内房5市の指定ごみ袋は、1リットルあたりの単価に2倍以上の差があります。
いちばん安いのは袖ケ浦市で、30リットル1枚13円(1リットルあたり約0.43円)。いちばん高いのは木更津・君津・富津の3市で、30リットル1枚30円(1リットルあたり1.00円)です。
木更津・君津・富津の3市は、いずれも30リットル1枚30円とぴったり同じ金額です。市原市はその中間の1枚24円(1リットルあたり0.80円)です。
市原市では2026年6月時点、中東情勢による原油高騰を背景に指定ごみ袋の品薄が一部店舗で発生しています。また市原市は2027年(令和9年)10月から、1リットルあたり1円の処理手数料を上乗せしたごみ処理の有料化を予定しています。実現すれば現在の単価がほぼ倍になります。【2026年9月10日訂正】この記事では以前「2027年4月から」としていましたが、市原市役所の公式発表(2026年9月1日)で「令和9年10月(2027年10月)から」と明記されていることを確認したため、訂正しました。
この記事は2026年9月2日時点で各市が公表している内容です。
内房5市の指定ごみ袋 比較表(30リットル・可燃ごみ用)
| 市 | 30リットル(10枚あたり) | 1枚あたり | 1リットルあたり |
|---|---|---|---|
| 袖ケ浦 | 130円 | 13円 | 約0.43円 |
| 市原 | 240円 | 24円 | 0.80円 |
| 木更津 | 300円 | 30円 | 1.00円 |
| 君津 | 300円 | 30円 | 1.00円 |
| 富津 | 300円 | 30円 | 1.00円 |

袖ケ浦市は他4市より明確に安い
| サイズと価格(10枚あたり) | 20リットル:110円 30リットル:130円 40リットル:160円 |
|---|---|
| 1リットルあたり | 20L:0.55円/30L:約0.43円/40L:0.40円 |
袖ケ浦市は、この記事で比較した5市の中で唯一、1リットルあたりの単価が1円を下回っています。木更津・君津・富津(1.00円)と比べると半分以下、市原(0.80円)と比べても6割弱の水準です。
サイズが大きくなるほど1リットルあたりの単価が下がる点は、5市に共通する傾向です。まとめ買いよりも、大きい袋を選ぶほうが割安になります。
木更津・君津・富津は3市とも同額|30リットル1枚30円
木更津市・君津市・富津市の3市は、30リットルの可燃ごみ用指定袋が1枚30円(10枚300円)とぴったり同じ金額です。この記事の時点で、偶然の一致か、地域内での価格の目安を共有した結果かは確認できていません。
| 木更津市 | 20リットル200円(10枚)/30リットル300円(10枚)/45リットル450円(10枚) ※いずれも1リットルあたり1.00円 |
|---|---|
| 君津市 | 10リットル100円/20リットル200円/30リットル300円/40リットル400円(いずれも10枚あたり) ※可燃ごみ用 |
| 富津市 | 30リットル300円(10枚) ※他サイズはこの記事の時点で確認できていません |
君津市には、乳幼児のいる世帯・寝たきりの高齢者や身体障がい者(児)のいる世帯を対象にした指定ごみ袋の無料配布制度があります。該当する世帯には、配布枚数や受け取り方法が個別に通知されます。
木更津市には、指定ごみ袋とは別に「せん定枝処理券」という制度があります。庭木のせん定枝を出す際に使うもので、1枚40円(5枚組200円)です。ごみ袋の価格とは別の手数料なので、混同しないよう注意してください。
市原市は0.80円|ただし今後値上げの可能性があります
| サイズと価格(10枚あたり) | 10リットル:80円 20リットル:160円 30リットル:240円 45リットル:360円 |
|---|---|
| 1リットルあたり | 10L〜45Lのいずれも0.80円で統一 |
市原市は、サイズによらず1リットルあたり0.80円で統一されている点が特徴です。他の4市はサイズが大きいほど単価が下がる傾向がありますが、市原市は一定です。
市原市は2027年(令和9年)10月から、燃やすごみ・燃やさないごみを対象に、1リットルあたり1円の処理手数料を指定ごみ袋代に上乗せする形でごみ処理を有料化する方針です。実現した場合、単価は0.80円から1.80円程度に上がる見込みで、5市の中で最も高くなる可能性があります。あわせて、新たにプラスチック資源の一括回収も始まる予定です。
また2026年6月時点、中東情勢による原油価格の不安定化を背景に、市内の一部店舗で指定ごみ袋の品切れ・品薄が継続しています。市原市は複数の事業者が製造しており供給量自体は例年並みと案内していますが、店舗によっては入手しづらい状況が生じています。品薄の間は、中身が見える透明・半透明の袋(45リットルまで)でも代用できる臨時措置がとられています。
5市の値段が違う理由は、この記事では特定できません
ごみ袋の価格は、各市が「ごみ処理手数料」としてどこまで上乗せするかによって決まります。純粋な袋の製造原価に近い設定なのか、処理費用の一部を利用者に負担してもらう設計なのかは、市ごとの方針次第です。
袖ケ浦市が明確に安い理由、木更津・君津・富津の3市がそろって同額になっている理由については、この記事の時点で公式な説明を確認できていません。詳しい算定根拠を知りたい場合は、各市の担当課へ問い合わせることをおすすめします。
ごみ袋を選ぶときに確認する順番

- まず、お住まいの市の価格を確認する。5市で1リットルあたり0.43円〜1.00円と差があります
- 次に、可燃ごみ用か不燃ごみ用かを確認する。君津市のように両方同額の市もあれば、価格が分かれている可能性がある市もあります
- サイズは大きめを選ぶと割安になりやすい。5市とも、サイズが大きいほど1リットルあたりの単価が下がる(または同額の)傾向があります
- 特例・減免制度がないか確認する。君津市は乳幼児のいる世帯や寝たきりの高齢者・障がい者のいる世帯に無料配布があります
- 市原市は品薄の可能性がある。2026年6月時点で一部店舗の品切れが続いています。透明・半透明の袋での代用が認められています
指定袋以外の袋で出すと収集されません。間違った袋で出すと警告シールを貼られて収集を見送られる市が複数あります。引っ越しなどで市をまたぐ場合は、必ず新しい市の指定袋を用意してください。
公式サイトと問い合わせ先
| 市 | リンク・電話 |
|---|---|
| 市原市(資源循環推進課) | 公式ページ/0436-23-9053 |
| 木更津市(資源循環推進課) | 公式ページ/0438-36-1133 |
| 君津市(環境衛生課) | 公式ページ/0439-56-1224 |
| 富津市(環境保全課) | 公式ページ/0439-37-2020 |
| 袖ケ浦市(廃棄物対策課) | 公式ページ/0438-63-1881 |
この記事で確認できていないこと
- 富津市の10リットル・20リットル・45リットルサイズの価格(30リットルのみ確認できています)
- 不燃ごみ用指定袋の価格(市によって可燃用と別価格の可能性があります。君津市は20リットル・30リットル・40リットルで可燃用・不燃用が同額と確認できていますが、他市は未確認です)
- 5市の価格差が生じている算定根拠
- 木更津・君津・富津の3市が同額になっている経緯(広域連携によるものかは確認できていません)
- 市原市の新しい指定ごみ袋の45リットル以外の具体的な料金(1リットルあたり1円という水準と、45リットル袋が45円になることは公表されていますが、それ以外のサイズ別価格はこの記事の時点で未発表です)
- 市原市の新しい指定ごみ袋のデザイン(2026年9月30日まで市民投票を実施中で、候補は「市の景観」「マスコットのオッサくん」「市の木・花・鳥」の3案です)
- 前年(2025年)から各市の価格が変わったか(比較できる記録がありません)
価格は2026年9月2日時点で各市が公表しているものです。指定ごみ袋の価格は制度改正で変わることがあります。購入前に各市へご確認ください。
出典
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ソファ1つ捨てるのに市原1,230円・袖ケ浦500円。内房5市の粗大ごみは2.5倍ちがいます。指定ごみ袋と同じく、袖ケ浦が手頃な部類に入ります。
内房5市のトレーニング室は、料金の単位がバラバラです。市原と袖ケ浦は2時間制、木更津は1日券、富津と君津は1時間制。単位を揃えないと正しく比較できないのは、ごみ袋の1リットル単価と同じです。
内房5市の駅前駐車場は、仕組みが5市とも違います。君津駅北口は上限なしで24時間9,400円、木更津駅前の市営駐車場は2025年3月末で営業終了しています。
証明書は5市ともコンビニ交付が100円安いですが、市原市の割引は2028年3月31日までの期間限定です。窓口以外の受け取り方も市で違い、君津は郵便局2か所、富津は電話予約で土曜・祝日、袖ケ浦は第2・第4日曜の午前中に受け取れます。
実際の請求は上下水道が合算されます。2か月40立方メートルで計算すると木更津12,276円・市原12,331円・袖ケ浦13,598円・君津16,005円・富津17,809円。水道だけなら市原が最安ですが、下水道を足すと木更津に逆転し、差はわずか55円です。



