内房で通れない道は14か所|市道が11か所、君津は隧道2本・市原の折津は2023年から

道路の規制コーン。内房で通れない道4本、市原市月出は6月4日から3か月

2026年9月3日時点で、内房では県が管理する道路の3か所が全面通行止めのままです。いずれも今年の台風と大雨によるもので、いちばん古いものは6月4日から3か月続いています。袖ケ浦市では市道1本が、8月13日の大雨から3週間以上通行止めのままです。この記事は千葉県と各市の発表を2026年9月3日に確認してまとめました。

→ 9/15の最新の雨の状況はこちら:9/15(火)の内房は朝から激しい雨|木更津で1時間16.5ミリ、南部の降水確率80%・16日も80%

→ 9/15の最新の雨の状況はこちら:千葉県の予想雨量は1時間30ミリ・24時間60ミリ|北東部は昼前までに大雨警報の可能性

【2026年9月7日 9時40分 追記】県管理道路に、今日の新しい通行止めはまだ出ていません。千葉県の「県管理道路通行規制情報」を9月7日9時40分に開いて確認しましたが、掲載されている発表はいずれも8月以前のもので、9月7日の大雨による新規の通行止めは掲載されていません。この記事に挙げている県道・国道3か所(市原市月出/君津市大戸見/富津市志駒)は、いずれも止まったままです。

ただし2つ、注意してください。県のページは、規制が出てから掲載されるまでに時間がかかります。「載っていない=通れる」ではありません。②市道は県のページに載りません。この記事の後半に挙げている市道8か所(市原3・君津4・袖ケ浦1)とは別に、今日新しく止まっている市道があるかどうかは、各市の公式ページで確認してください。

9月7日の未明、内房では富津市と袖ケ浦市が警戒レベル4の避難指示を出しています。土砂災害(特別)警戒区域が対象です。山側の道は、通行止めになっていなくても危険な状態です。内房5市は市原だけレベル2に、南部4市はレベル4相当が継続|大雨警報は15時49分までに全解除

鉄道も止まっています。内房線は君津から先が夕方頃まで運転見合わせ、久留里線の久留里〜上総亀山は終日です。代行輸送はありません。内房線 君津〜安房鴨川も9/7終日運休に|外房線も上総一ノ宮から先が終日、東金線は再開

【2026年9月8日追記】この記事で挙げている通行止めは、県道・国道が3か所、市道が10か所の合計13か所です。内訳は、県道大多喜里見線(市原市月出)・国道410号(君津市大戸見)・県道上畑湊線=通称もみじロード(富津市志駒)の3か所と、市道が市原市3か所・君津市4か所・袖ケ浦市1か所・木更津市2か所です。木更津市の市道通行止めページも確認できたため、2か所を追加しました。

【2026年9月11日追記】市原市の市道が1か所増えて、合計14か所になりました。市原市石塚地先の市道7073号線が、9月7日の大雨による道路損壊で通行止めになっています(市原市が9月11日7時43分に公表)。これで市道は11か所、県道・国道3か所とあわせて14か所です。

目次

いま通れない道(2026年9月3日時点)

路線場所いつから原因
県道大多喜里見線市原市月出2026年6月4日のり面のコンクリートに亀裂
国道410号君津市大戸見2026年6月28日法面崩落
県道上畑湊線(もみじロード)富津市志駒2026年8月6日道路陥没
市道蔵波42号線袖ケ浦市 久保田代宿入会地2026年8月13日の大雨市の発表に記載なし

3つとも「対策が完了するまで」「復旧が完了するまで」としか書かれていません。いつ通れるようになるかは、2026年9月3日時点でどれも公表されていません。

千葉県はいずれについても「この規制に伴う孤立集落はありません」と発表しています。集落が閉じ込められている状況ではありませんが、通り抜けはできません。

内房で通行止めの4か所の一覧表。場所・路線名・いつからか・原因・経過した期間
いずれも全面通行止め。市原市月出は3か月が過ぎています(千葉県・袖ケ浦市の発表をもとに作図)

市原市月出|6月4日から3か月

内房でいちばん長く続いているのがここです。県道大多喜里見(おおたきさとみ)線の市原市月出(つきで)地先で、2026年6月4日から全面通行止めです。

原因は法面崩落ではなく、「道路のり面に吹き付けているコンクリートの亀裂」です。台風6号が通過したあと、県が安全確認のパトロールをしたときに見つかりました。崩れたあとに止めたのではなく、崩れる前に止めた形です。

県は「現在、被災状況の詳細な調査を行っており、対策が完了するまでの間、通行規制を実施します」としています。発表は2026年6月4日で、更新も同日のままです(2026年9月3日確認)。

月出は養老渓谷の東側にあたる山あいです。市原市の南端に近く、大多喜町との境の方向になります。

同じ路線の大多喜町側も止まっています

県道大多喜里見線は、大多喜町横山地先でも2026年6月27日から全面通行止めです。こちらは法面崩落によるもので、月出とは別の箇所です。同じ路線が2か所で切れていることになります。

君津市大戸見|国道410号が2か月以上

国道410号の君津市大戸見(おおとみ)地先が、2026年6月28日から全面通行止めです。台風7号・8号による法面崩落が原因です。

国道410号は、君津の山側を南北に走る幹線です。房総半島を縦断する道で、内陸を通って館山方面へ抜けるときに使われます。

同じ国道410号の君津市大岩は8月20日に解除されました

国道410号は、6月末の時点で君津市内の2か所が同時に止まっていました。

場所いつからいま
君津市大岩2026年6月27日2026年8月20日午後2時に解除
君津市大戸見2026年6月28日通行止めのまま

大岩のほうは応急工事が完了して、約2か月で解除されました。同じ国道の同じ市内で、片方だけが開いた形です。「国道410号が通行止め」と一括りにすると間違えます。どちらの地点かで話が変わります。

富津市志駒|もみじロードが全線17.5km

県道上畑湊線(通称もみじロード)の富津市志駒地先が、2026年8月6日から全面通行止めです。道路陥没によるもので、規制区間は約17.5km。この路線の総延長は17.517kmなので、実質的に全線が通れません。

迂回路は国道465号 → 県道富津館山線 → 県道鴨川保田線で、東側を大回りします。もみじのシーズン(例年11月下旬〜12月上旬)に通れるかどうかは公表されていません。

もみじロードは全線17.5km通行止め中|2026年8/6から復旧完了まで、迂回は国道465号経由

袖ケ浦市|市道が8月13日の大雨から

袖ケ浦市の市道蔵波42号線(久保田代宿入会地地先)が、2026年8月13日に発生した大雨の影響で通行止めになっています。市の公式ページには「【9月3日時点通行止め】」と明記されています(2026年9月3日確認)。

袖ケ浦市は「県道24号線(久留里街道)には影響ありません」とわざわざ書いています。近くを通る幹線が止まっていると思われないための注記です。久留里街道は通れます。

市はあわせて、こう注意を促しています。

下記の道路に限らず、避難などのため車両がその場に残されている箇所があります。通行の際は、周囲の車両などに十分ご注意ください。

8月13日の大雨から3週間が過ぎても、置かれたままの車がまだあるということです。その道が通れるかどうかとは別に、夜間や見通しの悪い場所では注意が要ります。

この夏に解除されたところ

内房で今も通行止めの県管理道路5か所と、この夏に解除された4か所の対比
止まっているものと開いたものが混在しています。県のサイトは「通行止め区間」と「解除区間」が別ページです

止まっているところだけを見ると実態を見誤ります。同じ期間に開いたところもあります。

路線場所状況
国道410号君津市大岩2026年8月20日午後2時に解除
県道大多喜君津線君津市川谷解除(県の「通行止め解除区間」に掲載)
県道大多喜君津線市原市国本解除(同上)
国道465号君津市平田解除(同上)

君津市と市原市の山側は、今年だけで何本も止まって、そのいくつかが順に開いています。「前に行ったときは通れなかった」も「前は通れた」も、どちらもあてになりません。

県のサイトは「止まっている」と「解除された」が別ページです

ここが分かりにくいところです。千葉県の「県管理道路通行規制情報」は、次の4つに分かれています。

ページ載っているもの
県道通行止め区間止まっている県道
県道通行止め解除区間開いた県道
県管理国道通行止め区間止まっている国道(県が管理する分)
県管理国道通行止め解除区間開いた国道

「県道通行止め区間」だけを見ると、解除されたものが分かりません。逆に、解除のページだけを見ても今の状態は分かりません。両方を開いて突き合わせる必要があります。

さらに、同じ発表の中に複数の箇所がまとめられていることがあります。「県管理道路の通行規制について(令和8年7月6日)」には3路線4区間が入っていて、そのうち1つだけが後から解除されました。タイトルを見ただけでは、どこが今どうなっているか分かりません。

市道は県のページには載りません。各市の公式サイトを別に見る必要があります。県道・国道・市道で担当が分かれているので、1か所で全部を確認する方法は今のところありません。

山側へ行くなら、出る前に確かめてください

止まっているのは、どれも山あいの道です。養老渓谷・もみじロード・久留里方面へ向かう人が直接ぶつかります。

  1. 千葉県「県管理道路通行規制情報」 ― 県道と県管理国道はここにまとまっています。「県道通行止め区間」と「県道通行止め解除区間」が分かれているので、両方を見ないと現状が分かりません
  2. 各市の公式サイト ― 市道はここです。袖ケ浦市は「災害情報>現在発生している災害」の中にあります
  3. 地図アプリの経路案内 ― 反映が遅れることがあります。これだけを頼りにしないでください

迂回は「少し遠回り」では済みません

房総の山あいは、並行する道が少ない地形です。もみじロードの迂回路は東側を大回りしますし、国道410号のような幹線が切れると、代わりになる道が限られます。

時間に余裕を見てください。そして山道は日が落ちると一気に暗くなります。迂回で予定が押した状態で、街灯のない道を走ることになりかねません。

今年の内房は、6月から3か月で3回やられています

今も残っている通行止めを日付順に並べると、原因になった気象がはっきり分かれます。

時期何があったか止まった場所
6月上旬台風6号の通過後、県のパトロールで発見市原市月出(のり面のコンクリート亀裂)
6月末台風7号・8号による法面崩落君津市大戸見・大岩、大多喜町横山、南房総市富浦町居倉
8月6日道路陥没(原因は調査中)富津市志駒(もみじロード)
8月13日大雨袖ケ浦市の市道。市原市などで住宅被害も

6月末の台風7号・8号では、県管理道路の3路線4区間が同時に全面通行止めになりました。そのうち君津市大岩の1か所が8月20日に解除され、残りは今も止まっています。

8月13日の大雨は、道路だけでなく住宅にも被害を出しました。市原市では罹災証明の申請を受け付けています。災害ごみの減免には罹災証明が原則必要です。

市原市の罹災証明はいま第2庁舎で受付|臨時窓口は8/28で終了、災害ごみの減免は証明が原則必要

行き先別|影響があるところ・ないところ

「山側が通行止め」と聞くと、房総の内陸が全部だめに思えますが、そうではありません。行き先ごとに見ます。

行き先今回の通行止めとの関係
もみじロード(富津市)直撃。全線が通れません
マメノキドッグパーク(富津市志駒)陥没箇所がすぐ前。施設に要確認
養老渓谷(市原市)県道大多喜里見線の月出は養老渓谷の東側。渓谷そのものへの主要ルートとは別です
久留里(君津市)袖ケ浦市は「県道24号線(久留里街道)には影響ありません」と明記
鹿野山・九十九谷(君津市)今回の規制箇所には含まれていません
マザー牧場(富津市)今回の規制箇所には含まれていません
東京ドイツ村(袖ケ浦市)今回の規制箇所には含まれていません

影響が出ているのは、房総半島の内陸を南北に抜ける道です。アクアラインや館山道から降りてすぐの施設は、ほとんど関係ありません。

問題になるのは「内陸を通って抜けるルート」です。市原から大多喜へ、君津から南房総へと山を越えていく走り方をする場合に当たります。ツーリングやドライブで房総の内陸を縦断する予定なら、事前の確認が要ります。

秋の行楽シーズンに残る可能性があります

どれも「対策が完了するまで」で、期限が示されていません。市原市月出は6月4日から3か月が経っています。

房総の紅葉は例年11月下旬から12月上旬です。いま止まっているものが、そこまでに全部開くとは限りません。秋の予定を立てるなら、9月の時点で「通れる前提」にしないほうが安全です。

【2026年】房総の紅葉スポットまとめ|養老渓谷・大福山・梅ヶ瀬渓谷の見頃

止まる原因は「崩れた」だけではありません

今回の4か所を見ると、止め方に3つの型があります。

特徴
崩れたから止めた君津市大戸見ほか(法面崩落)台風の直後に発生。復旧の見通しは立てやすい
崩れる前に止めた市原市月出(のり面コンクリートの亀裂)パトロールで発見。見た目には崩れていません
抜けたから止めた富津市志駒(道路陥没)路面の下で何が起きたかを調べないと工法が決まりません

市原市月出は「崩れていないのに通行止め」です。現場を見ても分かりにくいので、「通れそうに見えるから行ってみる」は危険です。吹き付けコンクリートの亀裂は、その裏で地盤が動いているサインです。

富津市志駒の陥没は、県の写真では車線をまたいで路面が丸く抜けています。片側交互通行にできる幅が残っていないため、全面通行止めになっています。

止まっているのは道路だけではありません

同じ豪雨で、鉄道も内陸区間が止まっています。車で行けないなら電車で、という切り替えが効かない区間があります。

路線区間状況(2026年9月3日時点)
小湊鐵道里見〜上総中野終日運休。代行バス
月崎〜上総中野終日運休。代行バス
小湊鐵道 トロッコ10月8日まで運休

小湊鐵道は2026年9月5日から月崎まで列車が入ります。その先は代行バスです。9月5日から、上総大久保駅の代行バス乗り場が加茂郵便局前に変わります。

代行バスの時刻は列車の時刻と違います。時刻表をそのまま使うと乗り継げません。

小湊鐵道、9/10から運転区間が里見→月崎に拡大|いすみ鉄道は上総中野で接続なし(脱線事故で全線運休中)

房総の内陸は、道路と鉄道が同じ谷を通っています

養老渓谷も久留里も、川が削った谷に沿って道と線路が並んでいます。だから同じ豪雨で両方が同時にやられます。「道が駄目なら電車で」が効きにくいのは、この地形のためです。

行き先が内陸なら、道路と鉄道の両方を確認してから出てください。

この規制で困る人・困らない人

影響
アクアラインで来て、海側の施設へ行く人ほぼ影響なし。アウトレット・イオンモール・海沿いの公園はいずれも対象外です
館山道で来て、山側へ入る人行き先による。マザー牧場や鹿野山は対象外ですが、もみじロード方面は直撃です
房総の内陸を縦断する人直撃。市原→大多喜、君津→南房総の山越えルートが複数切れています
ツーリングで峠を走る人要確認。止まっているのはいずれも山道です

週末に内房へ遊びに行くだけなら、多くの場合は関係ありません。止まっているのは観光地そのものではなく、そこへ向かう内陸の道の一部です。

ただし、もみじロードのように「その道そのものが目的地」の場合は別です。17.5kmの並木道が全線通れないので、代わりはありません。

マメノキドッグパーク|富津市の廃校を活用したドッグラン+カフェ、料金・持ち物は

行く前に、この順で確かめてください

  1. 行き先が山側かどうかを先に決めます。海沿いの施設なら、今回の規制はほぼ関係ありません
  2. 山側なら千葉県の「県道通行止め区間」と「県道通行止め解除区間」の両方を見ます
  3. 市道が絡むなら、その市の公式サイトを別に見ます
  4. 電車で行くなら、鉄道の運行状況も見ます。同じ豪雨で内陸区間が止まっています
  5. 迂回になる場合は、日没までの時間を計算に入れます

この順番を守れば、当日に引き返すことはなくなります。地図アプリだけを頼りにすると、規制の反映が間に合っていないことがあります。

9/4から4日続けて雨の予報でした|内房の週末、屋内でやるものと荒天でも返金なしのもの

鹿野山九十九谷の雲海は秋冬の早朝|駐車場10台、君津ICから25分

山側へ行くなら、あわせて見ておくもの

今回の通行止めで行き先を変える場合に、実際に使える記事を並べます。

養老渓谷の方面へ行くなら

県道大多喜里見線の月出は養老渓谷の東側です。渓谷そのものへの主要ルートとは別ですが、周辺を回るなら影響が出ることがあります。

養老渓谷駅から歩いて行ける場所|滝・温泉・足湯までの時間と次の列車までの過ごし方

梅ヶ瀬渓谷・大福山展望台の紅葉2026|見頃はいつ?駐車場・アクセス・ハイキングコース

養老渓谷のレールバイク「こみチャリ」は8/31まで3,500円|9月から4,000円、往復3.4kmを45分

君津の山側へ行くなら

国道410号の大戸見が止まっているので、南北に抜けるルートは確認が要ります。目的地が久留里や清和のあたりなら、行き方によって関係の有無が変わります。

久留里城は天守に入れません|2023年5月から立入禁止、資料館と駐車場130台は無料

久留里線の平山・上総松丘・上総亀山は2027年4月で廃止|代替バスは13往復・200円

内房のキャンプ場は1泊600円から|清和県民の森は同じ施設で600円と4,800円、森のまきばは10時イン

濃溝の滝は9月のお彼岸が狙い目|日の出は5時25分ごろ、5連休は早朝から混みます。駐車場130台無料

行き先を海側へ変えるなら

今回の規制はすべて内陸の道です。海沿いや幹線沿いの施設は影響を受けていません。

内房の道の駅5つは駐車場が3.5倍ちがう|保田小学校197台、ふれあいパークは9月から平日17時閉店

富津市の公園8選|531,314㎡の総合公園から駅前の小公園まで、駐車場・設備は

君津市の公園8選|208,000㎡の緩衝緑地から桜720本の遊歩道まで、駐車場・設備は

市原市の公園6つ|スポレクパークの天然芝は9月下旬から休み、養老川臨海はドローン禁止

9月19日からの5連休に行くなら

連休は交通量が増えます。迂回路に人が集中すると、ふだんより時間がかかります。施設側も休みが入るので、両方を見ておいてください。

内房5市の5連休(9/19-23)|3日連続で休む図書館は君津だけ、木更津・富津・袖ケ浦は5日とも開館

【2026年9月4日 追記】鋸山の表参道も通れません

道路ではありませんが、鋸山日本寺の表参道も落石で通行止めになっています。

項目内容
どこ鋸山日本寺の表参道(鋸南町)/境内に入るまでの遊歩道
理由落石
影響JR内房線「保田」駅から歩いて登るルートが使えません
迂回鋸山観光自動車道(無料)から東口管理所へ
いつから2026年9月4日時点で、開始日と復旧の見通しは公表されていません

ロープウェー(浜金谷駅から徒歩8分)と、浜金谷からの登山道(約60分)は通常どおり使えます。車で有料の登山自動車道を使うルートも影響ありません。

電車で来て歩いて登るつもりなら、保田駅ではなく浜金谷駅で降りることになります。

鋸山日本寺は表参道が落石で通行止め|保田から歩けません、迂回は無料の観光自動車道から東口へ

この記事で確認できなかったこと

  • 各箇所の復旧の見込み時期 ― 県・市とも「対策が完了するまで」としか発表していません
  • 袖ケ浦市の市道蔵波42号線の被災内容(土砂崩れか冠水か、市の発表に記載がありません)
  • 迂回にかかる余分な時間
  • 千葉県の「県道通行止め区間」には、令和6年(2024年)6月19日発表のページも残っています。この中の市原市国本については別途「解除」が発表されており、掲載の状況と実際の規制が一致していない可能性があります。この記事では、内房分については解除発表があるものを解除として扱いました
  • 市道・町道レベルの規制の全体像(各市が個別に出しているため、網羅できていません)

問い合わせ先

内容連絡先
県道・県管理国道の規制全般千葉県 県土整備部道路環境課 企画班 043-223-3139
現地(君津・富津・市原・袖ケ浦)千葉県 君津土木事務所 0438-25-5131
袖ケ浦市の市道袖ケ浦市 都市建設部 土木管理課 管理班 0438-62-3558

出典

  • 千葉県「県管理道路通行規制情報」千葉県
  • 千葉県「県道上畑湊線(富津市志駒地先)の通行規制について(令和8年8月7日)」千葉県
  • 千葉県「県道大多喜里見線(市原市月出)の通行規制について」千葉県
  • 千葉県「県管理道路の通行規制について(令和8年7月6日)」千葉県
  • 千葉県「国道410号(君津市大岩地先)の通行規制解除について」千葉県
  • 袖ケ浦市「土砂崩れ・冠水などによる通行止めのお知らせ」袖ケ浦市
  • 木更津市「道路の通行止めのお知らせ」木更津市(2026年8月18日更新)

いずれも2026年9月3日に確認しました。道路の規制は日々変わります。出かける前に、上のリンク先か問い合わせ先で最新の状況をご確認ください。

【2026年9月6日 追記】市道の通行止めが、ほかに7か所あります

これまでこの記事は、県道と国道だけを見ていました。市が管理する「市道」にも通行止めが残っています。2026年9月6日18時時点で、市原市に3か所、君津市に4か所あります。

県のサイトには市道が載りません。市道は各市の公式サイトで別々に案内されているため、県のページだけを見ていると抜けます。

市原市の市道は4か所に増えました。9月7日の大雨で1本追加

路線場所原因いつから
市道7073号線の一部市原市石塚地先道路損壊令和8年9月7日の大雨
市道246号線の一部市原市ちはら台西5丁目地先道路崩落令和8年8月千葉豪雨
市道7284号線の一部市原市高滝地先道路脇の法面崩落令和8年 台風7号・8号
市道7074号線の一部市原市折津地先道路の損傷で芋原川を渡ることができません令和5年 台風13号
市原市「災害の影響による道路の通行止め情報」より。2026年9月11日7時43分更新を確認

【2026年9月11日追記】市原市石塚地先の市道7073号線が、9月7日の大雨による道路損壊で新たに通行止めになりました。市原市の公式ページが9月11日7時43分に更新され、追加が確認できました。石塚は加茂エリア(内陸の山あい)にあたる集落です。

折津地先の市道7074号線は、令和5年(2023年)の台風13号から通れないままです。3年目に入っています。芋原川を渡れないという状態なので、迂回の距離が長くなります。

ちはら台西5丁目の市道246号線は、今年8月の千葉豪雨によるものです。ちはら台は住宅地なので、生活道路として使っていた人が多い区間です。

問い合わせ先は市原市土木部 南部土木事務所(市原市牛久500番地)、電話0436-92-1113です。

君津市は4か所。うち2か所は隧道(トンネル)です

路線場所状態
戸張叶谷線君津市浦田、怒田地先(怒田第二隧道隧道入り口の法面崩落で通行止め
正木・奥米線君津市奥米地先(奥米隧道隧道の壁面損傷で交通規制。「当該箇所を通行せず、迂回を」と市が案内
3号幹線君津市馬登地先道路法面崩落で通行止め
坂畑・折木沢線君津市折木沢地先道路法面崩落で通行止め
君津市「市道通行止め等のお知らせ」より。2026年9月6日18時時点で確認。各箇所の位置図はPDFで公開されています

4か所とも君津市の南部、山側です。怒田・奥米・馬登・折木沢は、亀山や清和方面へ抜けるときに通る地域です。奥米隧道は「通行止め」ではなく「交通規制」と書かれていますが、市は「当該箇所を通行せず、迂回をお願いします」としています。

問い合わせ先は君津市建設部管理課、電話0439-56-1351です。

木更津市は2か所。9月8日に確認できました

路線場所原因
市道9027号線木更津市茅野地先(JR久留里線沿い、茅野区集会場付近)土砂崩れ
市道8043号線(一部)木更津市上根岸地先(カメリヤヒルズカントリークラブ付近)路肩崩落
木更津市「道路の通行止めのお知らせ」(2026年8月18日更新)より。2026年9月8日確認。いずれも復旧作業完了次第の解除としか案内されていません

木更津市の発表は「復旧作業が完了次第、通行止めを解除いたします」とのみで、開始日や復旧の見込みは書かれていません。市道9027号線には迂回路の案内図があり、茅野区集会場の周りを回る形で迂回できます。市道8043号線は「一部通行止め」で、カメリヤヒルズカントリークラブ付近から路肩の崩壊箇所を挟む区間が対象です。

問い合わせ先は木更津市都市整備部管理用地課、電話0438-23-8177です。

9月7日の大雨で増える可能性があります

ここに挙げた箇所は、9月7日の大雨より前の状態です。気象庁は9月6日16時40分の発表で、千葉県北西部・北東部の6日18時から7日18時までの予想降水量を「1時間降水量(多い所)60ミリ、24時間降水量(多い所)250ミリ」としています。

すでに崩れている場所は、同じ雨でさらに崩れます。7日以降に山側へ行くなら、この記事ではなく各市の最新ページを見てください。

見るところ問い合わせ
市原市「災害の影響による道路の通行止め情報」南部土木事務所 0436-92-1113
君津市「市道通行止め等のお知らせ」建設部管理課 0439-56-1351
袖ケ浦市「土砂崩れ・冠水などによる通行止めのお知らせ」土木管理課管理班 0438-62-3558
富津市「県道上畑湊線通行止めのお知らせ」君津土木事務所 0438-25-5131
木更津市「道路の通行止めのお知らせ」都市整備部管理用地課 0438-23-8177
各市の公式サイトに記載の連絡先。2026年9月8日時点で確認(木更津市を追加)

【9月8日追記】木更津市の市道通行止め一覧ページを確認できました。市道9027号線(茅野地先・土砂崩れ)と市道8043号線(上根岸地先・路肩崩落)の2か所で、いずれも8月18日時点から更新がありません。くわしくは上の「木更津市は2か所」をご覧ください。

袖ケ浦市は1か所。県道24号線には影響がありません

袖ケ浦市は市道蔵波42号線(久保田代宿入会地地先)が9月3日時点で通行止めです。市はあわせてこう書いています。

なお、県道24号線(久留里街道)には影響ありません。

また、下記の道路に限らず、避難などのため車両がその場に残されている箇所があります。通行の際は、周囲の車両などに十分ご注意ください。

「避難などのため車両がその場に残されている」という但し書きは、通行止めの一覧には出てこない危険です。夜間や雨の中では見えにくいので、山側を通るときは速度を落としてください。

道路の規制コーン。内房で通れない道4本、市原市月出は6月4日から3か月

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