館山 洲埼灯台|駐車場・アクセスは?房総半島最西端の灯台

館山市洲崎にある「洲埼灯台」は、房総半島南部で最も西に位置する灯台です。1919年(大正8年)12月15日に初点灯し、2015年(平成27年)に国の登録有形文化財に登録されました。周辺にマーガレットが植えられていたことから「マーガレット岬」の愛称でも呼ばれています。

この記事では、駐車場・アクセスと、灯台の構造、房総半島最西端という立地についてまとめました。所在地は千葉県館山市洲崎1043です。

目次

見学料金・営業時間

千葉県公式観光サイト「ちば観光ナビ」によると、営業時間は24時間、見学は自由です。定休日はなく、通年で見学できます。ただし灯台の内部見学はできず、外観と敷地内の高台からの眺めを楽しむ形になります(ちば観光ナビ、2026年8月28日時点)。受付時間や管理人は置かれておらず、24時間いつでも敷地内に入れます。

断崖の上に立つ灯台のイメージ
※画像はイメージです

房総半島最西端の灯台

洲埼灯台は、房総半島南部で最も西の場所に立つ灯台です。1919年(大正8年)12月15日に初点灯してから、2026年で107年になります。円形の鉄筋コンクリート造で、塔高は地上から塔頂まで14.8メートル、灯火の高さは平均海面から45.1メートルです。2015年(平成27年)3月26日、国の登録有形文化財(建造物)に登録されてから、2025年で登録10年の節目を迎えました。2026年は登録から11年目にあたります。

初点灯からおよそ100年にわたって房総の海を照らし続けてきた灯台が、近年になって文化財としての価値もあわせ持つようになったという経緯があります。灯台としての現役の役割と、歴史的建造物としての価値を両方兼ね備えている点が特徴です。以前は職員が常駐する有人灯台でしたが、日本各地の多くの灯台と同様、現在は無人化され、海上保安庁が遠隔で管理しています。千葉海上保安部によると、灯質は「単閃白赤互光」で毎30秒に白1閃光・赤1閃光を放ち、光が届く距離(光達距離)は18.5海里(約34km)、光が出る方向は2度から252度の範囲と定められています(千葉海上保安部、2026年8月28日時点)。

海を望む景色のイメージ
※画像はイメージです

マーガレット岬の由来

洲埼灯台周辺は、昭和初期から中期にかけてマーガレットが盛んに栽培されていたことから、「マーガレット岬」という愛称で呼ばれるようになりました。房総半島南部は黒潮の影響で冬でも温暖な気候のため、花の産地として栽培が広がった歴史があります。敷地内の高台からは、館山湾を行き交う船や、空気が澄んだ日には富士山を見渡すこともできます。

近くの洲崎神社

洲埼灯台の周辺には「洲崎神社」があります。祭神は天比理乃咩命(あまのひりのめのみこと)で、安房神社の祭神・天太玉命の后神にあたるとされています。江戸時代の1812年に松平定信が奉納した扁額に「安房国一宮 洲崎大明神」と記されたことから安房国一宮とも伝えられていますが、正式な歴史記録として一宮と明記された例はなく、昭和13年に郷土史研究家が一宮と位置づけたのが通説の始まりとされています(Wikipedia、2026年8月28日時点)。灯台とあわせて訪れる人も多いスポットです。

アクセス

電車の場合、JR「館山」駅からJRバス洲の崎方面行きに乗車し、約30分で「洲の崎灯台前」バス停に到着、そこから徒歩約5分です。バスの本数は多くないため、訪問前に最新の時刻表を確認しておくと安心です。車の場合、富津館山道路「富浦」インターチェンジから約40分が目安です。灯台周辺は漁村の中を通る道幅の狭い区間もあるため、運転には注意してください。

館山駅からレンタカーやタクシーを使う場合も、同じく約30〜40分程度が目安です。房総半島南西端という立地のため、館山市街地から見ると距離があります。日帰りで洲埼灯台だけを目的に訪れるより、館山市内の他の観光スポットとあわせて1日かけて巡るプランを組む人が多いようです。

駐車場

ちば観光ナビによると、乗用車50台・大型バス3台分の有料駐車場があります。周辺には1時間200円程度の民間駐車場を案内する情報源もあり、公衆トイレのそばには無料で停められるスペースも数台分ある一方、週末は満車になりやすいとされています。訪問前に最新の駐車場情報を確認することをおすすめします。

よくある質問

灯台の中には入れますか?

洲埼灯台は内部の見学ができません。外観と、敷地内の高台からの眺望を楽しむ形になります。

富士山は必ず見えますか?

空気が澄んだ日には富士山を見渡すことができますが、天候や季節によって見える日は限られます。晴れて空気が澄んだ日を選んで訪れることをおすすめします。

荒天時でも見学できますか?

海に面した高台にあるため、強風時や高波の際は危険を伴うことがあります。柵の外側に出て岩場に近づくのは危険なので控えてください。天候が悪い日の訪問は避け、風の弱い晴れた日を選んで訪れることをおすすめします。

写真撮影の穴場はありますか?

灯台の白い塔と青い海のコントラストが撮れる高台の展望スペースが人気です。夕方は西向きの立地のため、天候によっては夕日と灯台を一緒に撮影できる時間帯もあります。日没時刻は季節によって大きく変わるため、訪問前に当日の日没時刻を調べておくと写真の計画が立てやすくなります。

近くに食事処はありますか?

灯台周辺には、ところてんなどを提供する地元の商店があるとされています。詳しい営業状況については2026年8月28日時点で確認できていません。訪問前に確認することをおすすめします。

問い合わせ先はどこですか?

洲埼灯台についての問い合わせは館山市観光協会が窓口です。東口案内所は9:00〜17:00、西口案内所は9:30〜17:00の営業で、電話は0470-22-2000です(館山市観光協会、2026年8月28日時点)。

洲崎神社もあわせて参拝できますか?

洲埼灯台と洲崎神社はどちらも洲崎の集落内にあり、あわせて訪れる人が多いスポットです。正確な徒歩時間は2026年8月28日時点で確認できていませんが、同じ洲崎地区内のため、灯台見学とあわせて立ち寄る人が多いとされています。

まとめ

洲埼灯台は、1919年12月15日の初点灯から2026年で107年が経つ、房総半島最西端の灯台です。2015年3月26日に国の登録有形文化財となり、2025年に登録10年の節目を迎えました。灯台としての現役の役割と歴史的価値をあわせ持っています。灯質は単閃白赤互光で毎30秒に白と赤の光を1回ずつ放ち、光達距離は18.5海里(約34km)です。

「マーガレット岬」の愛称の通り、かつて花の栽培で知られたこの地は、今も館山湾や富士山を望む眺望のよいスポットです。房総半島の南西端という立地を体感できる場所として、訪れる価値があります。見学は無料で24時間可能ですが、内部には入れず、外観と高台からの眺望を楽しむスポットである点は事前に押さえておくとよいでしょう。周辺には安房国一宮とも伝えられる洲崎神社もあり、あわせて巡るプランもおすすめです。

館山市内には大福寺(崖観音)千葉県立館山野鳥の森など見どころも点在しています。あわせて巡るプランもおすすめです。

南房総版では、館山・勝浦を中心に南房総市・鴨川市・鋸南町のイベントや店舗情報を今後も取り上げていきます。あわせて館山エリアの記事一覧もチェックしてみてください。

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