木更津市の拓殖大学紅陵高校が、2026年8月12日(水)の夏の甲子園2回戦で佐賀商業に1-0で勝ちました。24年ぶりの出場で迎えた初戦、そして1992年夏以来34年ぶりの夏の甲子園での白星です。試合そのものと同じくらい話題になっているのが、一塁側アルプス席の応援でした。全国の高校が使っている「チャンス紅陵」は、この学校の吹奏楽部が1986年に作った曲です。ほかにも木更津甚句、證誠寺の狸ばやし、木更津市民歌が応援曲になっています。この記事では、8月12日の試合の結果と3回戦の日程に加えて、拓大紅陵の応援曲が41年でどう増えてきたかを、吹奏楽部の公式サイトをもとにまとめます。
- 8月12日の2回戦、1-0で34年ぶりの夏の白星
- 「チャンス紅陵」が全国に広まるまで
- 5回でしか演奏されない「勝利のテーマ」
- 木更津甚句・證誠寺・木更津市民歌が応援曲になっている話
- 「オッサ!紅陵」と木更津港まつりの共通点
- 1992年の準優勝で有名になった「燃えろ紅陵」
- 1985年から2026年までの応援曲一覧
- 3回戦の日程と、試合を見る方法
拓大紅陵1-0佐賀商業|宮沢・山辺の継投で完封、34年ぶりの夏勝利
試合は2026年8月12日(水)8時に阪神甲子園球場で始まり、9時52分に終了しました。結果は拓大紅陵1-0佐賀商業。今大会で初めての雨天ゲームとなり、外野席では傘をさして観戦する人もいたと報じられています。

| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 拓大紅陵 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 1 |
| 佐賀商業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 |
唯一の得点は4回表。一死一二塁から7番・阪本幹太選手がレフトへタイムリーツーベースを放ち、拓大紅陵が先制しました。試合はそのまま1点を守り切る形で進み、両チームとも追加点は入らないまま終わりました。
拓大紅陵の投手は先発が3年生左腕の宮沢和聖投手。千葉大会決勝でも登板した投手です。8回途中からは同じく3年生の山辺颯投手(本来は遊撃手)が救援し、そのまま無失点で試合を締めました。千葉大会でエースとして自責点0を続けた二宮樂投手はこの日ベンチ入りのみで、マウンドには上がりませんでした。佐賀商業は東條陽大投手が9回を1人で投げ切る完投で、1失点に抑えています。
スポーツ各紙の見出しによると、拓大紅陵にとって夏の甲子園での勝利は1992年夏(準優勝した第74回大会)以来34年ぶりです。24年ぶりの出場に続いて、勝利そのものも長いブランクを挟んでのものでした。アルプス席の応援については「深紅の大応援団」という見出しで報じられており、試合とあわせて応援も注目を集めた1戦になっています。
「チャンス紅陵」が全国に広まったのは1986年の春だった
甲子園を見ていると、まったく関係のない学校の応援でも同じメロディーが流れてくることがあります。チャンスの場面で打者の名前を4回コールするあの曲が「チャンス紅陵」です。

吹奏楽部の公式サイト(2026年9月時点で公開終了)によると、この曲が初めて演奏されたのは1986年春のセンバツでした。その後の春季関東大会で対戦した学校が応援に取り入れ、そこから全国へ広がったと説明されています。曲名に学校名が入ったまま各地で定着したため、今では出どころを知らずに演奏している学校のほうが多いはずです。
拓大紅陵のオリジナル応援曲の第1号は、その前年の1985年に作られた「レッツゴー紅陵」です。当時の高校野球の応援は、早稲田大学の「コンバットマーチ」、慶応大学の「ダッシュケイオウ」、プロ野球選手の登場曲を借りてくるのがほとんどでした。学校が自分たちの曲を持つこと自体が珍しかった時代に始まって、以後2026年まで毎年のように新曲が作られています。
5回の攻撃でしか演奏されない「勝利のテーマ」
1990年に作られた「勝利のテーマ」は、5回の攻撃のときにしか演奏されません。ほかの回では聴けないため、公式サイトでも「プレミア的価値のある曲」と紹介されています。
演奏の形も決まっています。最初はトランペット隊だけが立ち、ほかの部員は座ったまま。ファンファーレの終わりに「OH!」の掛け声が入り、そこで全員が立ち上がって応援に入ります。公式サイトには、このファンファーレを聴き終わるまで打者が打たないという話も紹介されています。
スポニチアネックスの君島圭介記者は2026年8月3日の記事で、今大会で聴き逃せない応援曲の1つとしてこの「勝利のテーマ」を挙げています。トランペットのソロから始まる点と、5回限定という希少さを理由にしていました。同じ記事では佐野日大(栃木)の「マグナ」ももう1曲として紹介されています。
木更津甚句、證誠寺の狸ばやし、木更津市民歌が応援曲になっている
拓大紅陵の応援曲を並べていくと、木更津の地元の曲がそのまま素材になっていることがわかります。
1988年の「狸ばやし」は、木更津市の證誠寺に伝わる童謡「證誠寺の狸囃子」をマーチに編曲したものです。原曲の「ポンポコポンのポン」の部分を「ポンポコポンとカットバセ」に変え、スタンドでは「レフトスタンドへポンポコポンとカットバセ」と歌っていました。この曲は現在、ヒットが出たときのファンファーレとして使われています。1997年には同じ證誠寺の狸囃子から「ヒットファンファーレ證誠寺」も作られました。ヒットのファンファーレは全国のほとんどの学校が同じ曲(天理高校のもの)を使っているため、そこにも独自の曲を用意したという説明が公式サイトにあります。
1990年の「木更津甚句」は、木更津に伝わる民謡「木更津甚句」をアップテンポに編曲した曲です。公式サイトでは、野球部員だけでなく木更津市民からの人気も高い曲だと書かれています。
2009年の「シビックパワー」は木更津市民歌が原曲です。「カッセ紅陵 ヒット紅陵 ぶち込めスタンドへ」という掛け声から始まります。市民歌をもとにしているため、拓大紅陵の応援を知らない木更津市民でもメロディーに聞き覚えがある、という狙いで作られました。
地元の曲以外からの編曲もあります。1986年の「カーニバル(コパカバーナ)」は、コパカバーナに「ゴーゴーレッツゴーレッツゴー○○ー」という掛け声を足して応援用にしたものです。ラテンの曲を高校野球の応援に持ち込んだのは当時としては珍しかったと公式サイトが書いています。1992年の「チャージ紅陵」は、アルフレッド・リードの吹奏楽曲「第一組曲」のギャロップを編曲したものです。この年に甲子園で準優勝したこともあり、当時の新聞では野球だけでなく応援の斬新さも取り上げられたと記録されています。
「オッサ!紅陵」の“ヤッサイ、モッサイ”は、木更津港まつりと同じ言葉
2015年の「オッサ!紅陵」は、「ヤッサイ、モッサイ、オッサ紅陵」という掛け声から始まります。
公式サイトの説明によると、「オッサ」は上総地方の方言で「もちろん、そうだよ」の意味。「ヤッサイ、モッサイ」は木更津甚句の囃子詞の一種で、「そこのけ、そこのけ」にあたる言葉です。つなげると「そこのけ、そこのけ、もちろん紅陵さ」という意味になります。
この「やっさいもっさい」は、木更津港まつりの踊り大会の名前と同じ言葉です。2026年の木更津港まつりは8月14日(金)にやっさいもっさい踊り大会、8月15日(土)に花火大会という日程で、甲子園の3回戦とちょうど重なります。台風15号が8月11日夜に関東へ上陸していますが、2026年8月12日時点で木更津港まつりの中止発表は確認できていません。祭りの詳細は木更津港まつり2026|花火8/15・やっさいもっさい8/14|雨天・交通規制・駐車場は?にまとめてあります。
1992年の準優勝で有名になった「燃えろ紅陵」は、いま徳島商が使っている
1991年に作られた「燃えろ紅陵」には、はっきりした由来があります。
1992年夏の甲子園、準々決勝の池田高校戦。拓大紅陵は0対1で負けていた9回表に、立川隆史選手(のちにロッテ、阪神)が逆転2ランを打ちました。そのとき演奏されていたのがこの曲です。この場面をテレビで見ていた徳島商業の吹奏楽部員から「使わせてほしい」と連絡があり、徳島商業では今もチャンスの場面でこの曲が演奏されています。徳島商業での呼び名は「応援歌紅陵」だと公式サイトに書かれています。
「燃えろ紅陵」はユニバーサルミュージックのアルバム「ブラバン!甲子園」にも収録されています。
この1992年のチームは、決勝で西日本短大付(福岡)に0対1で敗れて準優勝でした。学校の甲子園での最高成績で、当時の監督は2019年に亡くなった小枝守さんです。今年千葉大会を制したときの優勝インタビューで、坂巻展行監督が「小枝守先生が背中を押してくれました」と話したのは、この時代のことを指しています。当時のチームの詳細は拓大紅陵が24年ぶり夏の甲子園へ|9回逆転3ラン、二宮樂と強さの理由にまとめました。
7回に全員で歌う「青天の覇者」と、得点のたびにスクラムを組む「深紅の誇り」
応援曲の中には、演奏する場面が固定されているものがいくつかあります。
1989年の「青天の覇者」は、7回のエールのときにスタンド全員で歌う応援歌です。公式サイトは、この「青天」が「本日は晴天なり」の「晴天」ではないと断っています。雲ひとつないという意味で、他の追随を許さない力を持つことを表しているという説明です。
2006年の「深紅の誇り」は、得点が入ったときにスタンドの全員がスクラムを組んで歌う曲です。公式サイトでは「この曲を知らずして紅陵の応援は語れません」と書かれています。
2007年の「勇者紅陵」は団旗入場のテーマ曲です。応援は団旗の入場から始まるため、試合前にこの曲が流れます。歌詞があり、メガホンを打ちながら歌って団旗を迎えます。
1989年の「タイムリー」は、トランペットのファンファーレとともに応援団がスタンドの外野側から走り出し、「ハイハイハイ」の掛け声でスタンドと一体になるという演出つきの曲です。
2026年の新曲は「走れ!紅陵」
吹奏楽部は毎年のように新しい応援曲を発表していて、2026年の新曲は「走れ!紅陵」です。
公式サイトの説明では、足を使って相手にプレッシャーをかける攻撃を後押しする曲として作られました。冒頭で「紅陵の力!見せてやれ!」、掛け声の部分で「走れ!走れ!走れ!」と叫ぶ構成です。紅陵野球の原点を表した曲だと書かれています。
近年の新曲を並べると、2022年「メイプルショット」、2023年「RUSH&GO」、2024年「メイプルバーン」、2025年「GET ON」、2026年「走れ!紅陵」となります。2020年と2021年は甲子園が中止・無観客だった年で、公式サイトにも球場で応援できなかったことへの記述が残っています。それでも「ヒーロー」「ポイントゲット」(2020年)、「ALL RIGHT」(2021年)と新曲は作られていました。
1985年から2026年まで、41年で48曲
吹奏楽部の公式サイトに掲載されている応援曲を、発表年順に並べます。掲載は49件で、「レッツゴー紅陵」が1985年と2004年(編曲し直したリメイク版)の2回出てくるため、曲数としては48曲になります。曲名と年は同サイトの記載に従いました(2026年8月12日確認)。
| 発表年 | 曲名 | 使われる場面・由来 |
|---|---|---|
| 1985 | レッツゴー紅陵 | オリジナル第1号。攻撃に勢いをつけたいとき。2004年に編曲し直して復活 |
| 1986 | チャンス紅陵 | 春のセンバツで初披露。全国に広まった定番曲 |
| 1986 | カーニバル(コパカバーナ) | ラテンの曲に掛け声を足して応援用に編曲 |
| 1986 | かっとばせ | 発表時は「オセオセ紅陵」。得点後にたたみかける場面で |
| 1987 | メイプルパワー | 野球応援の開始曲。タイトルは「紅陵の力」の意味 |
| 1987 | ヴィクトリー | 近年はほとんど演奏されていない |
| 1988 | 狸ばやし | 證誠寺の狸囃子をマーチに編曲。現在はヒットファンファーレとして使用 |
| 1989 | タイムリー | 応援団が外野側から走り出す演出つき |
| 1989 | 青天の覇者 | 7回のエールでスタンド全員が歌う応援歌 |
| 1990 | 勝利のテーマ | 5回の攻撃限定。トランペット隊のみ立って始まる |
| 1990 | 木更津甚句 | 木更津の民謡をアップテンポに編曲 |
| 1991 | 燃えろ紅陵 | 1992年夏の準々決勝の逆転2ランで有名に。徳島商業も使用 |
| 1992 | チャージ紅陵 | A.リード「第一組曲」のギャロップを編曲 |
| 1993 | スピリッツ | バスドラムのリズムで始まる。一度減ったが復活 |
| 1994 | ウイニング | 現在は使用されていない。復活を望む声が多い曲 |
| 1995 | ファイター | 現在は使用されていない |
| 1996 | スラッガー | 8分の6のマーチテンポ。現在は使用されていない |
| 1997 | ヒットファンファーレ證誠寺 | 證誠寺の狸囃子をヒットのファンファーレに |
| 1998 | シャウト | イントロで選手名を4回コールする形式 |
| 1999 | ヒートアップ | 掛け声は「燃えろ燃えろ燃えろ○○」。現在は不使用 |
| 2000 | 狙え紅陵 | 中軸打者向け。「狙え一発」の合唱 |
| 2001 | 行くぞ紅陵 | 応援リーダーがメガホンを持って左右に動く |
| 2002 | 攻めろ紅陵 | 振り付けは野球部の冬季トレーニング種目がもと |
| 2003 | ジャストミート | 「届けスタンドへ」と口ずさめる曲 |
| 2004 | レッツゴー紅陵(リメイク版) | 1985年の第1号を編曲し直して復活させたもの |
| 2005 | 紅陵ボンバー | 回の浅いうちに使われることが多い |
| 2006 | 深紅の誇り | 得点時にスクラムを組んで歌う |
| 2007 | 勇者紅陵 | 団旗入場のテーマ曲。歌詞つき |
| 2008 | レッツゴーチャージ | 走者が出てチャンスを広げたい場面で |
| 2009 | シビックパワー | 木更津市民歌を応援用に編曲 |
| 2010 | ビクトリーシャウト | スタンドとグラウンドの一体感をねらった曲 |
| 2011 | ゴーフォーイット | タイトルは「元気を出せ」の意味 |
| 2012 | メイプルファイター | イニングの入りに使われる |
| 2013 | ノッテけ!紅陵 | 「ノッテけ!ノッテけ!ノッテけ紅陵」の掛け声 |
| 2014 | GO FIGHT | 「ゴー!ファイト!ゴー!ファイト、コーリョー!」 |
| 2015 | オッサ!紅陵 | 上総の方言「オッサ」と木更津甚句の囃子詞から |
| 2016 | ストロング | 力強さを表現した曲 |
| 2017 | 紅陵ムーヴ | アップテンポで明るい曲調 |
| 2018 | メイプルマッチョ | 掛け声が「ウッホー・ウホ・ウホ」 |
| 2018 | ダイナマイト | 大量得点を後押しする場面で |
| 2019 | メイプルハイパー | 初回のスタート曲にも使われる |
| 2020 | ヒーロー | 掛け声に「お前がヒーローだ」を入れた |
| 2020 | ポイントゲット | 得点チャンスをイメージした曲 |
| 2021 | ALL RIGHT | 「いいぞ、その調子」の意味 |
| 2022 | メイプルショット | 走者を進める打撃を後押しする曲 |
| 2023 | RUSH&GO | ファンファーレから始まる集中攻撃の曲 |
| 2024 | メイプルバーン | 掛け声は「猛打爆発〜!○○」 |
| 2025 | GET ON | 「行くぞ!紅陵!GET ON!」から始まる |
| 2026 | 走れ!紅陵 | 足を使う攻撃を表現した2026年の新曲 |
1985年から2026年まで、新曲が作られなかった年はほとんどありません。使われなくなった曲も公式サイトから削除されずに残されていて、「ウイニング」(1994年)のように復活を望む声が紹介されているものもあります。「スピリッツ」(1993年)は一時期使う機会が減ったあと、野球部の坂巻コーチからのリクエストで復活したと書かれています。
次の試合はいつ?3回戦は8月15日と16日
第108回全国高等学校野球選手権大会の3回戦は、2026年8月15日(土)と8月16日(日)に行われます。どちらも8時開始で、各日4試合の予定です(2026年8月12日時点、阪神甲子園球場の公式日程による)。
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 8月13日(木)・14日(金) | 2回戦(各日3試合)。8月12日の第4試合・東海大甲府対健大高崎は天候不良のため13日に順延 |
| 8月15日(土)・16日(日) | 3回戦(各日4試合、8時開始) |
| 8月17日(月) | 休養日 |
| 8月18日(火) | 準々決勝(4試合) |
| 8月19日(水) | 休養日 |
| 8月20日(木) | 準決勝(2試合) |
| 8月21日(金) | 休養日 |
| 8月22日(土) | 決勝・閉会式(10時開始) |
準々決勝以降の組み合わせは、3回戦で勝ったチームの主将が試合直後にくじを引いて決まります。3回戦までの組み合わせは2026年8月1日の抽選会で決まっています。
3回戦の応援チケットは3通り、応援ツアーは8月13日(木)正午締切
拓殖大学紅陵高校は2026年8月10日(月)、3回戦のアルプススタンド応援チケットの入手方法を学校サイトで案内しました。3通りあります。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| ①応援ツアー | 近畿日本ツーリスト千葉支店が実施する「3回戦 甲子園大会応援ツアー」(一般応援用)。在校生保護者・卒業生・卒業生保護者に加えて一般の方も申込対象です。近畿日本ツーリストの特設ページから申込み、締切は2026年8月13日(木)12時00分。新幹線のぞみは全席指定のためJRプランの販売はありません。雨天順延の場合は自動的に順延日の分へ引き継がれ、参加できない場合は全額返金されます。 |
| ②学校での事前配布 | 拓殖大学紅陵高校の正面玄関で配布予定。日時は決まり次第、学校ホームページで発表するとされており、2026年8月12日時点では未定です。 |
| ③試合当日の特別配布 | 地方在住などで応援ツアーの参加や学校での受け取りが難しい人向け。詳細は後日発表で、2026年8月12日時点では未定です。 |
応援ツアーの対象試合日は8月15日(土)と案内されています。拓大紅陵の3回戦がこの日に組まれる前提で用意されたツアーですが、対戦相手は8月13日・14日に行われる2回戦の結果を待って決まるため、2026年8月12日時点ではまだ分かっていません。料金や集合場所などツアーの詳細は近畿日本ツーリストの申込ページで確認できます。キャンセルの連絡先はメール(koryo-108@or.kntct.com、平日10:00〜17:00対応)です。
試合と応援を見る方法
8月12日の拓大紅陵対佐賀商業は、テレビがNHK総合1・NHK Eテレ1・BS朝日4K、ネット配信がスポーツナビ(バーチャル高校野球)とスポーツブルで中継されました。
バーチャル高校野球とNHK ONEはどちらも見逃し配信に対応しています。平日の朝8時開始でリアルタイムに見られなかった場合は、こちらで追いかけられます。アルプススタンドの応援まで確認したい場合は、ハイライトではなく試合全体の配信を選ぶ必要があります。「勝利のテーマ」は5回、「青天の覇者」は7回と場面が決まっているため、その回まで進めれば聴けます。
吹奏楽部は公式サイトを持っていて、応援曲の一覧と解説はそこで公開されています。曲ごとの由来や、使われなくなった経緯まで書かれているのは、この一次情報にしかありません。
市原市から見た拓大紅陵|東海大市原望洋と市原中央を破っての甲子園
拓大紅陵は木更津市の学校ですが、今年の千葉大会では市原市の2校と対戦しています。
2回戦で東海大市原望洋に6対2、5回戦で市原中央に2対1。市原中央戦は1点差でした。市原勢2校を破って甲子園に届いた形になります。市原市から木更津市までは車でおよそ30〜40分で、内房エリアから夏の甲子園に出るのは2002年以来です。
市原市内の学校の夏の大会結果や、内房エリアの夏の行事は2026年 市原市の夏祭り・花火大会まとめと市原から行ける今週末のイベント・花火まとめ(8月15日・16日)にまとめています。
拓殖大学紅陵高校はどんな学校か
| 所在地 | 木更津市桜井1403(電話 0438-37-2511) |
|---|---|
| アクセス | JR内房線「木更津駅」から日東交通バス真舟団地行で約15分、「紅陵下」下車。スクールバスもあり |
| 沿革 | 1978年に木更津紅陵高等学校として開校、1980年に現校名、1981年から共学 |
| 甲子園出場 | 春夏通算10回目(春4回=1984・1986・1996・2004年、夏6回=1984・1986・1988・1992・2002・2026年) |
| 最高成績 | 1992年夏(第74回大会)準優勝 |
| 主なOB | 加藤貴之(日本ハム)、小川博文、飯田哲也、佐藤幸彦、立川隆史、多田昌弘の各氏 |
「燃えろ紅陵」が有名になるきっかけを作った立川隆史さんは、この学校のOBです。1992年の準々決勝で逆転2ランを打った選手が、そのまま応援曲の由来として語り継がれています。
よくある質問
- Q. 「チャンス紅陵」はどこの学校の曲ですか?
- A. 木更津市の拓殖大学紅陵高校の吹奏楽部が1986年に作った曲です。同校の公式サイトによると、1986年春のセンバツで初披露され、その後の春季関東大会で対戦した学校が使い始めたことから全国に広がりました。
- Q. 「勝利のテーマ」はいつ演奏されますか?
- A. 5回の攻撃のときだけです。トランペット隊だけが立った状態から始まり、ファンファーレの終わりの「OH!」の掛け声で全員が立ち上がります。
- Q. 応援曲は全部で何曲ありますか?
- A. 吹奏楽部の公式サイトには1985年から2026年までの応援曲が49件掲載されています。「レッツゴー紅陵」が1985年と2004年のリメイク版で2回出てくるため、曲数としては48曲です(2026年8月12日確認)。このうち何曲が現在も使われているかは一覧の形では記載がなく、曲ごとの説明文から読み取る形になります。
- Q. 木更津の地元の曲がもとになっている応援曲はどれですか?
- A. 「狸ばやし」(1988年)と「ヒットファンファーレ證誠寺」(1997年)が證誠寺の狸囃子、「木更津甚句」(1990年)が木更津の民謡、「シビックパワー」(2009年)が木更津市民歌をもとにしています。「オッサ!紅陵」(2015年)の掛け声も木更津甚句の囃子詞からとられています。
- Q. 3回戦はいつですか?
- A. 2026年8月15日(土)と16日(日)です。どちらも8時開始で、各日4試合が予定されています。
- Q. 試合を見逃しました。あとから見られますか?
- A. スポーツナビの「バーチャル高校野球」とNHK ONEが見逃し配信に対応しています。応援まで確認したい場合は、ハイライトではなく試合全体の配信を選んでください。
- Q. 拓大紅陵は市原市の学校と対戦しましたか?
- A. 千葉大会の2回戦で東海大市原望洋に6対2、5回戦で市原中央に2対1で勝っています。
- Q. 応援曲を音源で聴けますか?
- A. 「燃えろ紅陵」はユニバーサルミュージックのアルバム「ブラバン!甲子園」に収録されています。それ以外の曲の音源化については、2026年8月12日時点で公式サイトに記載を確認できませんでした。
- Q. 3回戦の応援チケットはどうすれば手に入りますか?
- A. 3通りあります。①近畿日本ツーリスト千葉支店の応援ツアー(一般の方も申込可、締切は2026年8月13日(木)12時00分)、②拓殖大学紅陵高校正面玄関での事前配布(日時は2026年8月12日時点で未定)、③試合当日の特別配布(地方在住者向け、詳細は2026年8月12日時点で未定)です。学校公式サイトの案内(2026年8月10日付)にもとづきます。
確認できていないこと
以下は2026年8月12日時点で確認できていません。分かり次第この記事に追記します。
- 3回戦の対戦相手(8月13日・14日の2回戦の結果を待つ必要があります)
- 応援ツアーの料金・集合場所、学校での事前配布の日時、当日配布の詳細
- 木更津市内でのパブリックビューイングや応援イベントの開催有無
- 現在も使われている応援曲の正確な曲数
- 応援曲の曲名・発表年・由来:拓殖大学紅陵高等学校吹奏楽部 公式サイト「応援曲」ページ
- 8月12日の試合経過・スタメン・スコア:スポーツナビ「バーチャル高校野球」公式記録
- 大会日程・3回戦の日程・休養日:阪神甲子園球場「第108回全国高等学校野球選手権大会」大会日程ページ
- 「勝利のテーマ」の紹介:スポニチアネックス「夏の甲子園で聴き逃せない至極の応援『2曲』はこれ!」(2026年8月3日、君島圭介)
- 試合結果・投手起用・34年ぶりの記録:スポニチアネックス、デイリースポーツ、高校野球ドットコム(いずれも2026年8月12日)
- 雨天での試合・第4試合の順延:スポーツ報知、読売新聞オンライン(いずれも2026年8月12日)
- 千葉大会の戦績・学校概要・OB:ジモはる既報(takudai-koryo-koshien-2026)および同記事に記載の各紙報道
- 3回戦アルプススタンド応援チケットの案内:拓殖大学紅陵高等学校 公式サイト「甲子園3回戦のアルプススタンド学校応援」(2026年8月10日)
- 応援ツアーの詳細:近畿日本ツーリスト「拓殖大学紅陵高等学校 甲子園応援ツアー」申込ページ
応援曲の解説は吹奏楽部公式サイトの記載をもとに要約したものです。曲名の表記は同サイトに合わせています。
全国の球場で流れている「チャンス紅陵」が木更津の高校で生まれた曲だということは、演奏している学校でもあまり知られていません。24年ぶりの夏の甲子園は、その本家の演奏を全国放送で聴ける機会でもあります。5回に「勝利のテーマ」、7回に「青天の覇者」、得点が入れば「深紅の誇り」。回とセットで覚えておくと、次の試合の見方が変わります。
学校公式サイト:拓殖大学紅陵高等学校 吹奏楽部ページ
拓大紅陵の2026年の夏を、順に追う
木更津の拓大紅陵が24年ぶりに甲子園へ出て、1勝して帰ってくるまでを4本に分けて書いています。千葉大会決勝の逆転3ランから、甲子園2回戦の1-0、3回戦の敗退まで。
- 7/26 千葉大会決勝|24年ぶりの甲子園を決めた9回逆転3ラン
- 8/8 初戦の相手が決まる|8/12朝8時・佐賀商戦、中継はNHK総合
- 8/12 2回戦に1-0で勝利|34年ぶりの夏の白星と「チャンス紅陵」(いま読んでいる記事)
- 8/15 3回戦で敗退|仙台育英に3-6、ベスト16で夏が終わる
通算成績は1勝1敗、ベスト16でした。34年ぶりの夏の白星を挙げて帰ってきたことになります。



