蒸し暑い6月の夏の夜を、優しい光で照らしてくれるホタル。
年々少なくなっているホタルですが、綺麗な水があるところにしか生息しておらず、貴重な存在になっています。
市原市にはそんな貴重なホタルが見られるスポットがあることはご存知でしたか？
見られるホタルの種類は、主に
・源氏ボタル（5月下旬～6月中旬）
・平家ボタル（6月上旬～6月下旬）
の２種類なので、鑑賞する時期に注目してみてくださいね！
それでは市原市でホタルが見られる穴場スポットを紹介するとともに、まずはおすすめの時間帯をお伝えします！
ホタル鑑賞！おすすめ時間帯◎
ホタルには活動時間があり、「日没から2時間後」には活動が活発になると言われています。
また「1晩で3回」飛び回ると言われていて、
・1回目 19時半～21時ごろ
・2回目 23時ごろ
・3回目 2時ごろ
の時間帯に飛び回りますが、一番活発なのは「1回目の19時半～21時ごろ」になるので、その頃に行くのが狙い目ですね！
またさらにホタルが飛ぶのには条件があるのでそちらも併せてご紹介します。
・20度以上の湿度が高い日
・くもっていて風がない日
雨が上がった後や、雨が降る前で、蒸し暑い日がおすすめです。
なので反対に、雨が降っている日、風の強い日、冷え込む日はあまり飛ばなくなります。
ホタルの鑑賞には適さないので、当てはまったら避けて改めて予定を立てた方がいいかもしれませんね。
市原市のホタル穴場スポット①「養老渓谷」行き方は？
まずは1つ目は「養老渓谷」をご紹介します！
養老渓谷と言えば、紅葉ですよね！
そんな紅葉が有名な養老渓谷は水が綺麗で自然が豊か、ホタルたちにも住みやすい環境になっています。
上流側にホタルが生息しているそうです。
7月ごろまで鑑賞できるようなので、平家ボタルの可能性が高いですね。
養老渓谷では旅館やコテージなどが多くありますが、中にはホタルが見られるプランもあるようですよ！
旅館だけが知っている秘密の場所があったり、旅館の裏庭で見れたり、ツアーを開いてくれたり、その施設によってさまざまなので、楽しみ方が多くていいですね。
養老渓谷散策マップ（筆者は有料駐車場に車を停めた際に頂きました！）にはホタルが見られる場所が2箇所記載されているので、美しい緑を楽しみながらホタルが見れるところへハイキング、なんていうのもいいですね！
養老渓谷観光協会のホームページに養老渓谷散策マップがあったので、そちらでチェックしてみてください。
小湊鉄道で養老渓谷に行くこともできますが、特に土日祝日はダイヤが変わって19時前には五井駅に戻る電車がなくなるので要注意です！
養老渓谷周辺には駐車場（有料もあり）もありますし、車で行く方が時間を気にせずゆっくり楽しめそうです。
養老渓谷観光協会 養老渓谷駅前観光案内所の場所を記載しておきます。
| 施設名 | 養老渓谷観光協会 養老渓谷駅前観光案内所 |
| 住所 | 千葉県市原市朝生原175-1 |
| 電話番号 | 0436-96-0055 |
| 営業時間 | 9時～17時 |
| 定休日 | 毎週火曜日（祝日時営業翌平日休） 1月・2月・6月の水曜日、木曜日、年末年始 |
| 駐車場 | あり |
| 公式サイト | http://www.youroukeikoku.com/ |
市原市のホタル穴場スポット②「内田未来楽校」行き方は？
2つ目は「内田未来楽校」をご紹介します！
内田未来楽校は、今では閉校してしまった内田小学校最初の校舎で、市内に残る木造校舎の中で一番古いんだとか！
地元NPO団体の報徳の会の方々の力によって、内田未来楽校に生まれ変わったそうです。
毎週火曜、木曜、土曜日に朝市を開催しています。
他にもさまざまなイベントを開催していて、ホタルが見られるイベントは6月上旬に開催されます。（2023年は残念ながら悪天候でで中止になったそうです……）
内田未来楽校から川沿いに千葉方面へ進んでいくとホタルが生息している場所へ着くようです。
こちらで見られるのは源氏ボタルなので、もうシーズンは過ぎてしまったようです。
イベントに参加すると、ホタルの勉強もあるようなので来年はぜひ参加したいですね！
| 施設名 | NPO法人報徳の会 内田未来楽校 |
| 住所 | 千葉県市原市宿174番地８ |
| 電話番号 | 事務局長 小出さん 090-2661-5567 |
| 営業時間 | 11時から17時まで 朝市 毎週火・木・土曜日 朝8時半頃～11時半頃 開催中 他イベント（ホームページをご確認ください） |
| 駐車場 | あり |
| 公式サイト | https://uchidamirai.jimdofree.com/ |
市原市のホタル穴場スポット③「まきぞの自然公園」行き方は？
2つ目は「まきぞの自然公園」をご紹介します！
まきぞの自然公園は、ちはら台の開発以前の自然豊かな姿を残した公園です。
本緑地の南に、平家ボタルが自生している「ほたるの泉」があります。
NPO法人のふるさと生きがいづくりの方々が「ほたるの泉」を整備してくださっているそうです。
周辺には商業施設も多く、ホタルが見られるのはすごいことですね！
駐車場がないそうなので、車で行く方は注意してくださいね。
近くには商業施設も多いので、お買い物の帰りに自然と触れ合いながらゆったりホタルを観賞してもいいかもしれません。
| 施設名 | まきぞの自然公園 |
| 住所 | 千葉県市原市ちはら台南2丁目10 |
| 営業時間 | ─ |
| 駐車場 | なし |
ホタルはマナーを守って楽しく見ましょう！
ホタルを見るときはマナーを守ってください。
ホタルはか弱い生き物なので、触ったり捕まえるのはNGです！
・光はだめ！
ホタルは強い光を嫌います。車のヘッドライトは決して、懐中電灯やカメラのライトも控えましょう。
・生息エリアを汚さない
ホタルは水が綺麗なところに生息します。汚れてしまうとホタルが住めなくなるので、ゴミはきちんと持って帰って捨てましょう。
・草むらに入らない
草むらにはホタルが住んでいます。踏んでしまう可能性があるので入らないようにしましょう。
足元が悪いところもあるので気を付けてください。
・地元住民には配慮する
ホタルを観賞するのは夜なので、近隣の住民の方に迷惑にならないように、大きな声や物音を出さないようにしましょう。
・ホタルを捕まえない
ホタルの寿命は短いです。来年も見られるように連れて帰らず、自然な状態を見守りましょう。
以上のことに配慮して、楽しんでホタルを鑑賞しましょう！
足元には十分に気をつけてくださいね！
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