ジモティースポット市原がオープン|不要品0円〜、定休日は毎月第3水曜日・持ち込みは市原市民のみ

市原市門前2丁目のリユース拠点「ジモティースポット市原」が、2026年9月11日(金)に開店しました。予約不要で不要品を持ち込むと、地域の情報サイト「ジモティー」を通じて必要な人へつながる仕組みです。市原市とジモティーが2025年10月に結んだ協定にもとづく、市原市への初めての出店になります。

この記事は2026年9月3日時点の情報として、株式会社ジモティーの発表資料をもとにまとめています。市原市が正式に発表している情報はまだ少ないため、この記事は主にジモティー側の資料を根拠にしています。

不要品を運ぶイメージ(画像はイメージ、ジモティースポット市原の実際の様子ではありません)
不要品を運ぶイメージ(画像はイメージ)。写真: U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Jonathan Whitely / Wikimedia Commons(Public domain)
目次

基本情報|9月11日オープン、定休日は毎月第三水曜日

項目内容
名称ジモティースポット市原
住所千葉県市原市門前2丁目261
オープン日2026年9月11日(金)
営業時間10:00〜18:00
定休日毎月第三水曜日・年末年始
運営みどり産業株式会社
店舗HPjmty.jp/about/jmtyspot_ichihara

持ち込みができるのは市原市民のみで、身分証の持参が必要です。持ち込み自体に予約や手数料はかかりません。市外に住んでいる人が譲り受けだけをする場合に利用できるかどうかは、公式ページでの確認が必要です。

何ができる場所か|不要品を無料〜低価格で次の人へ

ジモティースポットは、「まだ使えるけれど不要になったモノ」を地域内で譲り合うサービスです。譲りたい人は予約なしで店舗に持ち込むだけで、次に必要とする人へつなぐことができます。譲り受けたい人は、地域の情報サイト「ジモティー」で商品情報を確認したうえで、店舗で実物を見て購入・引き取りができます。

持ち込み対象品は、家具、生活家電、子ども用品、スポーツ・レジャー用品、楽器、食器、本・CD、衣類、ペット用品などです。リサイクルショップでは買取されないものや、配送コストがかさむ家具まで、再販価値が低く捨てられがちな「まだ使えるモノ」を幅広く扱います。

一般的なリサイクルショップは、状態が良く再販価値の高い品物を優先的に買い取る仕組みのため、少し古い家具や、配送コストがかさむ大型家電は持ち込んでも断られることがあります。ジモティースポットは、こうした「リサイクルショップでは扱いにくいけれど、まだ使えるモノ」の受け皿を目指している点が特徴です。

品目の例価格の例
ベビーカー800円
電子レンジ500円
椅子0円

価格は店舗の在庫状況によって変わります。上記はジモティーの発表資料に例として挙げられている金額で、実際にオープン後の店頭にどんな品物が並ぶかは変動します。

持ち込めないもの|冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビは対象外です

【2026年9月11日追記】オープン当日にあたり、公式ページに掲載されている持ち込みの条件を確認しました。家電なら何でも持ち込めるわけではありません。

とくに間違えやすいのが、リサイクル家電4品目(冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン、テレビ)です。これらは持ち込めません。家電リサイクル法の対象で、別のルートで処分する必要があります。

持ち込めないもの補足
リサイクル家電4品目冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン、テレビ
大きい家具組み立て時の3辺合計(高さ・幅・奥行き)が180cm以上のもの全部
自転車19インチ以上(防犯登録が義務化されているサイズ)
マットレス・寝具・畳
管理医療機器マッサージチェアなど
人形類雛人形、五月人形、日本人形
そのほかズボンプレッサー/車のタイヤ・タイヤチェーン/USBメモリなどのデータ保存媒体/耐火金庫/塗料・スプレー缶
乳幼児向け玩具3歳未満向けで、子供PSCマークのないもの
ジモティースポット市原の公式案内より。2026年9月11日確認

家具は3辺の合計が180cmが境目です。たとえば高さ80cm・幅60cm・奥行き40cmなら合計180cmちょうどで、これは持ち込めません。持って行く前に測っておくと確実です。

持ち込める人にも条件があります

モノの種類だけでなく、持ち込む人にも条件があります。

  • 市原市民の持ち込みに限ります。市外の人は持ち込めません
  • 事業者の持ち込みはお断りとされています
  • 18歳未満および高校生からは引き取りできません
  • 免許証など住所が確認できる身分証が必要です。提示できない・忘れた場合は引き取ってもらえないことがあります

高校生が自分の不要品を持って行っても受け付けてもらえません。保護者が持ち込む形にする必要があります。

状態の条件|その場で通電・動作確認をされます

「まだ使えるモノ」という条件は、実際に店頭で確かめられます。

  • 破損、目立つ汚れ、臭いがあるものはNG
  • 解体されていて、すぐに使えない状態のものはNG
  • 家電は、本来の使い方ができないものはNG(電源が入らない、温まらない電子レンジなど)
  • 引き取り時に、通電・動作確認をされます
  • 事前の清掃をお願いされています。そのままリユースされるためです
  • 組立式のものは、すぐ使える状態に組み立てて持ち込みます
  • 持ち込み品を入れてきた段ボールなどの資材は、全部持ち帰ります。店では処分できません

持ち込みの受付は店頭のタブレットで行います。到着したらまず専用タブレットで受付登録をして、家電は通電確認、汚れがあれば簡易清掃をしてから、指定された場所に置いて終了です。

なお、車への積み降ろしは自分で行います。施設内での車両事故について、ジモティーと市原市は責任を負わないと明記されています。

利用の流れ|譲りたい人と、譲り受けたい人で違う

ジモティースポット市原の利用方法は、不要品を譲りたい人と、譲り受けたい人とで手順が異なります。

立場流れ
譲りたい人予約不要で店舗に不要品を持ち込む。手数料はかからない
譲り受けたい人ジモティーのサイトで商品情報を確認 → 店舗で実物を見る → 購入・引き取り

粗大ごみとして市に処分を依頼する場合、多くの自治体で収集手数料がかかりますが、ジモティースポットへの持ち込みは手数料がかかりません。譲りたい人にとっては、処分の手間とコストを同時に削減できる形です。譲り受けたい人にとっては、手に取りやすい価格、または無料でリユース品を手に入れられるというメリットがあります。市原市にとっても、ごみの排出そのものを抑制できるため、収集・処理にかかる行政コストの削減につながる仕組みです。

運営はみどり産業株式会社|市原市地元の廃棄物処理会社

ジモティースポット市原は、市原市で長年、廃棄物回収処理・リサイクル事業を展開してきたみどり産業株式会社が、ジモティーとの協力で運営します。同社の津根頼行代表取締役は、これまで廃棄物に関わる事業を通じて地域の環境を守る仕事に携わってきた立場から、「まだ使えるものまで廃棄されてしまう」現実を日々感じてきたとコメントしています。実店舗の運営は同社にとって新しい領域で、今回が第1号店にあたります。津根代表は、廃棄物を扱ってきた自社だからこそできるリユースの形があると信じているとも述べています。

市原市の小出譲治市長も、市民から「まだ使えるものを捨てるのはもったいない」「必要としている方に譲りたい」という声が多く寄せられていたとして、開設を歓迎するコメントを出しています。近年、ごみの減量や資源の有効活用は持続可能な社会の実現に向けた課題となっており、リユースを後押しする仕組みづくりが求められているとも述べています。市長コメントでは、廃棄物の削減や循環型社会の形成に寄与するものと位置づけられています。

全国では2025年に約4,300トンのごみを削減

ジモティーは全国312自治体とリユースに関する協定を結んでおり、うち43自治体でジモティースポットを運営してきました(市原市が加わる前の集計時点の数値)。2025年には全国の拠点で累計約140万点のモノがリユースされ、約4,300トンのごみ減量効果を生み出したとしています。市原市とジモティーの協定は2025年10月に締結されており、ジモティースポット市原は、この協定にもとづく市原市内では初めての出店です。

ジモティーは今後2030年までに、ジモティースポットを329店舗へ拡大する計画を掲げています。これが実現すると、年間約8.4万トン(店舗あたり年間254トン)のごみ削減を見込むとしており、日本全国で排出される粗大ごみ・衣類ごみの合計の約6%に相当するとしています。算出のもとになっているのは、環境省の「一般廃棄物処理実態調査 令和5年度調査結果」による生活系粗大ごみの収集量(年間約86万トン)と、環境省「循環型ファッションの推進方策に関する調査業務」報告書概要版による衣類の可燃・不燃ごみ量(年間約48万トン)です。8.4万トンという数字は、この2つを合わせた約134万トンの約6%にあたります。

運営会社「ジモティー」はどんな会社か

ジモティースポットを展開する株式会社ジモティーは、東京都品川区西五反田に本社を置く情報通信業の企業で、代表者は加藤貴博氏です。地域の情報サイト「ジモティー」を運営しており、東証マザーズ(現グロース市場の前身区分)に上場しています。ジモティースポット市原の運営は、この記事で紹介したとおり、地元の廃棄物処理会社であるみどり産業株式会社が担っています。

全国ではどんな店舗が広がっているか

段ボール箱のイメージ(画像はイメージ、ジモティースポット市原の実際の様子ではありません)
段ボール箱のイメージ(画像はイメージ)。写真: brownpau / Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

ジモティーは、市原市の発表と同じ2026年8月26日に、いわき市でも「ジモティースポットいわき」を2026年9月10日にオープンすると発表しており、市原市とほぼ同時期の出店です。あわせて2026年9月3日には、大阪住之江店が開店から3か月で約21トンのごみ減量効果を上げたという実績発表もありました。2026年9月1日には、兵庫県佐用町・大阪府忠岡町・大阪府河内長野市・神奈川県山北町・静岡県御前崎市の5自治体と、リユースに関する新規協定を結んだことも発表されており、9月だけでも全国で拠点と協定の両方が広がっている段階です。

2026年9月の発表を時系列で並べると

ジモティーが2026年9月に入ってから発表したリユース関連のニュースを、時系列で並べると以下のとおりです。

発表日内容
9月1日兵庫県佐用町・大阪府忠岡町・大阪府河内長野市・神奈川県山北町・静岡県御前崎市の5自治体とリユースに関する協定を締結
9月3日大阪住之江店が開店から3か月で約21トンのごみ減量効果
9月10日いわき市に「ジモティースポットいわき」オープン
9月11日市原市に「ジモティースポット市原」オープン

市原市の初出店は、8月26日の発表からわずか2週間ほどでの実現です。1週間のうちにいわき市・市原市と、2つの自治体で新規オープンが続く形になっています。市原市は千葉県内では初めての「ジモティースポット」設置自治体にあたるかどうかは、この記事の時点では確認できていません。

市原市内の他のスポットもあわせてどうぞ

市原市の公園・商業施設の情報は、既存記事にもまとめています。

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この記事で確認できていないこと

ジモティーの発表資料には、店舗の駐車場の台数や、最寄り駅・バス停からの具体的な徒歩分数、電話番号についての記載を確認できませんでした。車での来店を考えている人や急ぎで問い合わせたい人は、あらかじめ店舗HPで確認したほうが確実です。

  • 店舗の駐車場の台数
  • 最寄り駅・バス停からの具体的な徒歩分数
  • 店舗の電話番号
  • 持ち込み品の1回あたりの点数上限や、大型家具の搬入方法の詳細
  • 店頭に並ぶ期間や、売れ残った品物の扱い

問い合わせ先

ジモティースポット市原 千葉県市原市門前2丁目261/営業時間 10:00〜18:00/定休日 第3水曜日・年末年始
電話 0120-449-860(ジモティースポットに関する案内のみ)/メール jimosp@midori-sangyou.co.jp

営業時間や定休日、持ち込みできる品目の最新情報は、必ず店舗の公式ページで確認してください。サービス内容は予告なく変更される可能性があると、ジモティー自身も発表資料の中で注意を呼びかけています。

ジモティースポット市原(公式サイト)

出典

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