茂原市の8月豪雨・被災者支援まとめ|罹災証明・災害ごみ・ボランティア窓口一覧

2026年8月20日時点の情報です

茂原市は「令和8年8月千葉豪雨」(8月13日午後〜14日明け方、約120mmの大雨)を受けて、被災した方への支援制度を公式サイトで公開しています。罹災証明書の発行、各種証明書の手数料減免、災害廃棄物の仮置場、ボランティアの派遣まで、窓口と電話番号をこの記事でまとめます。

情報は茂原市の公式発表(2026年8月17日〜19日にかけて更新分)にもとづきます。隣接する市原市でも同じ大雨による支援制度が公開されており、あわせて確認できます。

スマートフォンで住宅の被害状況を撮影するイメージ

片づける前に、被害の状況を写真に残すことが最初の一歩です(画像はイメージです)
目次

いちばん先にやること:写真を撮る

片づけを始める前に、被害の状況を写真に残してください。罹災証明の申請でも、保険の請求でも、ごみの処理手数料の減免でも、写真が判断材料になります。

  • 建物の外観(4方向から)
  • 浸水した高さが分かるもの(メジャーや身近な物と一緒に)
  • 部屋の中(各部屋。床・壁・家具)
  • 壊れた家財(捨てる前に必ず1点ずつ)

片づけてしまうと、被害を証明する材料がなくなります。急いで捨てたくなりますが、撮影だけ先に済ませてください。

※以下はプロモーションを含みます

写真を撮ったら、次にやるのは保険証券を出すこと

罹災証明の申請と並行して、加入している火災保険の証券を探してください。ここを後回しにする人が多く、そのぶん損をしています。

理由は、公的支援と保険金は別枠だからです。市の見舞金や税の減免を受けても、保険金が減ることはありません。保険金の請求は契約者本人の権利で、罹災証明とは審査の主体そのものが違います。片方だけで満足して終わると、受け取れたはずのお金を取り逃がします。

そのうえで、証券のどこを見るかが決まっています。

  • 風災 ― 屋根瓦のずれ、雨樋の破損、カーポートの飛散、アンテナの倒壊。住宅の火災保険にはほぼ標準で付いています
  • 水災 ― 床上浸水、土砂の流入。こちらは付いていない契約があります。保険料を下げるために外していることがあるので、証券で必ず確認してください

「火災保険」という名前ですが、火事でなくても使えます。ここを知らずに全額自費で直す人が毎年います。請求できる期間は被害から3年以内が一般的なので、今回の被害はもちろん、去年の台風のときに直した箇所もまだ間に合う可能性があります。

とはいえ、被害箇所の特定と保険会社とのやり取りは手間がかかります。床下や屋根裏は、素人が見ても被害の範囲が分かりません。建物を調査して申請まで支援してくれるサービスがあり、火災保険申請事務局は調査そのものが無料です。調べてもらった結果「対象外でした」で終わっても費用はかかりません。

無料の建物調査を申し込む

ただし、順番は守ってください。罹災証明がないと、税や保険料の減免も、見舞金も、災害ごみの無料搬入も使えません。公的な支援を先に取り切ってから、自己負担ぶんの話をする。下でその手順をまとめています。

それと、「保険金が下りるので自己負担ゼロで直せます」と言って契約を急がせる修理業者には注意してください。国民生活センターに相談が寄せられている形です。保険が使えるかを決めるのは保険会社であって、業者ではありません。その場で契約書にサインしない。おかしいと感じたら消費者ホットライン188(局番なし)に相談できます。

罹災証明書・被災証明書の申請

罹災証明書は住宅(住家)の被害の程度を、被災証明書は土地・塀・車などの家屋以外の被害を、市が証明する書類です。見舞金・ごみの手数料減免・各種減免など、多くの支援制度で必要になります。

項目内容
窓口茂原市役所 市民税課(2階10番窓口)
電話0475-20-1577
受付時間9時〜16時30分(土日祝・年末年始は閉庁)
必要書類本人確認書類、市外在住者は居住確認書類、代理申請は委任状、損害が分かる写真(推奨)
アクセス茂原市役所(茂原市道表1)はJR外房線・茂原駅南口から徒歩約20分。駐車場あり

2026年8月20日時点で確認できた範囲では、市原市のような土日窓口の特別開設や、オンライン申請の案内は茂原市の公式ページには見当たりませんでした。最新の受付状況は市民税課へ直接ご確認ください。

証明書交付手数料の減免(8月19日〜受付開始)

令和8年8月千葉豪雨で被害を受けた方向けに、2種類の手数料減免が2026年8月19日(水)から受付開始されています。

減免の種類対象証明書窓口電話
税証明書の減免所得証明書・非課税証明書・課税証明書・固定資産評価額証明書・固定資産公課証明書・納税証明書(法人・個人)など市民税課0475-20-1577
各種証明書の減免住民票・住民票記載事項証明書・印鑑登録証明書・戸籍の附票(本籍地が茂原市の方)市民課(本納支所 0475-34-2111)0475-20-1502
罹災・被災証明書がなくても相談できます

罹災・被災証明書の所持が望ましいとされていますが、証明書が手元になくても、被害状況の確認によって減免が受けられる場合があると案内されています。まずは窓口に相談してください。

受付期間は「令和8年8月19日(水)から当分の間」とされ、終了日は2026年8月20日時点で明記されていません。コンビニ交付では手数料免除は適用されないため、窓口での申請が必要です。

災害廃棄物(仮置場)|8月31日まで

茂原市は豪雨で発生した災害廃棄物を受け入れるため、仮置場を開設しています。

項目内容
所在地茂原市高師1303番地1 茂原公園第2駐車場
開設期間2026年8月17日(月)〜8月31日(月)※土日も開設
受付時間9時〜16時
問合せ経済環境部 環境保全課 0475-20-1504

搬入できるもの・できないもの

  • 可燃/可燃粗大
  • 不燃/不燃粗大
  • リサイクル家電(テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・エアコン・洗濯機・衣類乾燥機・パソコン)
  • その他家電
生ごみ・浸水被害と関係ない生活ごみは対象外です

生ごみは搬入できません。浸水被害に起因しない通常の生活ごみや、業者が撤去・解体した廃棄物も対象外です。冷蔵庫は中身を必ず空にしてから搬入してください。

罹災証明の要否については、2026年8月20日時点で公式ページに明記がありませんでした。搬入前に環境保全課(0475-20-1504)へ確認することをおすすめします。市原市(隣接エリア)では8月20日までは証明なし・写真確認での手数料免除としていましたが、茂原市が同じ扱いかは今回確認できていません。市役所の窓口は土日祝が休業ですが、仮置場自体は土日も開設されている点にご注意ください。

災害廃棄物の片づけ・ボランティア作業のイメージ

片付けの負担が大きいときは、ボランティアへの相談も選択肢です(画像はイメージです)

片づけを手伝ってもらう|ボランティアの派遣

茂原市社会福祉協議会が、令和8年8月千葉豪雨で被災した世帯を対象に、家の中の片付け・清掃、家具の運び出し、敷地内の片付けなどを行うボランティアの派遣を受け付けています。

項目内容
窓口茂原市社会福祉協議会(茂原市総合市民センター内、町保13-20)
電話0475-23-1969
受付時間9時〜16時
費用無償(ボランティア活動保険への加入が必須)

一人で抱えないでください。浸水した家の片づけは、量も重さも想像より大きくなります。相談だけでも受け付けているので、迷ったら電話してみてください。

税・保険料の減免、見舞金など(通年の被災者支援制度)

茂原市には災害時の被災者支援制度が通年で用意されています。今回の豪雨にも適用対象です。

制度対象窓口電話
市民税減免納期未到来分を一定基準で減免市民税課0475-20-1577
固定資産税減免災害による納期未到来分資産税課0475-20-1579
市税徴収猶予1年間を限度に納税猶予収税課0475-20-1578
国保税減免住宅・家財の損害がある場合国保年金課0475-20-1503
後期高齢者医療減免財産の著しい損害国保年金課0475-20-1503
国民年金保険料免除被害がおおむね2分の1以上国保年金課0475-20-1503
介護保険 猶予・減免著しい損害を受けた場合高齢者支援課0475-20-1572
保育料・給食費減免著しい損害を受けた場合保育課0475-36-5656
災害見舞金死亡・負傷・住家被害社会福祉課0475-20-1571
救援物資配布被災者社会福祉課0475-20-1572

この一覧は茂原市の被災者支援制度ページ(2026年4月作成)にもとづく通年制度です。今回の豪雨に限定した特例措置は、証明書手数料の減免(上記)以外は2026年8月20日時点で個別の案内が確認できていません。各制度の詳細・要件は担当課へお問い合わせください。

屋根が壊れた・雨漏りしている場合はどうするか

浸水の片づけに気を取られて、屋根の被害が後回しになることがあります。ここは後回しにできません。次の雨で被害が広がるためです。

やる順番は決まっています。

順番やることポイント
1写真を撮る屋根に上がらず、地上から望遠で。全体と被害箇所の両方
2罹災証明を申請する減免・見舞金・保険の手続きの土台になる
3加入している火災保険を確認する風災・水災の補償が付いているかを証券で見る。判断するのは保険会社
4地元の業者に見積もりを頼む現地を見て打ち合わせできるのが地元の強み。まずここ
5来られる日を聞いて、遅ければ他も当たる被災直後は数週間待ちになる。待つ判断が損になることがある

自分で屋根に上がらないでください。濡れた屋根は滑ります。被災後の高所からの転落事故は毎年起きています。ブルーシートを張る作業も、業者に頼むほうが結果的に安く済みます。

地元がすぐに来られないときの選択肢として、雨漏り修理110番のような全国対応の窓口があります。地元の見積もりと並べて比べるための1社として使うのがいいと思います。

応急処置だけでも急ぐなら無料で相談する

なお「保険金が下りるので自己負担ゼロで直せます」と言って契約を急がせる業者には注意してください。国民生活センターに相談が寄せられている形です。契約書にその場でサインしない。これだけ守れば、たいていのトラブルは避けられます。困ったときは消費者ホットライン188(局番なし)です。

いまの動き方(この順番で)

  1. 写真を撮る
    片づける前。外観・浸水の高さ・室内・壊れた家財を1点ずつ。すべての手続きの土台になります。
  2. 加入している保険会社に連絡する
    火災保険に水災の補償が付いていれば対象になることがあります。契約内容で扱いが変わるので、まず連絡して確認を。
  3. 罹災証明を申請する
    市民税課 0475-20-1577(市役所2階10番窓口、9時〜16時30分)。
  4. 災害ごみを出す
    茂原公園第2駐車場の仮置場へ。8月31日まで、9時〜16時。環境保全課 0475-20-1504。
  5. 片づけが大変ならボランティアに相談する
    茂原市社会福祉協議会 0475-23-1969。相談だけでも受け付けています。
  6. 見舞金・各種減免を申請する
    罹災証明が出てから。社会福祉課 0475-20-1571ほか、上表の担当課へ。

よくある質問

罹災証明はいつまでに申請すればいい?
茂原市の発表では申請期限は明示されていません。ただし被害の状況を確認できるうちに申請したほうが確実です。片づけてしまうと判定が難しくなるため、写真を撮ったうえで早めに相談してください。
証明書の手数料減免はいつまで受付?
「令和8年8月19日(水)から当分の間」とされており、2026年8月20日時点で終了日は明記されていません。コンビニ交付では適用されないため、窓口での申請が必要です。
災害ごみは罹災証明がなくても出せる?
2026年8月20日時点で、茂原市の公式ページには罹災証明の要否についての明記が見当たりませんでした。搬入前に環境保全課(0475-20-1504)へ確認することをおすすめします。
床下浸水でも罹災証明は出る?
被害の程度は市が調査して判定します。床下浸水がどの区分になるかはケースによって異なるため、まず申請して判定を受けるのが確実です。
ボランティアは無料?
無償です。ただし依頼者・ボランティアともにボランティア活動保険への加入が必須とされています。詳細は茂原市社会福祉協議会(0475-23-1969)へ。

あわせて読みたい

確認先

この記事は2026年8月20日時点で、茂原市の公式発表から確認できた内容をまとめたものです。制度の内容・受付窓口・期限は変更されることがあります。申請の前に必ず各担当課へご確認ください。支援制度の適用可否は個別の状況によって判断されるため、この記事の内容だけで判断しないでください。

被害が出たときの手順

罹災証明がないと、税や保険料の減免も、見舞金も、災害ごみの無料搬入も使えません。公的な支援を先に取り切ってから、自己負担ぶんの修理を考える順番です。

住まい・業者選びの全体は市原市 住まい・業者選び特集まとめにあります。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次