久留里線ツアー&キハE130撮影会は10/17|申込は9/17正午からJRE MALL、料金1万〜2.5万円

上総亀山駅(画像は久留里線終点の駅舎)

JR東日本房総事業本部が、久留里線を舞台にした乗車ツアーと撮影イベントを2026年10月17日(土)に開催します。乗車ツアー「房総鉄路〜秋風薫る久留里線終着駅の旅〜」と、撮影イベント「木更津写真部 キハE130形撮影会〜木造検修庫と夕凪の転車台編〜」の2本立てで、どちらも申込は2026年9月17日(木)正午からJRE MALLチケットで先着受付です。

この記事は2026年9月11日時点で、JR東日本の公式発表(2026年9月10日付)をもとにまとめています。

上総亀山駅(画像は久留里線終点の駅舎)
ツアーの終点となる上総亀山駅。写真: くろふね/Wikimedia Commons(CC BY 4.0)
目次

2つのイベント、日時と料金

房総鉄路〜秋風薫る久留里線終着駅の旅〜木更津写真部 キハE130形撮影会
開催日時2026年10月17日(土) 9:50〜12:502026年10月17日(土) 14:20〜16:30
募集人数スタンダード38名・プレミアム2名スタンダード19名・プレミアム1名
料金(税込)スタンダード15,000円・プレミアム25,000円スタンダード10,000円・プレミアム20,000円
対象15歳以上(高校生以上)15歳以上(高校生以上)

申込開始は両イベントとも2026年9月17日(木)12:00からで、定員に達し次第、受付を締め切ります。申込先はJRE MALLチケット JR東日本房総事業本部店で、乗車ツアーと撮影イベントでそれぞれ別のページになっています。同じ日に2つとも申し込めば、午前に乗車ツアー、午後に撮影イベントという1日がかりの久留里線デーも組めます。

乗車ツアーは何ができるのか

「房総鉄路〜秋風薫る久留里線終着駅の旅〜」は、ツアー限定のヘッドマークを掲出した団体臨時列車に乗車し、久留里線内の駅を通過体験できる企画です。通常の定期列車では止まる駅も、このツアーでは通過することがあるとみられます。

終点の上総亀山駅では、約30分間ホームや駅事務室など駅構内を見学できるほか、ツアー参加者だけで駅構内を貸し切り、線路に降りての写真撮影も可能です。ヘッドマークの付け替え作業の見学もできます。さらに、2012年3月まで久留里線で実際に使われていたタブレット閉そく器(列車を安全に走行させるための器具)による、タブレット交換の実演もあります。普段は見られない保安設備の再現が見られる点は、鉄道ファンにとって数少ない機会です。

参加者には記念乗車証や久留里線沿線の名物商品がプレゼントされます。プレミアムプランでは、往路・復路それぞれ1名ずつ団体臨時列車の乗務員室の一部に入り、前面展望を楽しめます。

終点の上総亀山駅から徒歩圏には、千葉県最大の貯水量を誇る亀山湖もあります。ツアー自体は12:50に木更津方面へ折り返す構成のため湖まで足を延ばす時間はなさそうですが、周辺の地理を知っておくと当日の景色がより楽しめます。

→ 亀山湖は千葉県最大の貯水量|総貯水容量1,475万㎥、堤高34.5mの亀山ダム

撮影イベントは何ができるのか

「木更津写真部 キハE130形撮影会〜木造検修庫と夕凪の転車台編〜」は、木更津駅構内で久留里線の車両キハE130形を撮影できる企画です。会場となるのは昭和初期製の木造検修庫と、千葉県内で唯一残る転車台です。転車台を使った車両の方向転換作業を、間近で撮影できる時間が用意されています。

参加者は、普段は乗ることのできない入換車両に乗って木更津駅検修庫まで移動します。プレミアムプランは移動中の乗務員室の一部に入れるほか、スタンダードプランの終了後に、プレミアムプラン参加者だけの追加撮影時間(約20分程度)が設けられます。参加者には記念参加証がプレゼントされます。

会場へのアクセス・駐車場

木更津駅の構内(画像はイメージ)
撮影イベントの会場は木更津駅構内です。写真: Syced/Wikimedia Commons(CC0)

撮影イベントの会場は木更津駅構内、乗車ツアーの起終点も久留里線の起点である木更津駅とみられますが、公式発表に集合場所そのものの明記はありません。木更津駅はJR内房線と久留里線の乗換駅で、東京駅からは内房線特急「さざなみ」で1時間強、東京湾アクアライン経由の高速バスでも行き来できます。

木更津駅前には、タイムズ・三井のリパークなど複数の民間コインパーキングがあり、いずれも有料です。正確な料金は駐車場ごとに異なるため、当日利用する場合は現地の看板か各駐車場の公式サイトで確認してください。上総亀山駅前の駐車場の有無は、2026年9月11日時点で確認できていません。

今回のイベントは久留里線の駅構内・車両基地が舞台の企画で、公道での交通規制や通行止めは公式発表に記載がなく、実施される予定もないとみられます。

木造検修庫と転車台について

撮影会場となる木更津駅の検修庫は、公式発表によると昭和初期に建てられたものです。併設する転車台は、蒸気機関車時代からの設備を今も使い、車両の向きを変えるために使われています。公式発表は「千葉県内唯一となる転車台」としており、房総エリアで現役の転車台はここだけとみられます。ふだんは一般の立入りができない構内設備で、今回のような撮影イベント以外で間近に見る機会はほとんどありません。

久留里線自体も1912年(大正元年)12月28日に木更津〜久留里間で開業した、100年以上の歴史がある路線です。今回のツアー・撮影会は、その歴史ある路線の設備と車両を、廃止が決まった区間も含めて味わえる企画といえます。

久留里線は2027年4月に一部区間が廃止されます

久留里線は、平山・上総松丘・上総亀山の3駅を含む区間が2027年4月で廃止されることが既に発表されています。今回のツアーの終点であり撮影の舞台でもある区間が、半年後には列車で訪れられなくなる計画です。詳しい廃止区間・代替バスの本数や運賃は、下記の記事にまとめています。

→ 久留里線の平山・上総松丘・上総亀山は2027年4月で廃止|代替バスは13往復・200円

今回のツアー内容には廃止についての直接の言及はなく、あくまで「久留里線の魅力を味わうイベント」として企画されています。ただし、結果的に廃止が決まっている区間へ団体臨時列車で足を運べる、数少ない機会のひとつになります。

久留里線をめぐっては、車両面でも動きがあります。JR東日本は2026年9月10日、内房線・外房線を含む千葉エリアの209系を、E233系(改造車両)・E131系(新造車両)へ置き換えると発表しました。今回のイベントの主役であるキハE130形は久留里線・木更津以南の内房線などで使われるディーゼルカーで、209系(電車)とは別の系列ですが、同じ房総エリアで車両の動きが重なっている時期にあたります。

→ 内房線・外房線の209系が10月からE233系に|ボックス席は無くなります、館山・安房鴨川まで対象

注意事項・問い合わせ先

  • JRE MALLチケットの利用には会員登録が必要です。
  • 申込条件・イベント内容の詳細はJRE MALLチケットの販売ページで確認してください。
  • 当日の天候等によっては、内容の一部変更または中止となる場合があります。
  • イベントの内容や当日スケジュールは、予告なく変更になる場合があります。

問い合わせ・申込は、JRE MALLチケット JR東日本房総事業本部店から行います。乗車ツアーと撮影イベントは別ページのため、目的のイベントのページを確認してから申し込んでください。

この記事で確認できていないこと

  • 団体臨時列車が実際にどの駅を通過するか(公式発表に駅名の記載なし)
  • 荒天時に順延されるのか、中止のみなのか(公式発表は「内容変更もしくは中止」とのみ記載)
  • 前年(2025年)に同種のイベントが開催されたかどうか、あった場合の内容との違い

この記事は2026年9月11日時点の情報にもとづいています。最新情報はJRE MALLチケットの販売ページで確認してください。

出典

上総亀山駅(画像は久留里線終点の駅舎)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

内房地域を中心に情報を発信しています。
情報は絶賛募集中です。

イメージキャラクターは、うさぎのハル君♪

目次