死ぬまでに見たい千葉県の絶景として人気の観光スポットである江川海岸。
江川海岸には海上に無数の電柱が立つ『海中電柱』があり、その景色はまるでスタジオジブリの『千と千尋の神隠し』の世界観を感じられると人気を集めました。
また、夕暮れ時には夕日の淡い光が海中電柱と水面を照らしながら沈む様子が幻想的で一度は見たいと、わざわざ地方から観光客が来るほど人気の絶景スポットです。
私も以前から一度はそんな絶景を目に焼き付けたいと思っていたので、早速江川海岸に行ってきました!
今回は江川海岸への行き方や様子、お隣にある久津間海岸の様子をご紹介できればと思いますので、気になっている方はぜひ参考にしてください。
江川海岸への行き方(アクセス)
江川海岸は千葉県木更津市にあります。
木更津市は都心からのアクセスの良さ、国内最大級の三井アウトレットパークができたりと最近注目を集めているので、訪れたことがある人もいるのではないでしょうか?
また、今回の目的地である江川海岸は毎年3月~7月に開催されている潮干狩り場としても有名です。
都心から車で来る場合は、最短ルートである東京湾アクアラインの利用をおすすめします。
東京湾アクアラインを利用する際は、途中に日本唯一の海上パーキングエリア『海ほたる』があります。
こちらは東京湾を一望できる絶景スポットとなっておりますので、興味のある方はぜひ一度立ち寄ってみてください。
【海ほたるホームページ】
https://www.umihotaru.com/
東京湾アクアラインの料金所を通ったら、木更津金田ICで降りて約10分ほど車を走らせれば江川海岸へ到着できます。
近くなると江川海岸の看板がいくつか立っていますが、少しわかりづらいのでナビ検索することをおすすめします。
ナビで調べる場合は、『江川漁業協同組合』で検索すると分かりやすいと思います。
江川海岸へは車やバイクで行くことをおすすめします。
最寄駅である『巌根駅』から江川海岸へは公共の交通機関がなく約2キロの道のりを歩く必要がありますので、あまりおすすめできません。
日曜日の16:00頃に江川海岸の駐車場に到着しました。
やはり人気の絶景スポットということもあり、既にたくさんの県外ナンバーの車が止まっていました。
絶景スポットには駐車場から見える潮干狩場の看板を目印に少し歩いたところにありますので、早速行ってみましょう。
江川海岸の海中電柱撤去後の今の様子
実は先ほどご紹介した江川海岸の『海中電柱』は2019年9月頃に撤去されてしまいました。
そもそも海中電柱は沖合にアサリ密漁の監視所があり、その監視所に電気を送るために設置されたそうです。
この監視所は現在使われておらず、また海中電柱の老朽化も進んでおり船舶などの衝突や転覆の事故を未然に防ぐために撤去されたとのことです。
せっかく人気を集めていた絶景スポットは海中電柱が撤去された今、どのような状態になっているのか、早速見に行ってみましょう。
こちらが江川海岸の絶景スポットです。ちょうど夕日が沈む手前の絶好のタイミングで到着することができました。
淡い夕日の光が水面に反射して映し出された幻想的な景色に心が奪われました。
この日は日曜日ということもあり私以外にも多くの人が訪れていましたし、写真のように天気がよく空気が澄んでいればSNS映え間違いなしの江川海岸と富士山のコラボ撮影ができます。
来る途中の看板に書いてあった通り海中電柱の存在を確認することはできなかったのですが、この写真を見れば一目瞭然、海中電柱がなくても十分絶景を楽しむことができます。
興味のある方はぜひ一度足を運んで、その絶景を目に焼き付けてください。
久津間海岸の様子
先ほどご紹介した江川海岸に向かう途中にあった看板では、三井アウトレットモール木更津付近にある牛込海岸に海中電柱があると案内がありましたが、調べたところ江川海岸に隣接する『久津間海岸』にも海中電柱が設置されていることが分かりましたので、今回は久津間海岸に行くことにしました。
心を躍らせながら向かったのも束の間、私は久津間海岸が江川海岸に隣接していることを知らず、一旦江川海岸から離れナビで久津間海岸を検索して向かったのですが、また江川海岸付近に戻ってくる羽目になってしまいました。
久津間海岸には潮干狩りシーズン以外は駐車場がなく、江川海岸から歩いて向かう必要があるということが分かり、恥ずかしながらも再び江川海岸の駐車場に戻ることになりました。
しかし、先ほど止めていた場所にはすでに違う車が止まっていて駐車場は満車の状態になっていた為、しばらく駐車場が空くのを待つというとても無駄な時間を過ごすことになりました。
もし今後行く予定がある方は私のようにならないよう、久津間海岸は江川海岸から歩いて向かえるということを覚えておいてください。
それでは気を取り直して、江川海岸から久津間海岸へ歩いて向かってみましょう!
江川海岸から久津間海岸に向かうには、右手に見えるゴルフ場の脇にある写真の歩道を歩いていく必要があります。
約5分ほどで到着しますが、多くの雑草や枯れ木が生い茂っている足場の悪い道となっておりますので、スニーカーなど歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
久津間海岸に到着しました。
日没のタイミングに立ち会うことができましたので、多くの人がその景色を写真に収めていました。
確かに江川海岸とはまた違った空間が広がり、噂通り千と千尋の神隠しの世界観を感じることができました。
また、夕日が沈んだ瞬間は静かで落ち着いた空間の中で、日頃の疲れを癒してくれるような時間が流れます。
こちらも江川海岸と同様に、天気によっては富士山とのコラボ撮影ができますので、カメラマンなどの人気撮影スポットになっているようです。
今回は時間の関係で日が落ちてからの景色を見ることはできなかったのですが、夜になると向こう岸にある工場地帯からの光がとてもロマンチックでデートにおすすめのスポットになっています。
絶景スポットを訪れてみて
今回一番人気の夕方の時間帯に素晴らしい景色を見れたことで、非日常感を感じることができました。
前から一度は行ってみたいと思っていた絶景スポットでしたが、実際に行ってみると想像以上の景色を堪能することができ、心が満たされました。
江川海岸では肝心の海中電柱が撤去されていましたが、未だに多くの人がその景色を一目見ようと訪れていたので、死ぬまでに見たい千葉県の絶景スポットは健在しています。
海中電柱を目当てに訪れた方もお隣にある久津間海岸で見ることができますので、江川海岸と合わせて2つの幻想的な景色を楽しめると思います。
個人的にもとてもおすすめしたい絶景スポットとなっておりますので、興味のある方はぜひ江川海岸と久津間海岸に足を運んでみてくださいね。