木更津市太田の太田山公園にあるきみさらずタワーは高さ28メートル。展望台からは市街地から富士山まで見渡せます。
公園は常時開設で休園日なし、駐車場は68台。JR木更津駅から車で5分です。
そしてこの山は、「木更津」という地名が生まれた場所そのものです。
太田山公園の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒292-0044 木更津市太田2-16 |
| 開園時間 | 常時開設 |
| 休園日 | なし |
| 駐車場 | 68台 |
| 園内の施設 | 木更津市郷土博物館金のすず/旧安西家住宅 |
常時開設で休園日がありません。時間を気にせず入れる公園です。ただし園内にある郷土博物館は別施設なので、そちらには開館時間と休館日があります。
きみさらずタワーは高さ28メートル

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 高さ | 28メートル |
| モチーフ | 日本武尊と弟橘媛が手を差しのべあう像 |
| 展望台から見えるもの | 市街地や富士山 |
| 場所 | 太田山公園内 |
ただの展望塔ではありません。日本武尊(やまとたけるのみこと)と弟橘媛(おとたちばなひめ)が、手を差しのべあう姿をかたどっています。この2人が、木更津の地名の由来にあたる伝説の登場人物です。
「木更津」の地名は、この山で生まれました
木更津市が公表している由来です。
日本武尊が上総へ渡る際、海が荒れて船が難破しそうになりました。妃の弟橘媛が海に身を投じて海神を慰め、波が静まりました。上陸後、尊が太田山から海を見下ろし妃をしのび、この地を去らなかったことから「君不去(きみさらず)」と呼ばれるようになったとされています。
「君、去らず」が「きみさらず」になり、木更津になったという話です。そしてその「去らなかった」場所が、この太田山です。
タワーが日本武尊と弟橘媛の像をかたどっているのは、この伝説をそのまま形にしたからです。展望台から海を見下ろすと、日本武尊が立っていたのと同じ方向を見ることになります。
中の島大橋(27メートル)とは別のものです

ここは間違えやすいところです。木更津にはもう一つ有名な高い構造物があり、高さが1メートルしか違いません。
| 項目 | きみさらずタワー | 中の島大橋 |
|---|---|---|
| 高さ | 28メートル | 27メートル |
| 種類 | 展望塔 | 歩道橋(長さ236メートル) |
| 場所 | 太田山公園(内陸の山の上) | 木更津港(海の上) |
| 特徴 | 日本武尊と弟橘媛の像がモチーフ | 歩道橋の高さ日本一。赤く塗装 |
| 認定 | — | 平成22年4月に「恋人の聖地」 |
「恋人の聖地」に認定されているのは中の島大橋のほうです。きみさらずタワーではありません。
中の島大橋は「歩道橋の高さ日本一」で、長さは236メートルあります。人だけが通れる橋です。この橋は10月頃から再び通行止めになる予定があります。詳しくは木更津市の公園8選の記事をご覧ください。
アクセスは駅から車で5分、バスもあります
| 手段 | 経路 |
|---|---|
| 車 | JR木更津駅から私立木更津総合高等学校方面へ車で5分 |
| バス | JR木更津駅東口から「太田循環行き」に乗り、「恋の森」下車、徒歩5分 |
バス停の名前が「恋の森」です。伝説にちなんだ名前がそのままバス停になっています。降りてから徒歩5分で公園に着きます。
車なら木更津駅から5分と近い距離です。駐車場は68台あります。
園内には博物館と古民家があります
公園の中に2つの施設があります。
- 木更津市郷土博物館金のすず
- 旧安西家住宅
郷土博物館金のすずは入館無料で、内房にある4つの博物館のうちの1つです。9月22日(火)は内房の博物館4館がそろって休みになる日でもあります。詳しくは内房の博物館4館の記事にまとめています。
公園は24時間入れますが、博物館は開館時間内だけです。両方を目当てに行くなら、博物館の時間に合わせてください。
郷土博物館は令和6年度から一般も無料になりました
公園の中にある木更津市郷土博物館金のすずは、常設展示の観覧料が令和6年度から一般も無料になりました。市は「子どもから大人まで、どなたでも無料です」と案内しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開館時間 | 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) |
| 休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)/年末年始(12月28日〜1月4日)/臨時休館あり |
| 常設展の観覧料 | 無料(令和6年度から一般も無料) |
| 特別展 | 1人につき1,000円以内でその都度定める |
| 所在地 | 木更津市太田二丁目16番2号(太田山公園内) |
| 電話 | 0438-23-0011 |
入館は午後4時30分までです。閉館の5時ぎりぎりに着いても入れません。公園自体は常時開設なので、この30分の差に注意してください。
休館日は毎週月曜ですが、月曜が祝日の場合は翌日が休みになります。2026年9月は9月21日(月)が敬老の日なので、その翌日の9月22日(火)が休館になります。連休中に行く予定なら気をつけてください。
常設展は無料ですが、特別展は別料金です。「1人につき1,000円以内でその都度定める」という決め方なので、開催されている内容によって変わります。
春は夜桜のライトアップがあります
太田山公園では春に夜桜ライトアップが行われます。2026年(令和8年)は3月23日(月)から4月5日(日)まで、午後5時30分から午後9時00分まで点灯されました。
2026年のライトアップはすでに終了しています。桜の開花状況によって期間が変わると案内されているので、来年行くなら開花の時期に合わせて市の発表を見てください。
ライトアップの問い合わせは経済部観光振興課(観光企画係 0438-23-8459/観光振興係 0438-23-8118)です。公園そのものの問い合わせ先(市街地整備課)とは別になります。
公園は常時開設なので、ライトアップの期間でなくても夜に入れます。ただし夜間の照明については確認できていません。
行く前に、この順番で確認します
- 公園そのものは時間を気にしなくて大丈夫。常時開設で休園日もありません
- 博物館に入るなら午後4時30分までに着く。閉館は5時ですが入館は4時30分までです。月曜(祝日なら翌日)が休みで、9月は22日が休館です
- 車なら木更津駅から5分。駐車場は68台あります
- バスなら東口から「太田循環行き」で「恋の森」下車。そこから徒歩5分です
- 中の島大橋と混同しないこと。「恋人の聖地」で「歩道橋日本一」なのは中の島大橋のほうです
この記事で確認できなかったこと
- きみさらずタワーの利用時間と料金。公園が常時開設であることは確認しましたが、タワーの展望台に上れる時間帯や料金の記載は見つけられませんでした
- 駐車場の料金。台数(68台)は確認しましたが、有料か無料かの記載がありません
- きみさらずタワーの建設年。記載を確認できませんでした
- 富士山が見える条件と時期。「市街地や富士山まで見渡せます」とだけ案内されています
- 夜間の照明の有無。常時開設ですが、夜の見え方は確認していません
- 旧安西家住宅の公開時間。この記事では扱っていません
内容は2026年9月1日時点で木更津市が公表しているものです(太田山公園のページは2025年2月10日更新、市のシンボルのページは2024年2月29日更新)。問い合わせは木更津市 都市整備部 市街地整備課の公園管理係 0438-23-8467、または都市整備係 0438-23-8468です。



