内房の火葬場は2か所になりました|上総聖苑は3月末で閉苑、君津市民もきみさらず聖苑へ

白い菊の花(画像はイメージ)

2026年3月31日をもって、君津市の上総聖苑が廃止されました。これにより、内房エリア(市原市・木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市)の火葬場は、木更津市の「きみさらず聖苑」と市原市の「いちはら聖苑」の2か所になっています。

インターネット上の葬儀情報サイトには、いまも上総聖苑の情報が残っている場合があります。閉苑を知らずに調べて連絡しようとすると、手続きが進みません。この記事では、内房エリアで現在利用できる火葬場の場所・使用料・予約の流れを、時系列と一次情報にもとづいてまとめています。

この記事は2026年9月2日時点で各市の公式サイト・公開資料にもとづいています。

目次

内房エリアの火葬場の経過

2022年12月1日「きみさらず聖苑」が供用開始(木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市の4市共同)。これに伴い富津聖苑が廃止
2026年3月31日君津市の「上総聖苑」が廃止
2026年4月1日〜君津市民も「きみさらず聖苑」を利用

上総聖苑は平成4年(1992年)の供用開始から30年以上が経過し、火葬炉の老朽化が進んでいました。君津市議会への報告資料(2025年10月16日付)によると、2炉あるうちの1炉は運転を停止した状態が続いており、令和6年度の火葬件数294件のうち、上総・小櫃地区の住民によるものは199件(77%)でした。同時期、きみさらず聖苑を利用した上総・小櫃地区住民は61件(23%)で、この地区の住民の利用が徐々にきみさらず聖苑へ移っていた経緯がうかがえます。

内房エリアの火葬場の経過。2022年12月1日きみさらず聖苑供用開始・富津聖苑廃止、2026年3月31日上総聖苑廃止、2026年4月1日から君津市民もきみさらず聖苑を利用
2022年から2026年にかけて、内房エリアの火葬場は段階的に集約されました

きみさらず聖苑(木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市の共同利用)

所在地千葉県木更津市大久保843番地1
電話・ファクス電話 0438-37-3874 ファクス 0438-38-3243
開場時間8時30分から17時15分まで
休場日友引の日および1月1日から3日まで
交通アクセスJR内房線木更津駅からタクシー等で約20分/館山自動車道木更津南ICから自動車で約8分
駐車場102台(普通車用82台、マイクロバス用10台、身体障がい等多目的用10台)

木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市の4市が共同で整備した火葬場です。2022年12月1日から供用が開始され、君津市が担っていた施設管理等の業務は、木更津市に委託されています。

きみさらず聖苑の使用料

区分単位区域内の住民区域外の住民
大人(16歳以上)1体12,000円70,000円
小人(16歳未満)1体0円35,000円
死胎1体0円35,000円
改葬遺骨1体6,000円35,000円
身体の一部等1個6,000円35,000円
お別れ室1時間4,000円6,000円
霊安室1日6,000円9,000円
きみさらず聖苑 使用料一覧(2026年9月2日時点、木更津市公式サイトより)

「区域内の住民」は、死亡時に木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市のいずれかに住所があった者と定められています。死胎の場合は父または母が、身体の一部等を失った場合はその本人が、4市のいずれかに住所があることが条件です。それ以外は「区域外の住民」の料金が適用されます。

区域内の住民は死亡時に木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市のいずれかに住所があった場合で大人12,000円、区域外の住民はそれ以外で大人70,000円
区域内・区域外は死亡時の住所で決まります。いちはら聖苑は対象・金額が異なります

お別れ室は、直葬などの最期のお別れの場としての部屋で、通夜などでの利用はできません。使用時間に1時間未満の端数があるときは1時間に切り上げ、霊安室の使用時間は24時間を1日とし、24時間未満の端数があるときは1日に切り上げます。

きみさらず聖苑の予約方法

火葬予約システムが導入されており、登録した葬祭業者であれば24時間いつでも仮予約ができます。葬祭業者を介さない場合は、8時30分から17時15分の間に、きみさらず聖苑(0438-37-3874)へ直接問い合わせる形になります。

死亡届・火葬許可申請は、これまでどおり市民課または市民センターでの手続きが必要です。火葬許可証が交付された後に、本予約の手続きを行います。土日・祝日・年末年始(12月29日から翌年1月3日)の死亡届等の受付業務は、木更津市役所本庁舎地下の警備員室で行われます。

いちはら聖苑(市原市)

所在地千葉県市原市今富1088番地8
使用時間午前8時30分から午後5時まで(指定管理者が市長の承認を得て変更する場合あり)
休業日友引の日および1月1日から同月3日まで(市長が特に必要と認めたときはこの限りでない)

いちはら聖苑は、市原市の条例「市原市火葬場施設の設置及び管理に関する条例」にもとづいて設置・運営されています。対象となるのは、市原市の住民基本台帳に記録された者、または改葬の場合は市内にある墓地に埋葬されていた者です。それ以外の者が使用を願い出た場合は、指定管理者が支障がないと認め、市長の承認を得た場合に限り許可されます。

いちはら聖苑の使用料

被葬者の区分単位市原市の住民基本台帳に記録された者等左記以外の者
12歳以上1体につき9,000円60,000円
12歳未満1体につき6,000円40,000円
死産児1体につき3,000円20,000円
人体の一部等1棺につき1,500円10,000円
改葬(20kg以上)1棺につき9,000円60,000円
改葬(20kg未満)1棺につき6,000円40,000円
いちはら聖苑 使用料一覧(2026年9月2日時点、市原市条例より)

きみさらず聖苑は年齢区分を16歳で分けているのに対し、いちはら聖苑は12歳で分けています。それぞれの条例・規定にもとづく区分であり、この記事ではその違いをそのまま記載しています。

この記事で確認できていないこと

  • いちはら聖苑の予約方法・受付時間・電話番号(市原市公式サイトの該当ページがこの記事の時点で確認できず、一次情報として確定できていません。手続きの詳細は市原市環境部へお問い合わせください)
  • いちはら聖苑のお別れ室・霊安室の有無と料金(条例の使用料表には記載がなく、確認できていません)
  • いちはら聖苑の駐車場台数・交通アクセス
  • 上総聖苑の跡地の今後の利用計画
  • 2026年4月1日以降、上総・小櫃地区住民の火葬件数がどう変化したか(この記事の時点で最新の統計は確認できていません)

情報は2026年9月2日時点で各市が公表しているものです。使用料・予約方法は制度改正で変わることがあります。実際の手続きにあたっては、必ず各火葬場・各市の窓口へ直接ご確認ください。

問い合わせ先

施設・窓口電話
きみさらず聖苑0438-37-3874
木更津市環境部生活環境課0438-36-1432
君津市環境衛生課0439-56-1221
市原市(いちはら聖苑を所管する部署)この記事の時点で確認できていません。市原市代表(0436-22-1111)へお問い合わせください

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出典

君津市の旧花木センターが利活用事業者募集|3月末で閉鎖、17,548㎡、見学会9/15・9/28

白い菊の花(画像はイメージ)

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