鋸南町吉浜の保田漁港にある「保田漁協ばんや」は、保田漁業協同組合が直営する食事処です。朝獲れの魚介類を使った漁師料理を、漁協ならではの価格で味わえます。
この記事では、営業時間・アクセス・駐車場と、あわせて確認しておきたい「ばんやの湯」の休業情報をまとめました。住所は〒299-1908 千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5です。
施設の構成
公式サイトによると、施設は「ばんや本館」「ばんや新館」「ばんやの湯」「直売コーナー」で構成されています。本館は年中無休で営業していますが、新館とばんやの湯は火曜定休です(保田漁協ばんや公式サイト、2026年8月21日時点)。
新館は最大210名まで収容できる規模で、団体・バス旅行の受け入れにも対応しています。家族連れの少人数から、団体の予約利用まで幅広く対応できる施設です。漁協が直営することで、市場価格に近い形で新鮮な魚介を提供できるのが「ばんや」という業態の強みです。
メニュー
寿司・海鮮丼・刺身・煮物・揚物・焼物など、幅広いメニューがあります。房州名物の「さんが焼き」やホンビノス貝焼き、「大漁御膳」などが紹介されています。個別のメニュー価格は2026年8月21日時点で公式サイトに明記がなく、確認できていません。
さんが焼きは、アジやイワシなどの青魚をたたいて味噌や薬味を混ぜ、成形して焼いた房総の郷土料理です。もともとは漁師が船上で余った魚を手早く調理するために生まれたとされる料理で、南房総エリアの食事処では定番メニューの一つになっています。
ホンビノス貝は東京湾でよく獲れる二枚貝で、身が大きく食べ応えがあります。焼くとうま味が凝縮され、酒蒸しや焼き物として提供されることが多い貝です。漁協直営ならではの鮮度で味わえる点が、ばんやの魅力の一つです。

「ばんやの湯」は休業中(要注意)
日帰り入浴施設「ばんやの湯」は、2025年8月31日をもって当面の間休業しています(保田漁協ばんや公式サイト、2026年8月21日時点)。再開時期は「当面の間」とされているのみで、具体的な予定は示されていません。
混同しやすい点として、宿泊施設側には別に男湯・女湯の大浴場があり、こちらは宿泊者向けに22時まで利用できます。休業しているのはあくまで日帰り入浴の「ばんやの湯」で、宿泊施設の大浴場とは別の設備です。日帰り入浴だけを目的に訪れる場合は、事前に営業再開の有無を確認してください。両者は名称が似ているため、電話で問い合わせる際も「日帰り入浴のばんやの湯」なのか「宿泊施設の大浴場」なのかを明確に伝えると話が早くなります。
宿泊のご案内
宿泊施設は全4室の和風造りで、最大16名まで宿泊できます。料金は素泊まり大人6,800円〜、1泊朝食付き7,800円〜、1泊2食付き11,100円〜13,300円です(2026年8月21日時点)。宿泊者は大浴場を22時まで利用できます。食事処が併設されているため、宿泊しながら新鮮な海鮮料理を楽しむ計画も立てやすい施設です。
営業時間
本館の営業時間は平日9:30〜17:45(ラストオーダー17:00)、土日祝9:30〜19:30(ラストオーダー18:45)です。混雑状況によって閉店時間が前後することもあります。土日祝は営業時間が長めに設定されているため、平日よりも遅い時間まで食事を楽しめます。
アクセス
車の場合、富津館山道路の鋸南保田インターチェンジから約5分です。東京湾アクアライン経由では約1時間30分が目安です。電車の場合、JR内房線「保田」駅から徒歩約15分です。
フェリーを利用する場合、横須賀の久里浜港から東京湾フェリーで金谷港へ渡り、金谷港から車で約10分というルートもあります。神奈川方面から訪れる際の選択肢になります。車をフェリーに乗せられるため、横須賀・三浦半島方面から南房総へ向かう際は、高速道路を使うより早く着ける場合もあります。
駐車場
駐車場は約200台分あるとされています(るるぶ&more.、2026年8月21日時点、公式サイトには具体的な台数の記載がないため二次情報での確認)。料金は無料です。漁港に面した立地のため、休日は観光客の車で混み合うことがあります。

台風など荒天時の臨時休業について、2026年8月21日時点で公式な取り決めは確認できていません。海に面した立地のため、悪天候が予想される日は事前に電話で営業状況を確認することをおすすめします。
周辺の観光スポット
保田漁港周辺には、廃校を活用した道の駅「保田小学校」もあります。日帰り入浴施設としては、ばんやの湯が休業中の今、保田小学校の「里の小湯」が代わりの選択肢になります。
鋸南町は「日本三大水仙群生地」の一つとされる江月水仙ロードがあるエリアでもあります。海鮮を食べたあとに周辺の観光スポットを組み合わせて訪れることもできます。
保田漁港自体も、漁船が並ぶ様子を間近で見られる場所です。食事の前後に漁港を歩いて、実際に魚介が水揚げされる現場の雰囲気を味わうのも南房総らしい過ごし方です。
鋸南保田インターチェンジからのアクセスが良いため、東京方面からのドライブ旅行では、南房総エリアに入って最初に立ち寄りやすいスポットの一つでもあります。旅の最初か最後の食事どころとして組み込む人も多いと考えられます。
南房総は館山・勝浦方面まで足を延ばす観光客も多く、鋸南町はその通り道にあたる立地です。日程の中で「行き」か「帰り」のどちらかに保田漁協ばんやでの食事を組み込むと、移動時間を有効に使えます。
よくある質問
予約は必要ですか?
団体・バス旅行の場合は新館での予約対応があります。個人・少人数での利用については、2026年8月21日時点で予約要否の詳細が確認できていません。混雑が予想される時期は事前に問い合わせることをおすすめします。
ばんやの湯はいつ再開しますか?
公式サイトには「当面の間休業」とのみ記載されており、具体的な再開予定日は2026年8月21日時点で発表されていません。日帰り入浴を目的に訪れる場合は、事前に公式サイトで最新の状況を確認してください。
子供と一緒に楽しめますか?
海鮮料理が中心のメニューですが、家族連れでの利用にも対応した食事処です。新館は210名収容できる規模のため、混雑時でも比較的入りやすいと考えられます。
直売コーナーでは何が買えますか?
施設内に直売コーナーがあり、地元で水揚げされた海産物などが購入できます。個別の品揃えは季節や漁獲状況によって変わるため、訪れるタイミングによって内容が異なります。
混雑する時間帯はありますか?
土日祝は昼食どきを中心に混み合うことが予想されます。営業時間が平日より長く設定されているのも、休日の集客に対応するためと考えられます。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
まとめ
保田漁協ばんやは、鋸南町保田漁港にある漁協直営の食事処です。本館は年中無休、新館は火曜定休で、大漁御膳などの漁師料理を味わえます。駐車場は約200台と広く、富津館山道路の鋸南保田インターチェンジから約5分の立地です。
日帰り入浴の「ばんやの湯」は2025年8月31日から休業中で、再開時期は未定です。お風呂目的で訪れる予定がある場合は、事前に公式サイトで最新の営業状況を確認してください。
南房総版では、館山・勝浦を中心に南房総市・鴨川市・鋸南町のイベントや店舗情報を今後も取り上げていきます。

