子供に人気のカブトムシやクワガタ。
大人もその魅力にハマって育てていたり、コレクションをしている方が多いです。
昔は雑木林があると割といろいろなところで採れましたが、最近では雑木林も減りカブトムシやクワガタがいる場所を公開するとその地を荒らされたり獲られすぎてしまうため、暗黙の了解で居場所を公開することがNGになっています。
そこで今回は、カブトムシやクワガタがどのような場所にいるのか、発見されることが多い場所を紹介していきます。
探しに行く時の参考にしてみてくださいね!
カブトムシ・クワガタの生息地
カブトムシやクワガタは「クヌギ」や「コナラ」などの樹皮がギザギザしている樹液が出る木を好んで生息しています。
どちらともどんぐりの木なので、ドングリが落ちている場所にはカブトムシやクワガタがいる可能性があります。
樹液が出る木を好むため、針葉樹や竹林が広がる森林では採集できる可能性は低いです。
大切なのは広葉樹林を探すこと。また森林の近くに果樹園がある場合も生息している可能性が高いです。
果樹園に勝手に入る事はいけませんが、近くの森林を探せば見つかるかもしれません。
バナナトラップでカブトムシやクワガタを誘き寄せる
確実に捕まえるためには、カブトムシやクワガタを誘き寄せる仕掛けが必要です。
バナナと酒と砂糖を混ぜ合わせたものを1日程度常温で放置しクヌギやコナラに結びつけておくと、その発酵した臭いに誘われてカブトムシはきます。
仕掛けを木に結ぶ時は、木に穴を開けたり傷つけるのではなく紐で結びましょうね!
カブトムシやクワガタはいつ獲れる?
カブトムシを捕まえやすい時期は梅雨明けから8月中旬、夜や明け方に採集するのがベストです。
日中は隠れていることがよくあるそうですし、自分が発見する前に誰かに捕まえられてしまっています。
日中に活動するお子様が夜に出歩くのは危険なので、バナナの仕掛けをしておくと採集できる可能性が高まりますよ。
千葉でカブトムシやクワガタが発見されている場所
カブトムシやクワガタ採集をしている方が採集してきたとネット上であげている地名は「九十九里周辺」が多いです。
九十九里は海や山など自然が多い場所ですが、森林のほとんどが針葉樹なので山間部であれば必ずしも誰もが採れるわけではありません。
ブログに載せているだけあり自分だけの採集できる場所を知っているのでしょう。
ピンポイントでクヌギやコナラなどの木を探さなければいけないので、一般人には簡単ではないようです。
大きなくくりで言えば、千葉県北西部にたくさん採れる場所があるようですが、場所を公開してしまうとその地を荒らされてしまうので紹介はできないようです。
Google マップの航空写真で森林のような場所であれば生息している可能性がありますが、針葉樹や竹林にはいないので広葉樹がある場所や近くに果樹園があれば望はあります。
まず木の種類を調べることが大切です。
その他にも、インターネット上に情報が出回っている場所としては、「草深の森」や「船橋アンデルセン公園」があります。
口コミを見ていても「クワガタがいた」とか「カブトムシを捕まえた」と言う情報が載っているので、まずは近場からと考えている方は行ってみるのも良いでしょう。
ただ公になっているので、採集されすぎてもういないかもしれません。
手っ取り早く欲しい場合は、有料施設の「館山クワガタセンター」がおすすめ。
オオクワガタや珍しいクワガタが何百種類と揃っています。
毎年期間限定で有料にはなりますがクワガタ採集イベントがあるようです!
口コミによると何匹でも採って大丈夫のようなので、親子で来店してみてはいかがでしょうか。
初めて来場する方はクワガタの幼虫を無料でプレゼントしていることもあるそうなので興味のある人はぜひ!
カブトムシ・クワガタ採集禁止エリアに注意
公園や森林にカブトムシがいるからと言ってどこでも勝手に採集していいわけではありません。
一部の地域では昆虫採集自体が禁止されているところもあります。
例えば、船橋アンデルセン公園はOKですが船橋県民の森は採集禁止です。
松戸市の21世紀の森と広場や市川市の大町自然観察園も採集NGです。
このように採っても良い場所とだめな場所があるので事前に確認をしなければいけません。
果樹園などの他人の私有地に入るのはもってのほかですよ!
自分で生息地を見つけ出すのも採集の楽しみの一つ
ネットで調べて獲りに行くのもいいですが、自分だけしか知らない場所を見つけ出すのも採集の楽しみではないでしょうか。
自分が見つけ出した場所でカブトムシやクワガタが採れたら特別感があって嬉しいですよね。
ネット上で公開されている場所は人が集まりやすいので期待して行っても採れません。
広葉樹林を探してバナナを仕掛けてみるのはいかがでしょうか。採れた時の喜びはとても大きいと思いますよ。