館山市館山の城山公園内にある「館山城」は、戦国大名・里見氏の居城跡に建つ博物館です。館内では『南総里見八犬伝』にまつわる資料を展示しており、現在は「南総里見八犬伝浮世絵展」を開催中です。
この記事では、入館料金・開館時間・休館日・駐車場・アクセスと、開催中の展示情報をまとめました。所在地は〒294-0037 千葉県館山市館山351-2 城山公園内です。
入館料金
館山市公式サイトによると、通常展示の観覧料は一般400円(市内在住者は200円)、小・中・高校生200円(市内在住者100円)です。20名以上の団体は一般300円(市内在住者150円)、学生150円(市内在住者80円)になります(館山市役所公式サイト、2026年8月25日時点)。
未就学児、館山市内在住の65歳以上、渚の博物館の利用者は無料で入館できます。1枚の観覧券で館山城と博物館本館の2館に入館できる共通券になっています。

開館時間・休館日
開館時間は9:00〜16:45(最終入館16:30)です。休館日は毎週月曜日(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌平日が休館)と、年末年始(12月29日〜1月3日)です。
2026年9月の休館日は7日・14日・24日・28日と案内されています(館山城・城山公園公式サイト、2026年8月25日時点)。諸事情により休館日が変わる場合があるため、訪問前に公式サイトでの確認をおすすめします。受付時間は開館時間と同じ9:00〜16:30で、最終入館は16:30です。
常設展示の内容
館山城は三層四階の天守閣形式の建物です。館内では『南総里見八犬伝』の版本(江戸時代の版木刷り書籍)や、八犬士たちの活躍・名場面を描いた錦絵を展示しています。物語の名場面を再現したジオラマや、NHKの人形劇で使われた人形資料、映画・漫画・歌舞伎など現代の八犬伝関連作品の資料も見ることができます(館山城・城山公園公式サイト、2026年8月25日時点)。
開催中の「南総里見八犬伝浮世絵展」
2026年7月18日(土)〜10月12日(祝)の期間、館山城2階で「南総里見八犬伝浮世絵展」が開催されています。時間は9:00〜16:45(最終入館16:30)、会場は館山城2階で、料金は通常の観覧料に含まれています。
江戸時代の名作『南総里見八犬伝』の世界を、江戸〜明治にかけて描かれた浮世絵で紹介する展示です。八犬士たちの活躍や名場面を描いた作品を多数見ることができます。
あわせて7月18日から2027年3月31日までの期間、デジタルスタンプラリーも実施中です。城山公園内の全14スポットを制覇すると、オリジナルの「城印」がもらえる企画になっています。城山公園の管理事務所(0470-22-8854)は博物館本館(0470-23-5212)とは別の窓口になっているため、問い合わせの際は用件によって使い分けが必要です。
館山城の歴史
館山城跡は、安房国を治めた戦国大名・里見氏の居城跡です。天正8年(1580年)に里見義頼が築城したのが始まりとされ、その後、里見義康が岡本城から館山城へ本拠を移しました。
慶長19年(1614年)、当主・里見忠義が改易され伯耆国(現在の鳥取県)倉吉へ移封となったことで館山藩は取り潰しとなり、館山城も廃城・破却されました。築城から廃城までは34年間という短い期間でした。
現在建っている天守閣は史実の建物ではなく、昭和57年(1982年)10月31日に「南総里見八犬伝」関連の資料を展示する博物館施設として建設されたものです。天守からは館山湾(鏡ヶ浦)を一望できます。

城山公園の見どころ
城山公園はもともと里見氏の居城があった丘陵地で、山頂の館山城のほかにも見どころがあります。頂上付近には万葉集に詠まれた植物を集めた「万葉の径」や、日本庭園・茶室があります。
春には約400本のソメイヨシノが咲き、館山市内でも知られた桜の名所になっています。例年3月20日頃から2週間ほどは、日没から21時まで夜桜のライトアップが行われます(館山市役所公式サイト、2026年8月25日時点)。展望広場は夜間もライトアップされ、館山市街や館山湾の夜景を眺めることができます。
アクセス
車の場合、富津館山道路の富浦インターチェンジから国道127号経由で約8km、約20分です。電車の場合、JR館山駅東口から路線バスを利用して約10分、「城山公園前」下車です。
駐車場
駐車場は一般車両130台、大型車両5台分あり、24時間開放されています。一般車両の駐車料金は無料です。展示替えやイベント開催時は混雑することもあるため、余裕を持った来園がおすすめです。
よくある質問
八犬伝を知らなくても楽しめますか?
展示は物語の背景や登場人物の解説を含む構成になっているため、初めて『南総里見八犬伝』に触れる人でも楽しめる内容です。天守からの眺望自体も見どころのひとつです。
城山公園だけの利用(入館なし)はできますか?
城山公園自体は24時間開園しており、散策のみであれば入館料はかかりません。天守や博物館本館の展示を見る場合のみ、観覧料が必要です。
雨の日でも見学できますか?
館山城・博物館本館はいずれも屋内展示のため、雨天でも通常通り見学できます。城山公園内の屋外散策は、天候によって足元に注意が必要です。
駐車場から入口まで距離はありますか?
駐車場から天守までは公園内の坂道・階段を歩く必要があります。歩きやすい靴での来園をおすすめします。詳しい所要時間は2026年8月25日時点で確認できていません。
桜の時期は混雑しますか?
3月下旬の見頃・ライトアップ期間中は、花見客で駐車場が混み合うことがあります。特に日没前後の時間帯は来園者が集中しやすいため、早めの来園や公共交通機関の利用がおすすめです。
まとめ
館山城は、戦国大名・里見氏の居城跡に建つ「南総里見八犬伝」ゆかりの博物館です。入館料は一般400円、小・中・高校生200円で、9:00〜16:45まで観覧できます(月曜休館)。
2026年10月12日まで「南総里見八犬伝浮世絵展」を開催中です。駐車場は130台分無料、富浦インターチェンジから車で約20分の立地です。
天守からは館山湾を一望でき、歴史展示とあわせて南房総観光の一角として楽しめるスポットです。展示替えの予定もあるため、訪問前に最新情報を確認してから出かけてください。海辺の複合施設渚の駅たてやまとあわせて訪れる人も多いエリアです。
今回の浮世絵展をきっかけに、常設展示や城山公園の桜・夜景といった通年の見どころもあわせて知っておくと、季節を問わず楽しめるスポットになります。
南房総版では、館山・勝浦を中心に南房総市・鴨川市・鋸南町のイベントや店舗情報を今後も取り上げていきます。あわせて館山やわたんまち(安房国司祭)2026や館山エリアの記事一覧もチェックしてみてください。



