です。
| 住所 | 千葉県市原市八幡1050番地3 |
|---|---|
| アクセス | JR内房線「八幡宿駅」西口から徒歩約8分 |
| 駐車場 | 150台(車いす利用者用6台、こども園優先20台〈車いす利用者用1台含む〉ほかを含む) |
施設全体の駐車台数には限りがあるため、公共交通機関での来場が呼びかけられています。イベント当日の混雑状況によっては満車になる可能性もあるため、車で向かう場合は時間に余裕を持って出発することをおすすめします。
やわたパレットは2026年3月にオープンしたばかりの複合施設で、図書館・店舗・多目的ホールなどを備えています。八幡宿駅西口という好立地にあることから、電車での来場であれば駅から徒歩約8分と迷わずたどり着ける距離です。館内には広めのイベントスペースがあり、こうした市民参加型のプログラムに活用されるケースが増えています。当日は他の利用者も施設を訪れる可能性があるため、駐車場だけでなくエレベーターや通路の混雑にも配慮しながら移動するとスムーズです。
秦由加子選手は「いちはらスポーツアンバサダー」として、市原市内でのスポーツ振興活動に継続的に関わっているとみられます。地元にゆかりのある選手が講師を務めることで、子どもたちにとっても身近な存在として話を聞ける機会になりそうです。今回のようなアンバサダー選手を招いた企画は、単発のイベントで終わらせず、今後も継続的に地域のスポーツ振興・教育活動へつながっていく可能性があります。
パラトライアスロンのクラス分けについて
パラトライアスロンは、選手の障害の種類・程度に応じてPT1からPT5までの5クラスに分けて実施されます。秦選手が出場するPTS2クラス(Sは立位・Standingを意味します)は、下肢に障害のある選手が対象で、義足を使用して自転車・ランを行うのが特徴です。クラスによって使用する用具(義足、ハンドサイクル、タンデム自転車など)や、伴走者の有無が異なります。パラリンピックの正式種目として採用されたのは2016年リオデジャネイロ大会からで、比較的新しい競技のひとつです。子どもたちにとっては、こうした競技のルールや工夫を知ること自体が、障がいについての理解を深めるきっかけになりそうです。
地域でパラスポーツ選手と触れ合う機会の意義
市原市内で、パラリンピック出場経験のある選手を招いての講演・体験イベントが開催されるのは、決して頻繁にあることではありません。多くの場合、こうした機会は都市部の大規模なイベントや学校単位での特別授業に限られがちですが、今回は市原青年会議所という地域の団体が主催し、小学4年生から高校生までの幅広い年齢層を対象に、参加費無料で開催される点が特徴的です。定員120名という規模も、少人数制の学校行事とは異なり、市内の複数の学校から参加者が集まることを想定した設計になっていると考えられます。パラスポーツを「見る」だけでなく、実際にシッティングバレーボールを「体験する」プログラムが組まれていることで、単なる講演会以上の学びが得られる構成です。
申込方法
申込はチラシに掲載されているQRコードから行う形式です。問い合わせ先は市原青年会議所 青少年委員会となっています。学校を通じてチラシが配布されるケースもあるため、対象年齢の子どもがいる家庭では、学校からのお知らせにも注意しておくと見落としを防げます。
| 問い合わせ | 市原青年会議所 青少年委員会 委員長 太田祐基 |
|---|---|
| 電話 | 090-7630-2849 |
| メールアドレス | ichiharaseisyounen2026@gmail.com |
よくある質問
- Q. 参加費はかかりますか?
- A. 無料です。市原青年会議所が地域貢献活動の一環として運営しているため、参加者からの費用徴収はありません。
- Q. 対象年齢は?
- A. 小学4年生〜6年生、中学生、高校生が対象です。
- Q. 保護者は見学できますか?
- A. チラシには「保護者様見学大歓迎」と明記されています。お子さんの様子を見守りながら参加できます。
- Q. 駐車場はありますか?
- A. 会場のやわたパレットに150台分の駐車場があります。ただし施設全体で共有する駐車場のため、混雑時は満車になる可能性があります。車いす利用者用の駐車スペースも用意されています。到着後は案内表示に従って停めてください。
- Q. 小学1〜3年生は参加できますか?
- A. 対象は小学4年生〜6年生、中学生、高校生です。低学年(1〜3年生)は対象外となっています。
- Q. 兄弟姉妹で年齢が対象外の子がいる場合、一緒に見学できますか?
- A. 保護者の見学は歓迎とされていますが、対象年齢外の兄弟姉妹の同伴・参加の可否については、2026年8月20日時点でこの記事では確認できていません。事前に主催者へお問い合わせください。
- Q. 体験会では実際に選手と対戦できますか?
- A. プログラムの詳細な進行内容(対戦形式か基礎練習中心かなど)については、2026年8月20日時点で公式案内に具体的な記載は確認できていません。田澤選手とともにシッティングバレーボールを体験する時間が設けられていることは確認できています。
- Q. 雨天でも開催されますか?
- A. 講演会・体験会とも屋内での開催のため、荒天でも予定通り実施される見込みです。会場周辺での交通規制も行われません(2026年8月20日時点で天候による中止・変更の特記事項は確認できていません)。
シッティングバレーボールとは
シッティングバレーボール(座位バレーボール)は、コート上に座った姿勢のまま移動してプレーするバレーボール競技です。ネットの高さは一般的なバレーボールより低く設定されており、選手は臀部を床から離さずに動くというルールがあります。健常者と障害者が同じチームで一緒にプレーできる数少ない障がい者スポーツのひとつとしても知られており、体験会では実際にこのルールに沿ったプレーを子どもたちが体感できると考えられます。田澤選手のように立位バレーボールの経験者が転向するケースもあれば、他の障がい種目から移ってくる選手もおり、多様な背景を持つ選手が集まる競技です。
- イベント概要・日程・プログラム:一般社団法人市原青年会議所 公式サイト「【開催案内】いちはらキッズチャレンジ!!」、および告知チラシ
- やわたパレットの駐車場・アクセス:市原市八幡総合市民センター「やわたパレット」公式サイト
- 秦由加子選手のプロフィール・戦績:パラサポWEB、公益社団法人日本トライアスロン連合
- 田澤隼選手のプロフィール:パラサポWEB
「向き合う勇気」と「思いやり」というテーマについて
イベントの副題にある「向き合う勇気」と「思いやり」という2つのキーワードは、単にパラスポーツを紹介するだけでなく、参加する子どもたち自身の成長を意識した設計になっていると読み取れます。秦選手は骨肉腫による右脚切断という困難を乗り越えて競技を続けてきた経験を持ち、田澤選手も事故による脚の切断を経てシッティングバレーボールという新しい道を見つけました。2人とも「困難とどう向き合うか」を自らの体験として語れる立場にあり、子どもたちが将来直面するかもしれない挫折や困難に対して、どう向き合っていくかを考えるきっかけになりそうです。また「思いやり」については、シッティングバレーボール体験を通じて、障がいのある人が実際にどのような動き方・工夫をしているかを体感することで、頭で理解するだけでなく身体感覚として多様性への理解を深める狙いがあると考えられます。
会場「やわたパレット」の他のイベント
やわたパレットは2026年3月に八幡宿駅西口にオープンした複合施設で、キッズチャレンジ以外にも様々なイベントが開催されています。施設全体の様子や、過去に開催された催しもあわせて確認しておくと、当日の会場イメージがつかみやすくなります。
パラリンピック出場経験のある選手から直接話を聞き、体を動かして学べる機会は、地元でもそう多くありません。定員120名の申込制のため、参加を検討している場合は早めのチェックがおすすめです。会場のやわたパレットは駅からも近く、他のイベントとあわせて訪れるのもおすすめです。夏休みの終盤、新学期を控えたこの時期に、子どもたちにとって印象に残る一日になりそうです。
8月29日(土)は雨の予報です。降水確率は8月28日17時の気象庁発表で50%に下がり、夜の雷も予報から外れました。30日(日)はくもり一時雨、31日(月)はくもり時々晴れで32℃前後の見込みです。
8月29日(土)の降水確率は8月28日17時発表で50%に下がりました。この日の17件のうち中止の心配があるのは3件だけで、残り9件は屋内なので雨でも動きます。金谷夢花火は雨天中止・予備日なしで、翌30日への振替もありません。中止判断の確かめ方と、30日に回せるものを一覧にしました。



